最終更新日:2025年5月15日
ページID:77289
ここから本文です。
神戸市内の感染症の発生状況を毎週更新しています。
この週報は速報性を重視しているため、患者数は確定した値ではありません。
今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
市内の感染症情報は「神戸市感染症統合情報システム」でも確認できます。
第18週2025年4月28日~5月4日
定点医療機関からの急性呼吸器感染症(ARI)患者報告数は、先週2,419人(69.11/定点)から今週2,154人(61.54/定点)対先週比0.89倍。新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週33人(0.94/定点)から今週27人(0.77/定点) 対先週比0.82倍 、基幹定点医療機関における新規の新型コロナ入院患者数は先週4人から今週8人。インフルエンザは先週32人(0.91/定点)から今週28人(0.80/定点) 対先週比0.88倍、新規の入院患者数は先週1人から今週0人。百日咳の届出は先週50例から今週40例、今年の累計は348例になりました。医療機関の休診もあり、報告数が減少しています。一方、ベトナムをはじめとする諸外国を推定感染地域とする麻しん輸入事例の報告が続いています。麻しんワクチン定期接種対象者は、接種期間内に確実に接種しましょう。
参考:厚生労働省「麻しんについて」
第19週2025年5月5日~5月11日
定点医療機関からの急性呼吸器感染症(ARI)患者報告数は、先週2,154人(61.54/定点)から今週1,800人(51.43/定点)対先週比0.84倍。新型コロナウイルス感染症患者報告数は先週27人(0.77/定点)から今週33人(0.94/定点) 対先週比1.22倍 、基幹定点医療機関における新規の新型コロナ入院患者数は先週8人から今週15人。インフルエンザは先週28人(0.80/定点)から今週24人(0.69/定点) 対先週比0.86倍、新規の入院患者数は先週0人に引続き今週も0人。百日咳の届出は先週40例から今週39例(今年の累計は387例)。報告数の減少は祝日で医療機関の休診があった影響も考えられます。一方、野外での活動が増える時期になるので、野山など草むらでは、マダニの感染症に注意しましょう。虫よけスプレーや長袖長ズボンを着用して肌の露出を少なくする等のダニ対策をして、活動後はすぐに入浴し、マダニに咬まれた痕跡がないか確認しましょう。また、衣服にダニが付着していないか確認し、家の中に持ち込まないようにしましょう。
参考:厚生労働省「ダニ媒介感染症」
週報の情報は、すべてPDFファイルで提供しています。
※2022年以前の週報は、ホームページに掲載していません。
必要な場合は、神戸市保健所までご連絡ください。(TEL:078-322-6789)