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災害時市民開放井戸の募集

最終更新日:2024年1月16日

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災害時市民開放井戸の登録制度

震災時に生活用水の確保に困窮したことを教訓として、身近なところにひとつでも多くの生活用水の水源を確保するため、市民のみなさまが所有する井戸のうち、災害時に善意によって開放していただける井戸を募集しています。

  • 市民・事業者・工場などが所有する井戸
  • 災害時に地域住民の「生活用水」のために開放していただける井戸

「生活用水」とは、トイレ、風呂、洗濯等の日常生活に利用する水をいいます。
井戸水の水質は変動することがあるため、飲用には利用せず、生活用水としてお使いください。

登録の手続き

  1. 井戸の所在地を管轄する衛生監視事務所にご相談ください。井戸標識
  2. 職員が井戸の確認に伺います。水質の確認のため、簡単な水質検査を行います。
  3. 「市民協力の井戸」として掲示用プレートをお渡しします。災害時で井戸を開放していただけるときには、外部から見やすい位置に掲示してください。(平常時から掲示していただく必要はありません。)
  4. 登録いただいた井戸の情報は、各区ごとにリストを作成し、災害発生時に適切な情報を提供できる体制をとっています。平常時における公表に同意いただいた場合を除いて、平常時に井戸の所在地や所有者の情報を公開することはありません。
 

市民のみなさまに守っていただきたいこと

災害時市民開放井戸は、所有者の方の善意によって災害時に自主的に開放していただく井戸です。
災害時の使用にあたっては、お互いに助け合い、譲り合っての使用をお願いします。
所有者の方や周りの方のご迷惑にならないよう、マナーを守りましょう。

平常時における情報公表に同意いただいた井戸一覧

市民のみなさまが危機管理の一環として、平常時から身近にある井戸の所在地を把握できるよう、災害時市民開放井戸のうち、平常時における情報公表に同意いただいた井戸に限り、下記に掲載しています。(実際に登録いただいている災害時市民解放井戸は下記以外にも多数あり、災害時には使用可能な井戸を公表する予定です。)

 
  • 災害発生時に所有者の方の善意により使用させていただく井戸ですので、平常時は使用できません。
  • 井戸の水量は変動しますので、災害発生時に十分な水量がない場合もあります。
  • 下記井戸の中には、停電時に使用できないものも含まれます。
  • 下記井戸に限らず、災害時に井戸が使用できる状態であれば、井戸所有者の方等が外から見やすい場所に「市民協力の井戸」のプレートを掲示してくださいます。
災害時市民開放井戸リスト(平常時からの公表に同意いただいた井戸のみ)(PDF:636KB)※2023年11月2日時点

井戸水の飲用利用はやめましょう

井戸水や湧水等は、周辺環境に存在する有害物質や動物の糞便等により汚染されていることがあります。一度検査を実施して問題なかったとしても、周辺環境の変化によって水質は変動します。
見た目はきれいに見えても、病原大腸菌等の微生物等によって汚染されている場合があり、健康被害が生じるおそれがありますので、飲用には水道水を利用するようにしましょう。

各衛生監視事務所

お問い合わせ先

健康局環境衛生課