神戸市職員採用

KOBE(神戸市)

職員インタビュー

STAFF INTERVIEW

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キャリアパス紹介

CAREER PATH INTERVIEW

民間企業で培った経験を財産に
枠にとらわれず挑戦する

大畑 公平

市長室広報戦略部係長

平成24年度入庁
(※令和5年度時点)

鈴木 智

SUZUKI SATORU

平成24年度に入庁し、3年間はみなと総局(現港湾局)でニュータウンの維持管理やリノベーションに必要な予算の編成・管理などを担当しました。その後に配属された企画調整局調整課(現政策調査課)では公民連携事業の企画や調整を行い、平成29年からは環境局環境貢献都市課(現環境創造課)で住宅用太陽光発電システムの補助金交付業務などに携わりました。
現在は市長室広報戦略部でデジタルツールを活用した広報にもチャレンジし、市民にわかりやすい市政情報の発信に力を注いでいます。

愛する神戸の発展のために汗を流したい

大学卒業後に大手電機メーカーへ就職し、東京で9年間営業職として働いた後、31歳で入庁しました。めざましく進化する東京のエネルギーを肌で感じるうちに、生まれ育った神戸の活性化に貢献したいという思いが強くなり、地元に腰を据えて働ける神戸市職員への転職を決意しました。市職員の仕事内容について調べてみて、前職で培った営業スキルや経験が生かせると確信できたことも、一歩を踏み出すきっかけになりました。
生まれ育った 神戸が好きで、将来は地元で働きたいという思いを持ち続けていたので、念願が叶い充実した日々を送っています。フレックスタイム制や在宅勤務、育休制度を活用している職員も多く、家庭との両立がしやすい環境にも満足しています。

鈴木 智

鈴木 智

目立たずとも、市民生活に欠かせない存在

さまざまな業務に携わってきた中で、とりわけ印象に残っているのは、環境局時代に取り組んだ省エネや再生エネルギーの普及推進業務です。CO2削減に向けた支援制度の設計や普及啓発イベントの開催、新事業の企画立案などに注力しました。気候変動対策はすぐに成果が出るわけではなく、事業者や市民に根気強く働きかけながら政策を推進しなければならない難しさがあります。しかしその一方で、世界規模の課題と向き合う醍醐味を味わうことができました。
市民生活を陰で支える市職員と前職で扱っていた電子部品には、「活躍が目立つことはなくても不可欠な存在」という共通点があり、非常にやりがいのある仕事だと自負しています。

6年目で係長に昇任、プレイングマネジャーとして部下と共に成長

係長に昇任したのは、環境局へ配属された入庁6年目の時です。民間企業に勤めていた頃は、経験を重ねてキャリアアップしていくことが当たり前だと思っていたので、入庁後もできるだけ早く仕事を覚えて係長に昇任したいと考えていました。係長になってからは部下の人事評価や日常業務の指導・管理など、人材育成に関わる重要な業務を任され、マネジメントスキルが磨かれていると実感しています。部下からの相談に対しては、どんなに多忙でも仕事の手を止めて向き合い、信頼関係の構築に努めています。

鈴木 智

鈴木 智

「神戸のために」キャリアアップできるのが一番の魅力

神戸市は海、山、港、空港、都市部、住宅街、農村地域など多様なエリア特性を持っています。そのフィールドを活かし、多種多様な民間企業や団体と連携しながら積極的に仕事を進めている職員が多く、新たなチャレンジをいとわない気風が大きな魅力だと感じています。こうした環境に私も大いに刺激を受け、社会人としての経験値が上がり、考え方の幅も広がりました。
若手職員や今後入庁する職員には、「神戸をもっと良いまちにしたい」という熱意を胸にキャリアアップをめざしてほしいと思います。「持ち前のスキルや経験を神戸のために活かしたい」という思いをもっている人と一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

経験業務
2012年4月 入庁 みなと総局(現港湾局)総務課
経理担当として、ニュータウンの維持管理やリノベーションに必要な予算の編成・管理、市会(議会)対応や予算編成・決算処理などに携わる。
2015年4月 企画調整局調整課(現参画推進課)
民間事業者の提案やノウハウを活用した事業の企画・調整を担当。行政サービスの向上に向け、民間事業者との円滑な連携に注力。
2017年4月 環境局環境貢献都市課(現環境創造課)
POINT! 係長級へ昇任
神戸市の環境保全の目標や施策を定める基本計画のとりまとめや、再エネ設備設置家庭への補助金交付事務などを担当。
2021年4月 市長室広報戦略部
SNS広告やインターネット広告を使った市政情報の発信、在京メディア・記者への神戸市の取り組みに関するPR業務や、重点事業(都心三宮再整備)の広報を担当。

海外勤務で磨いたキャリアを
国際都市・神戸の未来のために

森花

中央区総務部
まちづくり課係長

平成24年入庁
(※令和5年度時点)

