最終更新日:2021年10月20日
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神戸市では「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、市内の医療機関のうち48か所を定点として、インフルエンザについて発生動向調査を実施しています。
インフルエンザは稀に重症化することがあり、息が苦しい、顔色が青白い、目がうつろ、呼びかけに応じない、意味不明なことを言うなど、肺炎や脳炎などインフルエンザの重症化のサインが1つでもあれば、すぐに医療機関を受診してください。
定点あたりのインフルエンザ患者報告数
最新の流行状況は神戸市感染症統合情報システムからご確認下さい。
インフルエンザによる学級閉鎖等の情報を毎開庁日に更新しています。
普通のかぜの多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られますが、38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。高齢者がかかると重症化しやすく肺炎などの合併症を併発することもあるので十分な注意が必要です。
手洗いは、手指など身体に付着したインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、うがいは口の中を洗浄します。
これは、あらゆる感染症の予防に共通するので、普段から習慣をつけましょう。
インフルエンザワクチンは、罹患した場合の重症化防止に有効と報告されています。
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、十分な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。また、外出時のマスク着用は、鼻やのどの乾燥を防ぎ、保湿に役立ちます。
※家庭用加湿器は毎日水を交換し、定期的にタンクの清掃を行いましょう。適切に維持管理がなされていないと、カビや細菌が繁殖して肺炎やアレルギーなどの原因となることがあります。
からだの抵抗力を高めるために寝不足や過労は避けて、十分な休養と栄養をとりましょう。
規則正しい食事・栄養バランスのとれた食事をとりましょう。
咳、くしゃみをする時にはインフルエンザのまん延防止のためにも、≪咳エチケット≫を守りましょう。
咳やくしゃみが出るときは、人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1メートル以上離れましょう。
鼻汁・痰などを含んだティッシュは、すぐにゴミ箱に捨てましょう。
咳をしている人に、マスクの着用をお願いしましょう。
自分のからだを守り、他の人にうつさないために、
詳細は下記のページでご確認ください。
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