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高齢者肺炎球菌の予防接種

最終更新日:2026年4月7日

ページID:1084

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70歳以上の方を対象とした経過措置は、2025年3月31日で終了しました。

お知らせ

  • 2026年4月1日から、高齢者肺炎球菌の定期予防接種に使用するワクチンが現在の23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)から、より高い効果や持続性が期待される20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)に変更されます。ワクチンの変更に伴い、ワクチンの価格が従来よりも高くなることから、自己負担額についても変更します。
  • 2025年度中に65歳の方へ送付している「オレンジ色」の接種券ハガキが使用できるのは、2026年3月31日までです。2026年4月以降は「紫色」の接種券をご使用ください。
  • 定期接種の期間内で、23価肺炎球菌ワクチン(PPSV23)定期接種を1月上旬時点で未接種の方には、誕生日月に関わらず、2026年3月27日に「PCV20用の新しい接種券」を発送しています。
  • 1~3月に接種された方にもタイミングによりハガキが届く場合もありますが、すでに肺炎球菌の定期接種をした方は対象外です。
自己負担額の変更について
2026年3月31日まで 2026年4月1日から
4,000円 6,000円

新しいワクチンについて

20価肺炎球菌ワクチン(商品名:プレベナー20)は、23価肺炎球菌ワクチンと比較し、より高い予防効果や効果の持続性が期待されています

ワクチンの違い
  23価ワクチン
(2026年3月31日まで)
20価ワクチン
(2026年4月1日から)
種類 不活化ワクチン
(ポリサッカライドワクチン)
不活化ワクチン
(結合型ワクチン)
接種部位 皮下または筋肉内 筋肉内
接種量 0.5mL 0.5mL
対応する
肺炎球菌の血清型※1
23種類 20種類
予防効果 侵襲性肺炎球菌感染症の予防効果が確認されていますが、効果が徐々に低下します。 同じ結合型のPCV13と同等以上の免疫が得られており、より持続的な効果が期待できるとされています。
副反応

注射部位の痛み(疼痛)(72.3%)
注射部位の赤み(発赤)(26.2%)、注射部位の腫れ(腫脹)(23.1%)
頭痛(6.2%)、腋窩痛(4.6%)、注射部位の痒み(掻痒感)(3.1%)
けいれん、血小板減少性紫斑病、ショック、アナフィラキシー(頻度不明)

注射部位の痛み(疼痛)(59.6%)、筋肉痛(38.2%)、疲労(30.3%)
頭痛(21.7%)関節痛(11.6%)
赤み・腫れ(紅斑・腫脹)
けいれん、血小板減少性紫斑病、ショック、アナフィラキシー(頻度不明)

※1)国内データでは、両ワクチンとも実際に流行している型のカバー率はほぼ同等と報告されています。

対象者

接種日時点で神戸市民で、以下のいずれかに該当する方

  • 65歳の方
  • 60~64歳で一部の内部障害を有する方(手帳1級相当)(※)
    ※心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方(身体障害者手帳1級に相当する方)➡詳細は「障害の程度」(PDF:526KB)を参照
    予防接種券の発行申請が必要です。

注)原則、過去に肺炎球菌ワクチンを接種された方は定期接種の対象外です。ワクチンの効果や既往歴等などから医師が必要と判断した場合は、定期接種の対象となることもあります。接種をご希望の方は、事前に接種医とご相談ください。

接種券の送付時期

  • 接種券ハガキを65歳の誕生月の月末に発送します。
  • 対象年齢に達しても届かない場合や、60~64歳で一部の内部障害を有する対象者は、予防接種券の発行申請をしてください。

接種期間

65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで

接種回数

1回

自己負担額

6,000円
(2026年3月31日までに接種した場合、4,000円)

 自己負担額が無料となる方

以下の1~4いずれかに該当する方

  1. 生活保護世帯
  2. 市民税非課税世帯
  3. 中国残留邦人等支援給付制度受給者
※1~3のいずれかに該当する方は、接種時に「無料対象となる場合の証明書類」を医療機関にご提示ください。
※2の該当者のうち「無料対象となる場合の証明書類」をお持ちでない方は、無料対象確認証をご申請ください。

接種を受けられる医療機関

※接種可能な日時は医療機関で異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
※神戸市外で接種する場合は、接種前に別途手続きが必要です。手続き方法は、「市外の医療機関等での予防接種の受け方」をご確認ください。なお、事前の手続きを行わずに神戸市外で接種した場合は、接種料金の補助はありませんので、あらかじめご了承ください。

