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高齢者肺炎球菌の予防接種

最終更新日:2024年3月1日

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肺炎球菌感染症とは

肺炎球菌は高齢者の約3~5%の方が体内に持っているといわれており、唾液などを通して飛沫感染し、高齢者では気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。

肺炎球菌には多くの型(タイプ)があり、定期接種で使用される23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)は、そのうち、重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割に当たる型(タイプ)に対応しています。

接種は義務ではありません。自らの意思で接種を希望している方が対象です。接種するかどうかはかかりつけ医とご相談ください。

対象者

2024年度(予定)

  • 高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種は2014年10月1日より定期予防接種となりました。
  • 2024年度からは、経過措置が終了する予定です。
このワクチンは65歳の方が対象の制度ですが、制度開始時(2014年度)に65歳を過ぎている方の接種機会を確保するため、経過措置として対象年度に70・75・80・85・90・95・100歳を迎える方にも接種費用を一部補助しています。
2023年度をもって経過措置が終了し、2024年度からは65歳の方のみが対象となります。
2023年度の対象で紺色の接種券ハガキをお持ちの65歳の方も、2024年4月からは65歳の方が対象となることから66歳の誕生日の前日までは対象となる予定です。

2023年度

下記①及び②のいずれにも該当する方で、③または④に該当する方

①接種日時点で神戸市に住民登録がある
②初めて23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種する

③2023年4月2日~2024年4月1日に65、70、75、80、85、90、95、100歳の誕生日を迎える方(誕生日の前でも接種期間中であれば接種できます)

2023年度対象者一覧表

年齢 生年月日
65歳 1958年4月2日~1959年4月1日
70歳 1953年4月2日~1954年4月1日
75歳 1948年4月2日~1949年4月1日
80歳 1943年4月2日~1944年4月1日
85歳 1938年4月2日~1939年4月1日
90歳 1933年4月2日~1934年4月1日
95歳 1928年4月2日~1929年4月1日
100歳 1923年4月2日~1924年4月1日

④接種日現在満60歳から64歳の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障害者手帳1級を有する方および1級相当の障害を有する方)(60歳の誕生日の前日から接種できます)

過去に1度でも23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)を接種したことがある方(自己負担で接種した場合も含む)は定期接種の対象となりません。
過去にプレベナー13のみを受けている方は定期予防接種の対象となります。
※①②③に該当する方には個別に接種券ハガキを送付していますが、以前にこの助成制度を利用して接種をしたことがある方は対象外となり、今回の接種券ハガキの送付はありません。
※神戸市外に住民登録のある方は、住民登録のある自治体にお問い合わせください。
※高齢者肺炎球菌予防接種については、65歳の方を対象に2014年10月より定期接種化されましたが、2014年10月時点で66歳以上だった方の接種機会を確保するため、経過措置として2014年度から2018年度の間、各年度65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳を迎える方を対象(2014年度のみ100歳以上の方も対象)に実施してまいりました。
この度、平成31年3月20日付けで予防接種法施行令の一部が改正され、接種率向上のため、2019年度から2023年度の間においても、各年度で65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳を迎える方を対象(2019年度のみ100歳以上の方も対象)に実施することとなりました。

接種期間

2023年4月1日(土曜)~2024年3月31日(日曜)

接種回数

1回(初回のみ)

※5年以内に23価肺炎球菌ワクチンの再接種を行うと、注射部位の痛みなどが強く出る恐れがあります。再接種を希望される場合は、その必要性を医師と相談の上、1回目の接種から5年以上の間隔をあけて接種をしてください。

接種料金

自己負担4,000円(公費助成を適用後の料金)
以下①~④いずれかの方は無料(接種費用を全額市が負担)
①生活保護世帯
②市民税非課税世帯
③神戸市発行の「公害医療手帳」をお持ちの方
④中国残留邦人等支援給付制度受給者の方

※6月1日時点で市民税非課税世帯と確認できた方には、6~7月頃に無料対象者専用接種券ハガキを送付しました。
※一般対象者用接種券ハガキが届いた方の中でも無料で接種できる場合がありますので、下記「無料対象となる場合の証明書類」をご確認ください。
※定期接種の対象者以外の方が接種を受けられる場合は任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。

