神戸市教育委員会
神戸の国際教育
最終更新日:2025年5月26日
ページID:1167
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英語教育の推進に関する取組方針
グローバル社会で活躍する人材を育てるためには、異なる文化・価値を尊重しながら互いの考えを伝え合える実践的なコミュニケーション能力の育成が必要です。将来、神戸の子供たちが国際的に活躍できるよう、本取組方針のもと英語力の育成に取り組みます。
英語教育の推進に関する取組方針(PDF:168KB)
ALTとの交流を通した国際教育
2020年度から小学校で外国語(英語)が教科化されたことを受け、ALT(外国語指導助手)の増員を進めてきました。小・中学校、高等学校等に13カ国約200名を配置しています(2024年8月時点)。ALTとの交流等を通して、実践的な英語力、コミュニケーション能力を育てます。
政令指定都市初!小学校の全ての英語の授業でALT活用
1・2年生は年数回(市独自の取り組み)、3・4年生は週1回程度、5・6年生は週2回程度の外国語(英語)の授業で、ALTと交流しています。全授業をALTと一緒に行う取り組みは、政令指定都市初です。
ALT配置のねらい
- 授業で、ネイティブスピーカーのALTに自分の考えを英語で伝えるなどのコミュニケーションをとることで、実践的な英語力を育てます。
- 休み時間等で、ALTと日常的にふれあう中で、英語を身近に感じ、英語でのコミュニケーションをとる機会を増やします。
ALTを活かした、英語に親しむ行事
英語サマースクール
ALTが企画するクイズ、英会話、ゲームなどを通して、英語でのコミュニケーションの楽しさや、外国の文化や習慣を英語で体感できる取り組みです。2024年度は、中学生約310名とALT170名(13カ国)が参加し、英語での交流を楽しみました。
(参加した生徒の声)
「どのプログラムもすごくおもしろかったです。英語を話すのは得意じゃないけれど、ALTの先生がしっかり聞いてくれるから「間違っても大丈夫」と思って、リラックスして挑戦できました。」
神戸イングリッシュフェスティバル
中学生が英語でプレゼンテーションを行い、日頃の学習の成果を発表します。2023年度は、生徒27人(7校)が参加し、「My Town My Pride~私のまち自慢~」をテーマに、授業で習ったことやALTからのアドバイスを活かして、自分たちのまちの魅力を英語で楽しく発表しました。
(参加した生徒の声)
「緊張したけど、英語で発表できたことが自信になって、もっと話せるようになりたいと思った。笑ったり拍手がもらえたりしてうれしかった。」
One Worldプログラム
すべての小学校が、児童の興味・関心に基づく課題、地域や学校の特色に応じた課題について外国人市民等を講師として、時期・時間等を主体的に設定し、創意工夫を生かした特色ある教育活動を行うことによって国際理解教育を推進しています。