森花 有沙

MORIHANA ARISA

入庁後に配属された市民参画推進局文化交流部で、芸術祭などに関する予算執行やイベント企画などを担当。その経験を生かして、こども家庭局子育て支援部振興課では公立保育所の運営に携わりました。入庁6年目で日本貿易振興機構へ出向となり、1年間の東京本部勤務を経て渡英。ロンドン事務所で2年間、外国企業の日本への誘致活動や日本の中堅・中小企業などの海外展開支援に注力しました。
現在は中央区総務部まちづくり課で、イベントの企画運営などに取り組んでいます。将来は海外勤務経験や語学力を活用し、国際都市・神戸の発展に貢献することが目標です。

入庁1年目から大任を担い、大きく成長

高校生の時にアメリカへ留学し、大学時代は外国語学部でスペイン語を専攻するなど海外への関心が高かった私にとって、異国情緒漂う神戸は魅力的なまちでした。また、生まれ育った大阪と距離が近いことから親近感を持ち、昔から神戸で働くことに憧れを抱いていました。就職活動を通し、さまざまな企業や職種を知る中で、国際性のある地域で幅広い分野の業務に携わることができる神戸市職員に強く惹かれ、志望しました。
入庁後に配属された市民参画推進局文化交流部では、2年に1度の芸術祭「神戸ビエンナーレ」のプレイベント企画を担当することに。未熟ながら、上司の協力を得て何とか形にすることができ、社会人としての大きな成長につながりました。

森花

森花

海外勤務でコミュニケーション力が向上

神戸市には職員の意欲向上やキャリア形成を支援する庁内公募制度が設けられており、その一つに日本貿易振興機構(JETRO)へ出向できるポストがありました。入庁当初から国際都市としての神戸の発展に貢献したい気持ちがあったこと、また、海外での勤務経験を今後の仕事やキャリアアップに生かせると考え、応募しました。
ロンドン事務所に勤務していた時には、日本進出を検討している外国企業に向けて神戸市をPRするプレゼンテーションを行ったことも。不慣れなビジネス英語に苦戦しながらも事業を成し遂げたことは、大きな自信になりました。言葉も文化も異なる環境に飛び込み、現地職員らと交流を深める中で、コミュニケーション能力も磨かれたと思います。

自分らしいキャリア形成を目指す

帰国後に配属された企画調整局医療産業推進本部では、民間企業出身で同年代の外部人材が大きなプロジェクトを任され、係長級でバリバリ活躍していました。その姿に感化され、私もステップアップしたいと思うようになりました。JETRO出向時代に培ったスキルや経験が、帰国後の業務に役立っていると手応えを得たことも、昇級を目指した動機の一つです。
中間管理職は大変という先入観を持っていたのですが、いざ自分が係長になってみると、その不安や心配は取り越し苦労だったとわかりました。今は裁量も大きくなり、やりがいを噛み締めています。
ライフステージの変化に伴い、昇級をためらう女性職員もいますが、育休制度やフレックスタイム制の導入により、家庭や子どもを持ちながら係長として活躍する人が増えています。私もワークライフバランスを保ちつつ、キャリアアップへの意欲を持ち続けたいです。

森花

森花

自分の限界を決めずに挑戦してほしい

私がこれまでどんな困難な業務も乗り越えられたのは、職場の人間関係に恵まれ、多くの助けがあったから。政令指定都市である神戸市には、三宮再整備のように大規模な都市プロジェクトから市民と協働するまちのイベントまで、幅広い業務に携わるチャンスがあります。若手職員や今後入庁する新たな人材には、自分を過小評価したり失敗を恐れたりせず、上司や同僚の力を借りて、新しいことにどんどんチャレンジしてほしいと思います。

経験業務
2012年4月 入庁 市民参画推進局文化交流部(ビエンナーレ事務局)
事業担当として、芸術祭「神戸ビエンナーレ」のコンペティションの開催や、入賞作家との展示に関する調整などを担当。
2014年4月 こども家庭局子育て支援部振興課
公立保育所の運営係として、各保育所の予算執行や建物等の補修事業者との調整、保育士の人材募集など幅広い業務を担当。
2017年4月 独立行政法人日本貿易振興機構 東京本部(市長室国際部国際課付)
庁内公募制度を利用し、日本貿易振興機構に出向。外国企業の日本国内での二次投資支援に取り組む。
2018年4月 独立行政法人日本貿易振興機構 ロンドン事務所(市長室国際部国際課付)
中小企業の海外展開支援や英国・北欧企業の対日投資促進業務を担当。対日投資セミナーでは、日本進出を検討中の外国企業向けに神戸市をPRするプレゼンテーションも実施。
2020年4月 市長室国際部国際課
シアトル(アメリカ)やリガ(ラトヴィア)、バルセロナ(スペイン)など、世界に8つある姉妹都市との交流事業などを担う。
2020年5月 企画調整局医療産業推進本部企業立地課
日本貿易振興機構への出向経験を生かし、外国企業の神戸への誘致業務を担当。PRパンフレットの作成や補助金交付業務などに携わる。
2021年4月 中央区総務部まちづくり課
POINT! 係長級へ昇任
「ふれあい中央カーニバル」「多文化交流フェスティバル」など、区のイベントの企画・運営、各まちづくり協議会との調整などを担当。