無料対象となる場合の証明書類

証明書類を紛失した・まだ届いていない場合

接種券ハガキの交付(紛失した方の再交付、転入・一部内部障害の方の交付)

下記①~③のいずれかの方法で申込をお願いします。
①は即日交付、②、③は申込受付後、約2週間程度(土日祝日、年末年始を除く)で申込者の住民登録住所へ郵送します。

※満60歳から64歳(接種日現在)で「対象者」の④に該当する方で、身体障害者手帳をお持ちでない方は、申込の際に医療機関発行の「障害の程度にかかる意見書」も必要となりますので、医療機関にご相談ください。
①住民登録のある各区役所、支所保健福祉課高齢者予防接種担当窓口 下記のとおり、氏名・住所・生年月日が確認できるものを持参してください。
<本人確認書類>
マイナンバーカード、運転免許証、身体障害者手帳、健康保険証、介護保険証、特別永住者証明書(外国人登録証明書)、年金手帳等
※一点で氏名・住所・生年月日が確認できない場合は、複数の書類の組み合わせ可。
※代理人が来所する場合は、本人分と代理人分の両方が必要。
  • 満60歳から64歳(接種日現在)で「対象者」の④に該当する方で、身体障害者手帳をお持ちの方は持参してください。
  • 電話でも申込できますが、即日交付はできません。
②電子 申請フォーム(外部リンク)
  • 対象者の特定ができない場合、接種券ハガキを交付することはできません。
③郵送 高齢者肺炎球菌接種券ハガキ交付申込書(WORD:49KB)を漏れなく記入し、下記送付先に郵送してください。
<送付先>
〒650-8570
神戸市中央区加納町6-5-1
神戸市保健所保健課予防接種担当「高齢者肺炎球菌接種券ハガキ担当」行
  • 申込書がダウンロードできない場合は、氏名・生年月日・住所・連絡先・接種歴を記入し、郵送してください(様式は問いません)。
  • 代理申込の場合は上記内容に加え、代理人の氏名・代理人の連絡先・本人との続柄も記入してください。
  • 対象者の特定ができない場合、接種券ハガキを交付することはできません。

接種方法

神戸市が定める医療機関にお問い合わせの上、接種日等を決めてください。

  • まずは、かかりつけ医にご相談ください。
【接種の際に持参するもの】
  • 神戸市よりお送りする接種券ハガキ(6~7月送付)
  • 住所・氏名・年齢を確認できるもの(健康保険証、運転免許証等)
※一般対象者用接種券ハガキが届いた方の中にも無料で接種できる場合がありますので、「無料対象となる場合の証明書類」をご確認ください。

接種を受けられる医療機関

予防接種を受けることができる医療機関は、高齢者肺炎球菌防接種を受けられる医療機関で確認いただけます。
医療機関の都合により接種を実施していない場合もあります。必ず事前に、直接、医療機関にお電話で確認してください。

※神戸市外の医療機関にて接種
原則として、神戸市内の契約医療機関での接種となりますが、やむを得ない事情により市外で接種を受ける場合には事前手続きが必要です。

市外で接種を受ける方の手続き

定期予防接種をやむを得ない事情により”神戸市外の医療機関”で接種する場合には、事前に手続きを行い、神戸市が発行する「実施依頼書」「予防接種に関する連絡書」等を医療機関又は市区町村等へ提出することで、予防接種を受けることができます。

接種費用は、医療機関で自己負担なく受けられる場合と、いったん全額自己負担となり予防接種を受けた後に、予防接種ごとに神戸市が定める金額を上限に払い戻し手続きが必要な場合があり、医療機関によって異なります。「実施依頼書」等なしに予防接種を接種した場合は、費用助成を受けることができませんのでご注意ください。

なお、明石市内の契約医療機関での接種では、神戸市内の契約医療機関での接種と同様に、接種券ハガキを使用することができますので、事前に医療機関へ予約していただく際、神戸市と契約がある医療機関かどうかを確認し、契約があれば事前の手続きは不要です(契約がない場合は、手続きが必要です)。