神戸市内での接種方法

一般の方

  1. 神戸市と契約している医療機関で予約をしてください。
  2. 予診票は医療機関にあります。接種前に「高齢者肺炎球菌定期予防接種を受ける前にお読みください(PDF:1,321KB)」をご確認のうえ、予診票を記入し、予防接種を受けてください。
  3. 自己負担額6,000円を窓口でお支払いください。

無料となる対象の方

  1. 無料となる証明書類の確認をし、接種前にお手元に準備してください。※無料対象となる場合の証明書類をお持ちでない方は、無料対象確認証をご申請ください。
  2. 神戸市と契約している医療機関で予約をしてください。
  3. 接種前に医療機関へ「無料となる証明書類」を提示してください。※自己負担額をお支払い後に、証明書類を提示されても原則返金できません。
  4. 予診票は医療機関にあります。接種前に「高齢者肺炎球菌定期予防接種を受ける前にお読みください(PDF:1,321KB)」をご確認のうえ、予診票を記入し、予防接種を受けてください。
  5. 無料となる対象の方は、窓口での自己負担はありません。

持ち物

  • 接種券ハガキ(紫色・65歳の誕生月の月末に送付)※転入・紛失等により接種券ハガキの発行が必要な方は、事前に発行の手続きをしてください。
  • 氏名・住所・生年月日がわかる本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、資格確認書など)
  • (無料となる対象の方のみ)無料となる場合の証明書類
  • (60~64歳で障害の要件に該当する方のみ)身体障害者手帳 ※申請中等で所持されていない場合は、保健課へご相談ください(078-322-6788)

神戸市外での接種方法

接種券ハガキの発行・再発行

接種履歴の照会

長期療養のため接種できなかった方

ワクチンの効果と副反応

肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、咳やくしゃみなどを通じて飛沫感染します。日本人の約5~10%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が増殖し、下気道や血流中へ侵入することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

ワクチンの効果

  • 肺炎球菌には、100種類以上の血清型があり、定期接種で使用される沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)は、そのうち20種類の血清型を対象としたワクチンであり、この20種類の血清型は、成人侵襲性肺炎球菌感染症(※)の原因の約50~60%を占めるという研究結果があります。
  • 沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)は、血清型に依らない侵襲性肺炎球菌感染症全体の30~40%程度を予防する効果があるという研究結果があります。

※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

  • また、定期接種で使用される「沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)」は、血清型に依らない侵襲性肺炎球菌感染症の30~40%程度を予防する効果があるという研究結果があります。

ワクチンの副反応

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシー、痙攣(熱性痙攣含む)、血小板減少性紫斑病がみられることがあります。
接種をご希望される方は、かかりつけの医療機関・医師とよくご相談をしたうえで接種を受けてください。
また、接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐ医師にご相談ください。

報告頻度 10%以上 ※ 1~10% ※ 1%未満 ※ 頻度不明
皮膚     発疹、そう痒症、多汗症、脂肪腫 血管性浮腫、多形紅斑、蕁麻疹、蕁麻疹様発疹
呼吸器     咳嗽、鼻咽頭炎 呼吸困難、気管支痙攣
局所症状
(注射部位)
疼痛・圧痛
(59.6%)
紅斑、腫脹 そう痒感、血腫、熱感、蕁麻疹 皮膚炎、硬結、上腕の可動性の低下
胃腸障害     胃炎、下痢、腹部不快感 食欲減退、嘔吐、悪心
血管及びリンパ系障害       注射部位に限局したリンパ節症
筋・骨格系 筋肉痛(38.2%)
関節痛(11.6%)
  筋浮腫、筋骨格硬直 筋肉痛増悪、関節痛増悪
精神神経系 頭痛(21.7%)   不安、味覚不全 中期不眠症、易刺激性、慶民状態、睡眠増加、不安定睡眠、不眠
循環器     動悸  
過敏性反応       顔面浮腫、呼吸困難、気管支痙攣
その他 疲労(30.3%)   悪寒、腫脹、発熱、異常感、疼痛  

※)発言頻度は国内又は海外で実施した臨床試験の結果を合算して集計。 参考)厚生労働省HP

よくある質問と回答

高齢者肺炎球菌の予防接種はどこで受けられますか?

