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里地里山の生物多様性

最終更新日:2024年3月4日

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里地里山とは

里地里山とは、農業など人の営みの中で形成・維持されてきた環境のことを指します。原生的な自然と都市との中間に位置し、水田等の農地、ため池、用水路、草原、森林など様々な景観を含みます。従来より、様々な生きものの生息地・繁殖地としての役割を担う、生物多様性の豊かな環境でした。
しかし、近年、農村地域の人口減少や高齢化、生活様式の変化による管理不足などにより、美しい里地里山の衰退が懸念されています。

神戸市では、里地里山の自然の恵みを次世代につないでいくため、取り組みを進めています。

自然共生サイトに認定!

認定サイトロゴ

神戸市北区の里山が、生物多様性の保全が図られている区域として、環境省より「自然共生サイト」※1に「認定」されました。
サイトの概要については、以下をご覧ください。
神戸の里山林・棚田・ため池(PDF:1,333KB)

プレスリリースは以下をご覧ください。
神戸の里山が「自然共生サイト」に国内初の環境大臣認定!世界目標を実現する生物多様性の回復エリアへ

※1然共生サイト
30by30目標※2の達成に向けて、環境省が企業や団体、自治体等によって生物多様性の保全が図られている区域を認定する仕組み。
2023年度から正式な認定を開始している。
※230by30目標
生物多様性のため2030年までに各国の陸と海の各々30%以上の面積を保全する国際目標

a棚田の例

里地里山で見られる生きものたち

ニホンイシガメ
イシガメ
ヒダサンショウウオ
ヒダサンショウウオ
ミナミメダカ
ミナミメダカ
ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボ
ミズオオバコ
ミズオオバコ
キキョウ
キキョウ

関連情報

KOBE里山SDGs戦略
里地里山の保全・活用(環境省のページ)(外部リンク)
30by30(環境省のページ)(外部リンク)

お問い合わせ先

環境局自然環境課