参考)「実施依頼書」「予防接種に関する連絡書」とは、万が一定期予防接種により引き起こされた副反応により健康被害が生じた場合、神戸市が救済措置を行うことを明確にしたものであり、神戸市民が市外で接種する場合は原則必要となります。

接種前の手続きについて

【手続きにおける注意事項】

  • 必ず接種を受ける前に申請してください。事後申請の受付はできません。
  • 書類の発行には、申請書を受付後、2週間程かかります。郵送の時間もご考慮いただき、余裕をもって申請してください。
  • 実施依頼書等の発行期限は、発行から6か月ですので、申請できる予防接種は、今後5か月以内に接種する予定のものとなります。5か月以上先の予防接種は後日申請してください。

1.接種に必要な事項を確認

接種を希望する医療機関に、実施依頼書等があれば、接種可能かどうかお問い合わせください。

2.「実施依頼書」等の発行申請

1)電子申請する場合
2)郵送で申請する場合

神戸市高齢者予防接種実施依頼書等交付申請書のご案内(PDF:632KB)
記入例(PDF:395KB)
※申請書がプリントアウトできない場合は、自由様式に申請書の内容を漏れなく記入してください。
※申請書は各区役所・支所保健福祉課高齢者予防接種担当窓口にも置いてあります。

個人申し込み用
「神戸市高齢者予防接種実施依頼書等交付申請書」(あ号様式)用紙印刷(PDF:360KB)
複数名申し込み用(5、10、20名用)
同じ医療機関で接種する方が2名以上おられる場合については、こちらをご使用ください。
「神戸市高齢者予防接種実施依頼書等交付申請書【複数名用】」(い号様式)用紙印刷(EXCEL:55KB)

申請に必要な書類一覧
郵送前に以下2点が封入できているかご確認ください。
 
  • 神戸市高齢者肺炎球菌予防接種実施依頼書等交付申請書
  • 保健所からの書類を送付する際の、ご希望の送付先を記入した返信用封筒(長形3号/複数名分の申込みの場合は角形2号以上)
切手の貼付は不要です。
申請書の【送付先住所記入欄】に記入していただいている場合は、返信用封筒は不要です。
送付先
 

〒650-8526

  • 神戸市中央区伊藤町111神戸商工中金ビル4階
    神戸市行政事務センター「予防接種担当」行
  • 注)封筒表面に「高齢者予防接種実施依頼書等交付申請書在中」と記入してください。

接種時・接種後の手続きについて

市外で神戸市と契約のない医療機関での接種の場合

医療機関等に神戸市が発行する「実施依頼書」等を「接種方法」の【接種の際に持参するもの】とともに持参し、接種してください。
接種費用が発生する場合は、原則自己負担となりますが、かかった費用は、神戸市が定める金額を上限として、払い戻し手続き(還付請求)により助成を受けることができます。上限を超えた差額分は自己負担となりますのでご了承ください。なお、還付請求を受ける場合の請求期限は、接種から1か月以内(ただし、2024年3月接種分の請求期限は2024年4月10日まで)です。
(詳細は「実施依頼書」と共にお送りする書類にてご確認ください。)

【還付請求に必要な書類】

  1. 高齢者定期予防接種料金還付請求書(「実施依頼書」とともにお送りします)
  2. 医療機関発行の領収書(原本)
  3. 予防接種済証のコピー
  4. 高齢者肺炎球菌定期予防接種のお知らせ(接種券ハガキ)4面
  5. 振込先口座名義・口座番号記載ページの写し
  6. 84円切手を貼付した返信用封筒(接種料助成決定通知送付用)
  7. <一般対象者用接種券ハガキが届いた無料対象者の方のみ>無料となる証明書類の写し(「無料対象となる場合の証明書類」をご確認ください)