接種方法は、以下の2種類があります。

  1. 医療機関で接種する
    ご自身のかかりつけ医で接種が可能かどうかをご確認ください。
    かかりつけ医で接種を実施していない場合は、接種を受けられる医療機関で受けられます。

  2. 入所施設で接種する
    ご自身が入所している施設で接種ができる場合があります。入所施設にお問い合わせください。

肺炎球菌のワクチンは5年ごとに接種について費用の一部補助が受けられるのですか?

このワクチンは65歳の方が対象の制度ですので、5年ごとに案内することはありません。
過去に肺炎球菌ワクチンを接種した方は、原則、定期予防接種の対象外です。過去に自費で接種歴がある場合、ワクチンの効果や既往歴等を踏まえて医師が必要と判断した場合は定期接種の対象となります。そのため、申請される前に、医師に接種が必要かどうかご相談ください。定期接種の対象となるのは生涯1度きりです。

65歳になりますが、5年後の70歳に接種を受けたいので、また案内してもらえますか?

70歳以上の方の接種の案内はありません。

過去に肺炎になったり、肺炎球菌感染症にかかったりしたことがあるのですが、定期接種の対象者になりますか?

肺炎の原因は様々な原因でおこり、また肺炎球菌には多くの血清型がありますので、過去に肺炎や肺炎球菌感染症にかかっていても、定期接種の対象になります。

2026年4月から定期接種で用いるワクチンが変わりましたが、定期接種の対象者や接種スケジュールに変更はありますか?

2026年4月から沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)が新たに定期接種で用いるワクチンになりましたが、高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種の対象者に変更はありません。
また、いずれも1回接種ですが、接種方法が異なっていますのでご注意ください。

2026年4月1日からなぜ、定期接種で用いる23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)から沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)に変更したのですか?

23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン(PPSV23)沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)はいずれも肺炎球菌に対するワクチンですが、ワクチン接種後の免疫を得る機序が異なっているため、ワクチンに含まれる血清型において、PCVの方がPPSVよりも高い有効性が期待でき、2024年時点で成人の侵襲性肺炎球菌感染症(※)の原因となる肺炎球菌の血清型のうち、各ワクチンに含まれる血清型の割合も概ね同等程度でした。
また、安全性についてはともに特段の懸念はありません。こうした科学的知見を踏まえた審議会の議論を経て、定期接種で用いるワクチンが変更となりました。
※侵襲性感染症とは、本来は菌が存在しない血液、髄液、関節液などから菌が検出される感染症のことをいいます。

高齢者肺炎球菌の予防接種を無料で受けるには何が必要ですか?

接種券ハガキが届いた方で、無料で接種できる方は生活保護世帯・市民税非課税世帯に属する方、特定中国残留邦人等支援給付制度受給者の方です。
接種券ハガキ、氏名・生年月日・住所のわかる本人確認書類、無料対象の証明となる書類を接種を希望する医療機関へお持ちください。

無料対象の証明となる書類をお持ちでない場合は、事前に「無料対象確認証」をご申請ください。お申し込みから無料対象確認証がお手元に届くまで2週間ほどかかります。あらかじめご了承ください。

接種券ハガキを紛失しました。再交付できますか?

再発行可能です。申請方法について、詳しくは「高齢者の予防接種券の発行」をご確認ください。

肺炎球菌ワクチンの接種対象年齢において、病気にかかって長く療養していたために、接種を受けられずに対象年齢が終わってしまった場合、どうすればいいですか?

接種対象年齢において、長期に渡り療養を必要とする病気にかかっていたために、定期接種を受けることができなかったと認められた場合、長期療養特例として定期接種を受けることができます(この場合、接種可能となった日から1年以内に接種を受ける必要があります)。特例に該当するか否かについては、医学的な判断が必要です。短期間の感染症罹患等は対象になりません。申請受付から結果の通知までに1か月程度かかりますので、余裕をもって申請してください。

お問い合わせ先

  • シニア予防接種コールセンター
    【電話番号】078-777-4349(FAX:078-291-5953)
    【対応時間】平日 8時45分~17時30分 ※土日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は除く

※耳や言葉の不自由な方の相談はFAX(総合コールセンター:078-333-3314)または下記お問い合わせフォームからお願いします。
(FAXやお問い合わせフォームでの申請は受付けておりません)

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健康局保健所保健課 

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