更新日:2020年2月6日

外来種とは?

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外来種とは

もともと神戸に住んでなかった、外国などの遠い場所から持ち込まれた生きものを「外来種」といいます。
(明治時代以降に外国から持ち込まれた生きものを特に「外来生物」といいます)

外来種の多くは、子孫を残すことができず定着できない、または、既存の自然に順応し定着しても大きな影響を与えることはありませんが、中には、原産地と神戸の自然条件が似ている、繁殖力が強い、天敵となる生きものがいない等の理由で、どんどん数を増やし、もともと神戸に生息・生育していた生きものに大打撃を与えてしまうものもあり、「侵略的な外来種」として大きな問題となっています。

「侵略的な外来種」の例

特に注意が必要な外来種として、環境省と農林水産省は、侵略性が高く、我が国の生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はそのおそれのある外来種のリスト「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト(生態系被害防止外来種リスト)」を作成・公表しています。

さらに、外来生物法で「特定外来生物」に指定された生きものは、他の場所に移したり、飼育したりすることが禁じられています。

アライグマ

アライグマの写真特定外来生物に指定されています。

北米原産で、ペットにするために輸入されましたが、逃げ出したり、捨てられたものが多くいたと思われます。
雑食性で繁殖力が強いために急増しています。
農作物の食害のほか、市街地でも住居侵入等の生活被害があるなど、市内でも広く確認されています。
餌となる生きものの他、似た生活をしているキツネやタヌキも減少する恐れがあります。

オオクチバス(ブラックバス)

オオクチバス(ブラックバス)の写真特定外来生物に指定されています。

人間が釣りを楽しむために、あちこちの池に、放流されました。
自分の半分くらいの大きさの魚まで貪欲に食べてしまいます。
オオクチバスが侵入したあとに、在来魚類が確認できなくなっている例が多くあります。

アメリカザリガニ

アメリカザリガニの写真生態系被害防止外来種リストの中でも、大きな被害が予想され、特に緊急性が高い「緊急対策外来種」に位置づけられています。

もともと神戸にザリガニはいませんでした。
ウシガエルの餌として導入されたといわれています。

雑食性であり、水生昆虫などの小動物や水草を食べるので、世界各地で生態系に影響を与えていることが報告されています。
稲の苗を食べたり、畦に穴を開けるなどの農業被害もあります。

ホテイアオイ

ホテイアオイの写真生態系被害防止外来種リストの中で、大きな被害が予想され、対策の必要性が高いとされる「重点対策外来種」に位置づけられています。

鑑賞用に日本にもちこまれた、池や川に浮かんで生活する花です。
暖かい時は、あっという間に増えて水面を覆いつくすために、水の流れを阻害することがあるほどです。
他の水草が大きく減ってしまうほか、水中が暗くなり、そこに住む生きものに悪影響を与えます。

「侵略的な外来種」の問題をどう解決するか

「侵略的な外来種」を放置すると、生きもののバランスが崩れ、多くの種類の生きものが絶滅の危機にさらされる恐れがあります。
このため「侵略的な外来種」については、やむを得ず防除を行う場合があります。

しかし、外来種も命を有した生きものです。
駆除対象となってしまう新たな「侵略的な外来種」を生み出さないために、外来種を新たに

  • 「入れない(むやみに持ち込まない)」
  • 「捨てない(ペットを野外へ捨てない)」
  • 「拡げない」

ことが最も重要です。

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