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三宮クロススクエア

最終更新日:2025年11月14日

ページID:31835

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三宮駅前は、もともと人のための滞留空間が狭く、駅とまちが幹線道路で分断されているという課題があります。
そこで、駅周辺へのアクセス機能に配慮しつつ、車中心から人中心の空間に段階的に転換し、周辺の建築物と一体となって、神戸の玄関口にふさわしい象徴となる広場空間の実現をめざしており、自動車の交通状況を調査・分析しながら、三宮交差点東側から整備を進めていきます。

位置図

整備イメージ
整備イメージ
※パースはイメージであり、今後の設計及び関係機関との協議により変更となる場合があります。

目次

 

都心交通の現状

都心の自動車交通は減少傾向にあります。
過剰となった自動車のための空間を人優先の空間へと転換していきます。
断面交通量の推移

中央幹線を東西に通行する車の約半数が、都心を通過する交通です。
これを周辺道路の改良工事などにより、余裕のある外周道路(山手幹線・浜手幹線など)へ誘導します。
通過交通の誘導

車線構成の見直し

整備前

整備前の車線数
三宮交差点から東を見たイメージ

2029年度を目標にめざす姿[JR三ノ宮新駅ビル開業と同時期]

2029年度を目標に目指す姿

  • 車道を10車線から6車線に減らします。
  • 広がった広場空間では、沿道の建築物と一体となったにぎわいのある空間を創出します。
  • JR三ノ宮新駅ビルの開業にあわせて、乗り換え動線やまちとのつながりを強化するなど、神戸の玄関口が大きく変わります。
  • 現在、JR三ノ宮新駅ビルや歩行者デッキの工事に必要となる規制により、6車線化が実現しています。
  • 春日野交差点の改良などを行うことにより、三宮交差点周辺の渋滞は発生していません。​​​​​

交通量調査の結果

広がった歩道空間の整備イメージ

神戸の玄関口“三宮”を印象付ける神戸の「顔」にふさわしい象徴となる空間

整備イメージ
※パースはイメージであり、今後の設計及び関係機関との協議により変更となる場合があります。

  • JR三ノ宮新駅ビルと一体となった上質で洗練された、広場的空間を創出します。
  • 緑あふれる木々のもとにベンチに座っておしゃべりできるような、居心地のいい空間を創出します。
  • 広場のスタンドでコーヒーを買ったり、パフォーマーの音楽を聴いたりして、思い思いに過ごせる“神戸らしさにあふれた空間”にします。
  • さらに、三宮駅からウォーターフロントへの南北の人の流れに加え、周辺のまちへの回遊を促します。

デザインの詳細(PDF:36,418KB)

整備にあたっての市民の意見

市民の方々にアンケートを実施した結果、道路の車線を減らし、歩行者空間を広げることに対して、約7割の方に肯定的な回答をいただいています。

  • 「道路の車線を減らし、歩行者空間を広げることで、ゆっくり歩いて、休んだり、イベントを開催したりできる「人が主役の居心地の良いまち」をつくっていくことにどう思いますか?」

アンケート結果で約7割が肯定的な意見

2024年12月 にぎわいづくり社会実験(Sannomiya City Xmas)アンケート結果より抜粋
道路空間を活用したイベント時に、10代~70代が回答


また、整備にあたっては、パブリックコメントの実施やフォーラムの開催に加え、歩道空間のデザインや空間利活用について、神戸で活躍する若者への意見交換なども行っています。

主な意見

  • 人が主役になる街づくりは、非常に魅力的である。
  • 歩行者空間の拡大は、「人がにぎわい集う」という都市機能を強化する上で、大切だと思う。
  • イベントでにぎわうことも大切だが、緑の中で居心地良く1人で過ごせる空間もほしい。
  • まちを緑でつなぎ、自然があふれる空間をもっと作ってほしい。
  • 学生など若者が街で作品を展示できるなど、まちに関われる機会がほしい。

若手の意見

次世代の神戸を担うU-35世代による「三宮の未来編~クロススクエアを深堀して考える会~」トークイベント
開催日時:2024年7月23日(火曜日)19時~21時
場所:アンカー神戸(神戸三宮阪急ビル15階)
主催:コネクトKOBEコモンズ(共催:神戸市)
参加者:50名程度
意見まとめ(PDF:974KB)(グラフィックレコーディング作成:西山優音氏)

自動車を外周道路へ(自動車交通対策)

  • 2019年7月に6車線化を再現した交通社会実験を行い、車線数の減少等による交通への影響を検証しました。
    交通社会実験の結果(PDF:4,775KB)

  • 交通社会実験の結果から、春日野交差点を改良し、中央幹線の通過交通を浜手幹線に誘導する対策などを実施しました。
  • これらの対策後、改めて2024年7月に主要交差点において、交通量調査を行い、交通状況を把握・検証しました。
  • その結果、中央幹線(春日野交差点)の自動車交通が千台単位で浜手幹線へ転換し、交通社会実験時と比べ旧中央区役所前交差点での渋滞が解消しました。
    交通状況調査の結果(PDF:2,914KB)

自動車交通の対策

交通量の変化

摩耶大橋無料化の影響などもあり、山手、中央、浜手幹線の総交通量が減少しています。また、中央幹線の西行き交通が数千台単位で浜手幹線方面に転換しています。

自動車交通量の変化

渋滞の状況

対策により交通社会実験時と比べて旧中央区役所前交差点での渋滞が解消しました。

渋滞の状況

交通社会実験(2019年)

交通状況調査(2024年)

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お問い合わせ先

都市局都心再整備本部都心再整備部都心三宮再整備課 

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