注)無料で接種した場合は還付請求できません。
注)有料で接種した場合は、「高齢者定期予防接種料金還付請求書」に必要事項を記入し、他の書類とともに、接種後1ヶ月以内(ただし、3月接種分は4月10日まで)に還付請求してください。
)「実施依頼書」なしに、神戸市と契約のない医療機関で接種した場合は、還付請求による助成を受けることができませんのでご注意ください。

市外で神戸市と契約のある医療機関(兵庫県広域事業)での接種の場合(明石市の契約医療機関を除く)

医療機関等に神戸市が発行する「予防接種に関する連絡書」等を「接種方法」の【接種の際に持参するもの】とともに持参し、接種してください。費用負担は、自己負担部分のみの負担(無料対象者は無料)で接種ができ、接種後の手続は不要です。
(詳細は「予防接種に関する連絡書」と共にお送りする書類にてご確認ください。)

接種券ハガキの一斉送付(6~7月頃)前に接種を希望される方

下記①~③のいずれかの方法で申込をお願いします。
①は即日交付、②、③は申込受付後、約2週間程度(土日祝日、年末年始を除く)で申込者の住民登録住所へ郵送します。

※満60歳から64歳(接種日現在)で「対象者」の④に該当する方で、身体障害者手帳をお持ちでない方は、申込の際に医療機関発行の「障害の程度にかかる意見書」も必要となりますので、医療機関にご相談ください。
①住民登録のある各区役所、支所保健福祉課高齢者予防接種担当窓口 下記のとおり、氏名・住所・生年月日が確認できるものを持参してください。
<本人確認書類>
マイナンバーカード、運転免許証、身体障害者手帳、健康保険証、介護保険証、特別永住者証明書(外国人登録証明書)、年金手帳等
※一点で氏名・住所・生年月日が確認できない場合は、複数の書類の組み合わせ可。
※代理人が来所する場合は、本人分と代理人分の両方が必要。
  • 満60歳から64歳(接種日現在)で「対象者」の④に該当する方で、身体障害者手帳をお持ちの方は持参してください。
  • 電話でも申込できますが、即日交付はできません。
②電子 申請フォーム(外部リンク)
  • 対象者の特定ができない場合、接種券ハガキを交付することはできません。
③郵送 高齢者肺炎球菌接種券ハガキ交付申込書(WORD:49KB)を漏れなく記入し、下記送付先に郵送してください。
<送付先>
〒650-8570
神戸市中央区加納町6-5-1
神戸市保健所保健課予防接種担当「高齢者肺炎球菌接種券ハガキ担当」行
  • 申込書がダウンロードできない場合は、氏名・生年月日・住所・連絡先・接種歴を記入し、郵送してください(様式は問いません)。
  • 代理申込の場合は上記内容に加え、代理人の氏名・代理人の連絡先・本人との続柄も記入してください。
  • 対象者の特定ができない場合、接種券ハガキを交付することはできません。

新型コロナワクチンを受ける場合

新型コロナワクチン(ファイザー株式会社、モデルナ社、アストラゼネカ社及びノババックス社製)については、接種する前後は原則として13日以上の間隔をおくこと(2週間後の同じ曜日から接種可)とされています。
また、新型コロナワクチンと同時接種はできません。

副反応

肺炎球菌ワクチンの接種後にみられる主な副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。また、他の病気が偶然重なって現れることもあります。
重大な副反応として、まれにアナフィラキシーショック(じんましん、呼吸困難等)、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が現れることもあります。
接種をご希望される方は、かかりつけの医療機関・医師とよくご相談をしたうえで接種を受けてください。
また、接種後に気になる症状や体調の変化があらわれたら、すぐ医師にご相談ください。

接種履歴の照会

予防接種済証の紛失等により、接種履歴がわからない方は、下記のいずれかの方法により申請していただけます。
申請受付後、2週間程度で、接種を受けた人の住民登録のある住所に、接種を受けた人宛てに郵送します。
注)接種券ハガキが届いた方は、神戸市に定期接種としての接種履歴のない方です。
注)神戸市で費用助成を行っていない任意での予防接種を受けた方の接種記録は、神戸市では保管しておりませんので、かかりつけ医など接種した可能性のある医療機関へ接種履歴を直接お問い合わせください。

