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最終更新日:2025年8月29日
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三宮駅前は、もともと人のための滞留空間が狭く、駅とまちが幹線道路で分断されているという課題があります。
そこで、駅周辺へのアクセス機能に配慮しつつ、車中心から人中心の空間に段階的に転換し、周辺の建築物と一体となって、神戸の玄関口にふさわしい象徴となる広場空間「三宮クロススクエア」の実現をめざしています。
三宮クロススクエアについては、自動車の交通状況を調査・分析しながら、三宮交差点東側から段階的に整備を進めていきます。
三宮クロススクエア(第1段階) 整備イメージ
※パースはイメージであり、今後の設計及び関係機関との協議により変更となる場合があります。
目次 |
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都心の自動車交通は減少傾向にあります。
過剰となった自動車のための空間を人優先の空間へと転換していきます。
中央幹線を東西に通行する車の約半数が、都心を通過する交通です。
これを周辺道路の改良工事などにより、余裕のある外周道路(山手幹線・浜手幹線など)へ誘導します。
三宮交差点から東を見たイメージ
神戸の玄関口“三宮”を印象付ける神戸の「顔」にふさわしい象徴となる空間
※パースはイメージであり、今後の設計及び関係機関との協議により変更となる場合があります。
市民の方々にアンケートを実施した結果、道路の車線を減らし、歩行者空間を広げることに対して、約7割の方に肯定的な回答をいただいています。
2024年12月 にぎわいづくり社会実験(Sannomiya City Xmas)アンケート結果より抜粋
道路空間を活用したイベント時に、10代~70代が回答
また、整備にあたっては、パブリックコメントの実施やフォーラムの開催に加え、歩道空間のデザインや空間利活用について、神戸で活躍する若者への意見交換なども行っています。
摩耶大橋無料化の影響などもあり、山手、中央、浜手幹線の総交通量が減少しています。また、中央幹線の西行き交通が数千台単位で浜手幹線方面に転換しています。
対策により交通社会実験時と比べて旧中央区役所前交差点での渋滞が解消しました。
三宮クロススクエアの実現に向けた交通社会実験のチラシ(PDF:1,212KB)
三宮クロススクエアの実現に向けた交通社会実験の結果(PDF:4,775KB)
三宮クロススクエア(第1段階)の実現に向けた交通状況調査の結果(PDF:2,914KB)
A.三宮の玄関口を、人が主役の居心地の良い空間に整備します。
具体的には、緑のある居心地よい広場をつくり、人が自然と集まりやすい雰囲気を演出します。
これにより、駅前ににぎわいが生まれ、三宮のまち全体の魅力も高まります。
A.将来的に大阪湾岸道路 西伸部が完成したあと、交通量がどれだけ減ったかを調べます。
その結果をもとに、「3車線に減らしても渋滞が起きないか」をしっかり検証します。
安全性や利便性に問題がないと判断できた場合には、段階的に3車線化を進めていく予定です。
A.「神戸三宮『えき≈まち空間』基本計画」で示している構想は、あくまで将来像です。整備の時期はまだ決まっていません。
この計画を実現するには、自動運転などの技術の進歩や、公共交通の利用がもっと広がるなど、社会の変化に合わせた検討が必要です。
また、自動車を完全に閉め出すわけではありません。駅前広場へのアクセスに必要な道路空間は確保します。