最終更新日:2023年4月5日
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神戸市では、平成31年4月1日から令和2年7月31日までに生まれたお子様が3歳になるまでの間に、「ロタウイルスワクチン・おたふくかぜワクチン」のいずれかの接種費用助成を行います。1回あたり2,000円、1人2回まで助成します。
平成31年4月1日から令和2年7月31日に生まれたお子様のご家庭に出生届出後1ヶ月半ごろまでにご案内する「予防接種番号通知書」に「ロタウイルス・おたふくかぜ共通で使用できる助成券(2回分)」を同封してお届けします。
接種をご希望の際は、あらかじめ予防接種契約医療機関に接種日時などをご相談ください。接種当日は助成券と母子健康手帳を持参し、接種を受けてください。
ロタウイルス胃腸炎 | ロタウイルス胃腸炎は、冬から春先にかけて流行し、およそ生後6ヶ月から2歳の乳幼児を中心に発症し、5歳までにはほとんどの子どもが感染するといわれています。 潜伏期間は1から3日で、急激な嘔吐と下痢(白色様水様便)、発熱などの症状が1週間前後続きます。嘔吐・下痢に伴う脱水やけいれん、腎不全、脳症などの合併症を起こすこともありますので、注意が必要です。 |
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おたふくかぜ (流行性耳下腺炎) |
おたふくかぜは、ムンプスウイルスの飛沫・接触感染によって起こります。耳下腺に腫れや痛みなどを起こす感染症です。潜伏期間は約2週間から3週間です。 合併症として最も多いのは無菌性髄膜炎で、頻度は1~10%とされます。難聴は約1,000人に1人くらいの頻度との報告がされています。まれに脳炎、膵炎などを起こすことがあります。 |
平成31年4月1日から令和2年7月31日に生まれた人
※接種日時点で神戸市に住民登録のある人に限ります。
1回の接種につき、2,000円を合計2回まで助成
(注1)神戸市内予防接種契約医療機関で接種を受け、自己負担分(医療機関が設定した金額から助成額を差し引いた額を助成)をお支払いください。
(注2)接種時に助成券を持参されない場合は全額自己負担になります。
(注3)助成券をお持ちの場合でも、接種日時点で神戸市に住民登録のない場合は助成を受けることはできません。
(注4)市外の病院で実施した接種は、払い戻し(還付)の対象となりません。
対象者には、出生若しくは転入の届出があった翌月の中旬頃に送付する予防接種番号通知に助成券を同封し交付します。
助成券の送付までの間に接種希望のワクチンが接種期限を迎える場合は、各区役所・支所のこども保健係窓口で助成券を交付しますので、母子健康手帳を持参してください。
神戸市内の予防接種契約医療機関にて個別接種
予防接種を受けることができる医療機関の確認は、[子どもの予防接種契約医療機関一覧]または、神戸市総合コールセンター(TEL:078-333-3330、FAX:078-333-3314)で確認いただけます。
接種前には、予防接種の注意をご確認ください。
ロタウイルスワクチンは2種類あります。ワクチンの種類によって対象年齢や接種回数が異なります。また、ワクチンは1回目に接種したワクチンと同じもので接種してください。なお、接種費用や取扱うワクチンについては直接医療機関へお問合せください。
ワクチン名 | ロタリックス(1価ワクチン) | ロタテック(5価ワクチン) |
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接種期間 | 生後6週0日~生後24週0日までに2回の接種を終了 | 生後6週0日~生後32週0日までに3回の接種を終了 |
初回は生後14週6日までに接種することが推奨されています ※15週を過ぎて接種すると腸重積症のリスクが高くなります |
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接種方法 | 経口接種(口から飲むワクチン) |
接種期間 | 1歳到達後早めに1回 ※日本小児科学会は1歳と小学校入学前の計2回の接種を推奨しています |
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接種方法 | 皮下接種 |
どのワクチンも接種後に副反応が起こることがあるため、接種後はお子様の様子をよくみてください。
「神戸市ロタウイルス・おたふくかぜ予防接種助成券」と「おたふくかぜ予防接種費用助成」は、併用することが可能です。ただし、「神戸市ロタウイルス・おたふくかぜ予防接種助成券」を使用できるのは、1回の接種につき1枚限りで、上限4,000円まで助成可能です。