照会内容

23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)の接種年月日

申請できる人

・今年度に65歳以上となる方
・満60歳から64歳の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障害者手帳1級を有する方)

申請の方法

1.電子で申請する

【申請フォーム】から申請してください。

2.郵送で申請する

高齢者肺炎球菌定期予防接種履歴照会申請書(PDF:154KB)を漏れなく記入し、神戸市保健所保健課に郵送してください。
※申請書をダウンロードできない場合は、氏名・生年月日・住所・連絡先・申請理由等を記入し送付してください(様式は問いません)。

〒650-8570
神戸市中央区加納町6-5-1
神戸市保健所保健課「予防接種担当」行

長期療養により定期予防接種を受けることができなかった方

長期にわたる療養を必要とする病気にかかっていたことなど、特別の事情があって、定期予防接種の対象期間内に肺炎球菌予防接種を受けることができなかった方は、特段の事情がなくなってから1年の間は定期予防接種として接種を受けることが出来る場合があります。詳しくはお問い合わせください。

※新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、定期接種の対象期間に予防接種を受けることができなかった場合については下記をご確認ください。この制度は今後、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴い、変更する場合があります。
新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、定期予防接種を受けることができなかった方へ

よくある質問と回答

高齢者肺炎球菌の予防接種はどこで受けられますか?

接種方法は、以下の2種類があります。

1.医療機関で接種する

ご自身のかかりつけ医で接種が可能かどうかをご確認ください。
かかりつけ医で接種を実施していない場合は、接種を受けられる医療機関で受けられます。

2.入所施設で接種する

ご自身が入所している施設で接種ができる場合があります。入所施設にお問い合わせください。

肺炎球菌のワクチンは5年ごとに接種について費用の一部補助が受けられるのですか?

費用助成を受けられる方は23価肺炎球菌ワクチンを初めて接種される方です。(1回目の接種のみ)
公費・自費に関わらず、過去に接種された方は費用補助の対象となりません。

このワクチンは65歳の方が対象の制度ですが、制度開始時(2014年度)に65歳を過ぎている方の接種機会を確保するため経過措置として対象年度に70・75・80・85・90・95・100歳を迎える方も初めての接種に限定して接種費用を補助しています。よって、送付した接種券ハガキを用いて接種された方には再度案内することはありません。

なお、13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)(2014年6月20日より65歳以上の人への接種が可能となったワクチン)という商品名のワクチンのみ接種したことがある方は定期接種の対象となり、助成を受けることができます。

1回接種すれば、再接種の必要はありませんか?

肺炎球菌ワクチンの効果について明確な持続期間は確立されていませんが、専門家による見解において、初回接種から5年以上経過した場合は再接種の対象とされています。ワクチンの接種回数については、特に規定はありませんので、再接種により得られる利益と、注射部位の副反応のリスクについて接種医に相談のうえ、接種をするかどうかご判断ください。2回目以降の接種は全額自己負担となります。

過去に接種した場合は、助成を受けることができないのはなぜですか?

23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)は、5年以内に再接種した場合、注射部位の痛みや腫れなどが強く出ることが懸念されるため、多くの方が接種する定期予防接種として、安全性が十分に確認されている「初めて接種される方」が対象となりました。

ただし、過去に接種されたワクチンが「13価肺炎球菌ワクチン(プレベナー13)」である場合は、「23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」の公費助成を受けることができます。

どうしてこの年齢だけが対象なのですか?

「65歳の方(接種を受ける年度に誕生日を迎える方)」を定期接種対象と規定されています。ただし、制度開始時に65歳を過ぎている方の接種機会を確保するため、2023度までの期間限定で2023年度に70・75・80・85・90・95・100歳を迎える方も同様に接種費用の一部助成が行われることとなり、接種券はがきの送付をもって接種のご案内を行いました。
【過去に接種のご案内を送付した対象者】

1919・1924・1929・1934・1939・1944・1949・1954年度生まれの方

→2014年度・2019年度に送付
1920・1925・1930・1935・1940・1945・1950・1955年度生まれの方
→2015年度・2020年度に送付
1921・1926・1931・1936・1941・1946・1951・1956年度生まれの方
→2016年度・2021年度に送付
1922・1927・1932・1937・1942・1947・1952・1957年度生まれの方
→2017年度・2022年度に送付
1923・1928・1933・1938・1943・1948・1953・1958年度生まれの方
→2018年度・2023年度に送付
また、60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害(身体障害者手帳1級相当)を有する方も対象となります。

今年度65歳になりますが、5年後の70歳に接種したいので、また案内してもらえますか?

