※上限に達したため、令和2年度の募集は終了いたしました
神戸市では、生物多様性の保全に関する条例を制定し、生物多様性保全活動に対する市民のみなさまの理解を深め、保全活動への参加の促進を図る取り組みを進めています。神戸市内で生物多様性に関する取り組みをされている団体に対し、その活動に係る経費の一部を補助する「神戸市生物多様性保全活動補助事業」の募集を以下のとおり実施します。なお、活動を実施する際は、周囲の人と十分に距離を保つ、こまめに手洗いをするなど、新型コロナウイルス感染症の対策に努めてください。
1.対象となる事業
申請者自らが企画・立案・運営し、神戸市内で実践される生物多様性の保全の推進に寄与する以下の活動とします。
- 「神戸版レッドデータ2015」に記載のブラックリスト(生態系や地域固有の生きものに影響を及ぼす外来種リスト)掲載種のうち、外来生物種及び侵入警戒種の防除活動(ただし、防除後の処分方法等が事業計画により明らかである事業に限ります。)
- 「神戸版レッドデータ2015」に記載の希少種のうち、Cランク(神戸市内において極力、生息・生育環境、自生地などの保全が必要な種)以上の保全対策を行う野生動植物の保全・保護活動
- 活動地域における在来の生態系の保全に関する活動
- 生物多様性の普及啓発に関する活動
神戸版レッドデータ2015(PDF:3,135KB)
参考
<過去の実施事例>
- a.本市ブラックリスト掲載種の防除
- 池のアメリカザリガニの駆除
- 川のオオクチバス、ブルーギルの駆除
- 緑地帯のオオキンケイギクの抜き取り
- b.本市レッドリスト掲載種(Cランク以上)の保護
- 草地の管理作業等による希少植物(キキョウ、オカオグルマ等)の保護
- 川辺に生えるタコノアシの種を採り、苗を育てて、元の場所に移植
<対象活動(例)>
- c.活動地域における在来の生態系の保全に関する活動
- 里山の整備活動
- 池や河川の生物の生息・生育環境の保全
- d.生物多様性の普及啓発に関する活動
- 自然観察会や学習会の実施
- 生物多様性に関する講演会の開催
- 生物多様性に関するちらしやパンフレットの作成・配布
次の事業は対象になりません。
- 営利を目的とした事業
- 宗教的活動、政治的活動
- 生物多様性の保全に関する条例の基本理念、及び生物多様性神戸プランの趣旨に反する事業(他地域から持ち込んだホタルや魚を放流するなど、生態系に影響を及ぼすおそれのある活動には、補助できません。)
- 法令に違反する事業
2.対象となる団体
以下の全てを満たす団体が対象となります。団体の活動実績年数は問いません。
- 営利を目的とした団体でないこと
- 神戸市より同内容の活動に対する他の補助金を受けていないこと
- 暴力団でないこと、会員に暴力団員が含まれていないこと
- 活動実施場所の地権者、管理者等に説明を行い、理解を得ていること
3.対象となる経費
- (1)備品・消耗品費(捕獲機材、薬剤等)
- (2)賃借料(会場、必要機器等)
- (3)必要機器等の燃料費(ただし、自動車の燃料費を除く)
- (4)保険料
- (5)講師等への謝礼(一人あたり5000円/日以下とします)
- (6)印刷費、郵送費(ただし、会報日は除きます。)
- (7)防除した外来生物等の処分に要する費用
- (8)その他活動に必要な費用であり、市長が認めるもの
4.補助の金額
対象経費の妥当性や予算額等により補助額を決定します。
一団体あたり10万円を上限とします。
5.申請等
募集団体数
先着5団体
補助金交付申請時の提出書類
- (1)様式第1号「補助金交付申請書」
- (2)様式第1号の2「活動計画書」
- (3)様式第1号の3「収支予算書」
- (4)様式第1号の4「団体概要」
- (5)活動場所の地権者又は管理者等の活動承諾書
- (6)団体の定款、会則、規約等
募集要領、補助金交付要綱
上記以外の詳細は、『募集要領』と『補助金交付要綱』をご覧ください。
提出書類
以下のファイルをダウンロードして提出書類を印刷できます。
補助金交付申請時
登録内容を変更するとき
活動報告をするとき
活動後、補助金の交付を受けようとするとき(補助金額確定後)
提出先
神戸市環境局環境保全部環境都市課
(令和元年6月より環境局は移転しました。)
〒651-0086神戸市中央区磯上通7丁目1番5号三宮プラザEAST2階
電話:078-595-6216、FAX:078-595-6254
E-mail:biodiversity@office.city.kobe.lg.jp