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最終更新日:2023年4月17日
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野生の毒ヘビは身近なところにいます。不用意に草むらや山林に入らないでください。
毒ヘビを見かけたら刺激することなく離れてください。
・分布:北海道、本州、四国、九州に広く分布しています。
・特徴:全長40~60cm。頭部は三角形。胴や尾の表面に銭形の暗色の斑紋があります。
・生態:平地から山林に広く生息し、ネズミ、小鳥、カエル、トカゲ等を食べます。水辺を好み、河川周辺、田畑で多く確認されます。かむときの動作は非常に速いです。
・毒性:主に出血毒で、少量の神経毒も含まれます。
・かまれた場合の症状:血が止まりにくくなる、筋肉の腫れ、壊死、血管拡張、血圧降下、視力低下など
・分布:本州、四国、九州に分布しています。
・特徴:全長60~120cm。地域により変異がありますが、色彩が鮮やかで赤・黄・黒の斑紋があるのが特徴です。
・生態:平地から山林に広く生息し、主にカエル(オタマジャクシ含む)を食べます。水辺を好み、河川、池沼、水田等で多く確認されます。
・毒性:主に出血毒です。国内のヘビの中で最も強い毒を持ちます。毒は、牙と背中の毒腺から出されます。口の奥に牙があり、深くかまれると毒が注入されます。
・かまれた場合の症状:血が止まりにくくなる、全身性出血(消化管、脳等)、血尿など
(1)事故を防ぐためには
①マムシ等が生息する可能性がある、水辺(河川、池沼等)、草むら、山林などに入る場合は、長袖、長ズボンの服装で、かつ、長靴や手袋を着用してください。
②マムシ等をみかけた場合は、決して近づかないようにしてください。
(2)それでもかまれてしまったら
・かまれた部分を安静にし、速やかに医療機関で手当てを受けてください。その際に、どのようなヘビに咬まれたかの情報を正確に伝えてください。
・医療機関案内や救急車が必要か判断に迷われた場合は、救急安心センターこうべ救急相談ダイヤル(電話番号:♯7119※つながらない場合は078-331-7119)にご連絡ください。緊急時は119番通報してください。
・マムシ、ヤマカガシ、アオダイショウ等のヘビは在来の野生動物であり、市では捕獲・駆除はしていません。しばらくすると、ヘビは別の場所に移動しますので、刺激せずに、そっとしておいてください。
・捕獲・駆除をご希望される場合は、有償となりますが、一般社団法人兵庫県ペストコントロール協会(県内駆除業者の団体。フリーダイヤル0120-76-2633、平日の9時~12時、13時~17時受付)にご相談ください。ただし、①業者が現場に到着した段階には、ヘビがいないことが多く、その場合でも経費がかかる、②ヘビを探索する場合は更に経費がかかると聞いておりますので、ご注意ください。