70歳以上の方の接種の案内は今回をもって終了する予定です。

高齢者肺炎球菌の予防接種に費用はかかりますか?

定期接種の対象者は自己負担4,000円(接種料金のうち神戸市が助成を行った後の金額です)で接種できます。

ただし、上記のうち生活保護世帯・市民税非課税世帯に属する方、神戸市の公害被認定者、中国残留邦人等支援給付制度受給者は無料で接種できます。詳しくは、接種料金をご確認ください。

高齢者です。高齢者肺炎球菌の予防接種を無料で受けることはできますか?

無料で接種ができる方は以下①~④のすべてに該当する方です。
①接種日時点で神戸市に住民登録がある
②23価肺炎球菌予防接種(ニューモバックスNP)を初めて接種する
③65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる年度の方または、接種日現在満60~64歳の心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害による身体障害者手帳1級または同程度以上の障害を有する方
④市民税非課税世帯または生活保護受給世帯または神戸市の公害被認定者または中国残留邦人等支援給付対象者

6月1日時点で無料対象者(介護保険料段階が1~3段階の方)と把握できた方には、6~7月頃に一斉でお送りする接種券ハガキに「無料で接種」できる旨記載しています。
一般対象者用接種券ハガキが届いた方で無料対象の方は「高齢者肺炎球菌の予防接種を無料で受けるには何が必要ですか?」を参照してください。

高齢者肺炎球菌の予防接種を無料で受けるには何が必要ですか?

6月1日時点で無料対象者(介護保険料段階が1~3段階の方)と把握できた方には、6~7月頃に一斉でお送りする接種券ハガキに「無料で接種」できる旨記載していますので、この接種券ハガキと氏名・生年月日・住所のわかる本人確認書類を接種を希望する医療機関にお持ちください。

一般対象者用接種券ハガキが届いた方で、無料で接種できる方は生活保護世帯・市民税非課税世帯に属する方、神戸市の公害被認定者、中国残留邦人等支援給付制度受給者の方です。接種券ハガキ、氏名・生年月日・住所のわかる本人確認書類、無料対象の証明となる書類を接種を希望する医療機関へお持ちください。
無料対象となる場合の証明書類
無料対象の証明となる書類をお持ちでない場合は、事前に「無料対象確認証」の交付を申請してください。お申し込みから無料対象確認証がお手元に届くまで2週間ほどかかります。あらかじめご了承ください。
無料対象確認証の申請(証明書類を紛失した場合)

新型コロナウイルスワクチンを接種したのですが、何日あける必要がありますか?

新型コロナウイルスワクチンを接種する場合は、互いに片方のワクチンを受けてから13日以上の間隔(2週間後の同じ曜日から接種可)をおいて接種してください。
また、新型コロナウイルスワクチンと同時に接種できません。

接種券ハガキを紛失しました。再交付できますか?

再発行可能ですので、下記①~④の方法で接種券ハガキの再交付を申請してください。
①は即日交付、②~④は申請受付後、2週間程度(土日祝日、年末年始を除く)で申込者の住民登録住所へ郵送します。
①来所で申し込む
②電話で申し込む
③電子で申し込む
④郵送で申し込む
詳しくは接種券ハガキを紛失した方の再交付をご確認ください。

さらに詳しくは、以下のFAQからご確認ください。
耳や言葉の不自由な方の相談はFAXまたは下記お問い合わせフォームからお願いします。
(FAXやお問い合わせフォームでの申請は受付けておりません)
総合コールセンター
FAX:078-333-3314

お問い合わせ先

健康局保健所保健課