最終更新日:2025年11月20日
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インフルエンザに「感染しない・させない」ために、「リアルタイム感染症情報」を参考に日頃から感染対策をしましょう。
最新の流行状況は神戸市感染症統合情報システムからご確認下さい。
神戸市では、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、市内の医療機関のうち35か所を定点として、インフルエンザについての発生動向調査を実施しています。
※定点あたり報告数とは、定点報告実施医療機関のうち、「ひとつの医療機関において1週間で何名のインフルエンザ患者を診察したか」を表す数字です。
普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身の強い症状や高熱、重症化はまれです。
一方、インフルエンザは、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。あわせて普通の風邪と同じようにのどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
特に注意が必要な方は、高齢者、未就学のこども、妊娠中の方、基礎疾患のある方です。普段から主治医に体調が悪化したときの対応について確認しておきましょう。
インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染です。
マスクを適切に着用しましょう。
流水と石けんによる手洗いは、手指に付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法です。
あらゆる感染症の予防に共通するので、普段から習慣をつけましょう。
空気の流れを作るため、複数の窓がある場合は、二方向の壁の窓を開放しましょう。
窓が一つしかない場合は、ドアを開けるなど空気が流れるように換気するのがポイントです。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、十分な湿度(50~60%)を保ちましょう。
※家庭用加湿器は毎日水を交換し、定期的にタンクの清掃を行いましょう。適切に維持管理がなされていないと、カビや細菌が繁殖して肺炎やアレルギーなどの原因となることがあります。
予防接種は、発病や発病後の重症化の予防として、一定の効果があるとされています。
神戸市では、一部の方を対象に、インフルエンザの予防接種料の補助を行っています。
抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからウイルスの排出量も減少します。
なお、症状が出てから2日(48時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません(服用については、病状や基礎疾患、年齢等により医師が総合的に判断します)。
詳細は、鳥インフルエンザのページでご確認ください