神戸の未来を考えよう


神戸の都心を大胆に活性化していくため、提案募集で頂いた市民意見や、神戸の都心の「未来の姿」検討委員会での意見などを参考に、市民のみなさんの想いを盛り込んだ、神戸の都心の未来の姿[将来ビジョン]を2015(平成27)年9月に取りまとめました。
 
また、合わせて神戸の玄関口である三宮周辺地区については、民間活力の導入を図りながら、魅力的で風格ある都市空間を実現すべく、事業化を見据えたより具体的な検討を行い、三宮周辺地区の『再整備基本構想』を策定しました。
 
さらに2018(平成30)年9月には、神戸の象徴となる新しい駅前空間「えき≈まち空間」の実現に向け、官民共通の目標像及びその実現に必要な取り組みを示した神戸三宮「えき≈まち空間」基本計画を策定しました。
 

神戸の未来3つのステップ
 

ステップ1これから目指す神戸の都心像

神戸の都心の未来の姿【将来ビジョン】


神戸のリーディングエリアである都心においては「居心地の良さ」を軸に、訪れ、働き、住みたくなるまち、そして発展し続けるまちを目指しています。[将来ビジョン]では都心の将来像を表現する3つの柱と都心に備える8つの軸を示しています。

3つの柱

(1)心地よいデザイン
(2)出会い、イノベーション、そして文化
(3)しなやかで強いインフラ

8つの軸

ステップ2三宮周辺地区の「再整備基本構想」


神戸の玄関口である三宮周辺地区の再整備は神戸のまちや経済全体を活性化させるうえで不可欠です。『再整備基本構想』では三宮周辺地区における現状の様々な課題を解決し、美しき港町・神戸の玄関口“三宮”を実現するため、まちづくりの5つの方針を示しています。

三宮周辺地区の課題

  • 乗り換え動線がわかりにくい
  • 駅から周辺のまちへのつながりが弱い
  • 広場など人のための空間が少ない
  • 神戸経済を先導する機能集積が十分でない
  • 駅前広場の交通結節機能が弱い
  • 玄関口にふさわしい特色ある景観がない
  • 建築物老朽化が進行、小規模建物が密集

まちづくり5つの方針

  1. 笑顔で歩く:歩くことが楽しく巡りたくなるまちへ
  2. 気持ちよく動ける:誰にでもわかりやすい交通結節点へ
  3. 誘う魅力が溢れる:いつ来てもときめく出会いと発見を
  4. 海・山、神戸らしさを感じる:人を惹きつけ心に残るまちへ
  5. 支え、まもり育て、発信する:地域がまちを成長させる

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ステップ3神戸三宮「えき≈まち空間」基本計画


快適で利便性が高く、美しい景観が備わり、様々な市民活動や交流が展開される神戸の象徴となる新しい駅前空間「えき≈まち空間」を創出するため、その目標像を示しています。

「えき≈まち空間」の目標像

  • 三宮の6つの駅があたかも一つの大きな「えき」となるような空間
  • 「えき」と「まち」が行き来しやすく、より便利で回遊性を高める空間
  • 美しき港町・神戸の玄関口にふさわしい象徴となる空間
神戸三宮えきまち空間基本計画