ホーム > 健康・医療 > 感染症・予防接種 > 予防接種 > 新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、定期予防接種を受けることができなかった方へ

新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、定期予防接種を受けることができなかった方へ

最終更新日:2023年4月1日

ここから本文です。

予防接種法の規定による定期の予防接種については、基本的には定期の予防接種の規定の接種期間に実施していただくこととなります。しかし、接種のための受診による新型コロナウイルス感染症への罹患のリスクが、予防接種を延期することによるリスクよりも高いと考えられる場合等の「特別の事情」により、規定の接種時期に定期接種ができない相当な理由があると本市が判断した場合は、定期の対象期間を過ぎても、定期予防接種として公費助成により接種していただくことができるようになりました(令和2年3月19日付け厚生労働省健康局健康課事務連絡)。
※この制度は今後、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴い、変更する場合があります。

対象となる方

神戸市に住民登録があり、接種のための受診による新型コロナウイルス感染症への罹患のリスクが、予防接種を延期することによるリスクよりも高いと考えられる場合等の「特別の事情」により、規定の接種時期に定期接種ができない相当な理由があると本市が認めた方

延長措置の期間

「特別の事情」がなくなった日から起算して、

  • 高齢者肺炎球菌予防接種の場合は1年以内の方
  • こどもの定期予防接種は2年以内の方(ただし、BCGは4歳未満、小児肺炎球菌は6歳未満、ヒブは10歳未満、四種混合は15歳未満に限る。ロタウイルスは対象外)

手続きの方法

こどもの定期予防接種を期限内に接種できなかった方

必ず接種を受ける前に、下記の申請をしてください。神戸市の審査の結果、認められた予防接種に限り、公費(無料)で接種していただくことができます。

(注)ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(子宮頸がん予防/HPVワクチン)については、本申請を受け付けていません。接種機会を逃した「平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれまでの女性」は、令和4年4月以降、公費での接種が可能となります。詳細は決まり次第、[こちら]でご案内します。

申請の流れ

1.申請書の記入

①申請書上部の必要事項は、申請者がご記入ください。

②申請書下部「接種医記入欄」(太枠内)は、接種予定の医療機関に記入をご依頼ください。

  • 医療機関において文書作成費用が発生した場合は、自己負担となります。

予防接種契約医療機関

2.郵送による申請

必要事項及び接種医記入欄が記載された申請書と、母子健康手帳の「予防接種の記録」の全てのページ(コロナワクチン接種済の方はコロナワクチン接種済証を含む)のコピーを下記まで送付ください。

【送付先】〒650-8570神戸市中央区加納町6-5-1神戸市保健所保健課予防接種担当

3.審査及び結果の通知

ご提出いただいた書類をもとに神戸市で審査のうえ、後日、結果を書面でお知らせします。認められた予防接種については、接種に必要な書類も送付しますので、お手元に届いた書類を医療機関に持参のうえ、予防接種を受けてください。

(注)審査には1か月程かかる場合があります。

高齢者肺炎球菌予防接種を期限内に接種できなかった方

事前の手続きは不要です。

令和元年度(平成31年度)の対象者(オレンジ色のハガキをお持ちの方)、令和2年度の対象者(緑色のハガキ)、令和3年度の対象者(紫色のハガキ)及び令和4年度の対象者(黄色のハガキ)は、「特別の事情」が解消され接種ができるようになりましたら、事前に契約医療機関に問い合わせ、接種日等を決めていただき、契約医療機関で「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う定期予防接種(高齢者肺炎球菌)特例実施申請書」をご記入のうえ、接種してください。

「申請書」は契約医療機関に置いてありますが、ダウンロード及び印刷が可能な方は、事前にご記入いただいたものを契約医療機関に持参していただいても構いません。

延長措置の対象となる方

この制度は、今まで23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種したことがない方を対象に、令和元年度から令和5年度までの5年間に一人1回、定期接種の機会を設けています。令和元年度、令和2年度、令和3年度、及び令和4年度の対象年齢の方は、下記の一覧表のとおりです。

(注)過去にニューモバックスNPの接種を受けたことがある方は定期接種の対象となりません(過去にプレベナー13のみを受けている方は定期予防接種の対象となります)。

令和元年度対象者一覧表
令和元年度に迎えた年齢 生年月日
65歳 昭和29年4月2日~昭和30年4月1日
70歳 昭和24年4月2日~昭和25年4月1日
75歳 昭和19年4月2日~昭和20年4月1日
80歳 昭和14年4月2日~昭和15年4月1日
85歳 昭和9年4月2日~昭和10年4月1日
90歳 昭和4年4月2日~昭和5年4月1日
95歳 大正13年4月2日~大正14年4月1日
100歳以上 大正8年4月1日以前(令和元年度に限る)

 

令和2年度対象者一覧表

令和2年度に迎えた年齢 生年月日
65歳 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日
70歳 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日
75歳 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日
80歳 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日
85歳 昭和10年4月2日~昭和11月4月1日
90歳 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日
95歳 大正14年4月2日~大正15年4月1日
100歳 大正9年4月2日~大正10年4月1日

令和3年度対象者一覧表
令和3年度に迎えた年齢 生年月日
65歳 昭和31年4月2日~昭和32年4月1日
70歳 昭和26年4月2日~昭和27年4月1日
75歳 昭和21年4月2日~昭和22年4月1日
80歳 昭和16年4月2日~昭和17年4月1日
85歳 昭和11年4月2日~昭和12年4月1日
90歳 昭和6年4月2日~昭和7年4月1日
95歳 大正15年4月2日~昭和2年4月1日
100歳 大正10年4月2日~大正11年4月1日

令和4年度対象者一覧表
令和4年度に迎えた年齢 生年月日
65歳 昭和32年4月2日~昭和33年4月1日
70歳 昭和27年4月2日~昭和28年4月1日
75歳 昭和22年4月2日~昭和23年4月1日
80歳 昭和17年4月2日~昭和18年4月1日
85歳 昭和12年4月2日~昭和13年4月1日
90歳 昭和7年4月2日~昭和8年4月1日
95歳 昭和2年4月2日~昭和3年4月1日
100歳 大正11年4月2日~大正12年4月1日

接種時の持ち物

契約医療機関に下記を直接お持ちください。

  • 本人確認書類(健康保険証等)
  • 高齢者肺炎球菌定期予防接種のお知らせ(接種券ハガキ)

紛失された方は各区役所・支所保健福祉課高齢者予防接種担当で交付します。

  • (無料対象者は)無料対象証明書類

高齢者肺炎球菌定期予防接種制度についての詳細は、高齢者肺炎球菌の予防接種についてをご覧ください。

お問い合わせ先

健康局保健所保健課