神戸市職員採用

KOBE(神戸市)

働き方改革インタビュー

WORK STYLE REFORMS STAFF INTERVIEW

制度の活用で
充実した人生を送ることができています。

海野 明根

行財政局業務改革課

平成30年度入庁
[大学卒・総合事務]
(※令和3年度時点)

海野 明根

UMINO MEINE

育児休業から復帰後、定時より30分早く出退勤するフレックスタイムを通年活用しています。おかげで保育園の送迎が効率的にでき、フルタイム勤務をしつつも毎日18時には家族で夕ご飯を食べることができています。このほか、在宅勤務制度も活用しています。仕事も家庭も諦めたくない自分にとって、神戸市はとても働きやすい職場です。

「早くして」と
こどもに言わないで済む環境

現在の部署では、フレックスタイムはもはや当たり前の制度になっており、利用にあたって周りに気を遣うこともありません。また、在宅勤務は週1回を基本に取得しています。夫が半単身赴任中のため、週に2日間はワンオペ育児をしているのですが、この間に在宅勤務を1回でも挟むことで、身支度や通勤の手間が省けて時間的余裕が生まれます。急がなきゃ!という気持ちが抑えられ、バタバタしがちな朝でもゆったりとした気持ちでこどもに接することができるのは、こうした制度のおかげだと思います。

海野 明根

海野 明根

制度の活用を全庁に広めたい

仕事では、働き方改革の一環である組織風土改革に関する事業を担当するほか、適正な事務処理のために業務改革課が定める規則・指針について庁内の各部署から問い合わせや相談を受けています。こうした他部署とのやり取りを通じて、神戸市には多種多様な業務があることを実感します。業務の多様性は職場環境の多様性にもつながっており、自分がいま活用できている諸制度が他の職場でも使いやすいわけでは必ずしもありません。職場の違いによらず、誰もが制度を活用することができるよう働き方改革・業務改革をより一層進めていきたいと思います。

制度のおかげで
手話通訳活動ができるようになりました。

小山 恵里奈

経済観光局観光企画課

平成22年度入庁
[高校卒・総合事務]
(※令和3年度時点)

小山 恵里奈

KOYAMA ERINA

兵庫県の手話通訳全国統一試験に合格し、手話通訳者として活動する資格は得たものの、報酬が発生してしまうため、仕事の一部もしくはプライベートで使うだけにとどまるんだろうなと思っていました。その後、職員が報酬を得て社会貢献活動に参加できる地域貢献応援制度が設けられたので、さっそく申請しました。平日は仕事があるため、機会は限られますが、手話通訳者として活動することができ、やりがいを感じています。

手話での会話、コミュニケーションが楽しい

以前、北須磨支所国保年金医療課で耳の聞こえない方の窓口対応をする機会がありました。窓口には手話通訳者がいて間に入ってくれるので、手話ができなくても窓口対応はできるのですが、自分で意思を伝えたいと思い、手話を習い始めました。その後、手話通訳者を志し、資格を取得しました。手話は音声言語よりも表情豊かに伝える必要があります。もともと人と話すときに緊張してしまう性格でしたが、手話を言語として話す中でそれが改善されました。手話で会話をすることはとても楽しく、さらに上の資格取得を目指して勉強しているところです。

小山 恵里奈

小山 恵里奈

手話通訳者不足の解決につながれば

これまでに病院受診時の通訳、医療機器の展示会での通訳などさまざまな手話通訳の活動に携わってきました。手話通訳者は全国的にまだまだ不足しているのが現状です。手話通訳は多くの場で求められているため、このような制度はそうした手話通訳者不足の解決にもつながります。庁内における窓口対応の仕事においても事務手続きなどに通じた職員が手話で会話できれば、制度の深いところまで伝えることができます。制度のおかげで手話通訳者を目指す人が庁内でももっと増えるといいなと思っています。