最終更新日:2022年6月24日
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HPVワクチン定期接種に関するお知らせ |
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定期接種対象者には令和4年6月中旬に予防接種券を送付していますので、お手元に届いた「子宮頚がん(HPV)ワクチン接種のご案内」をご確認ください。 (2022年6月13日)NEW‼
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HPVワクチンは、平成25年4月に予防接種法に基づく定期接種に位置づけられました。平成25年6月から、個別に接種のご案内をすること(積極的な勧奨)を一時的に差し控えていましたが、令和3年11月に、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、令和4年度から、他の定期接種と同様に、個別にご案内を行うこととなりました。
実際に予防接種を受ける際は、下記のリーフレットをよくお読みいただき、HPVワクチンの有効性とリスクを十分理解したうえで受けるかどうかご判断ください。
★厚生労働省作成リーフレット(令和4年2月改訂)
HPVワクチンで防げないHPV感染もあります。ワクチンを接種していても、していなくても20歳になったら2年に1回、子宮頸がん検診を受けてください。検診により子宮頸がんを早期発見することができれば、子宮の部分切除等の治療により、がんによる死亡を防ぐことができます。(子宮頚がん検診の助成制度についてはこちら)
接種日現在、神戸市に住民登録があり、小学校6年生(12歳となる日に属する年度の4月1日)から高校1年生相当(16歳となる日の属する年度の3月31日)までの女子の方
標準的な接種年齢:中学1年生に相当する年齢(13歳となる日の属する年度の当日から年度の末日までの期間)
*平成18・19年度生まれの方は、接種期間が延長され、定期接種対象年齢を過ぎても令和7年3月末まで接種できます。
相当学年・年齢 | 生年月日 | 接種期間 |
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小学6年生(12歳)相当 | 平成22年4月2日~平成23年4月1日 | 令和9年3月31日まで |
中学1年生(13歳)相当 | 平成21年4月2日~平成22年4月1日 | 令和8年3月31日まで |
中学2年生(14歳)相当 | 平成20年4月2日~平成21年4月1日 | 令和7年3月31日まで |
中学3年生(15歳)相当 | 平成19年4月2日~平成20年4月1日 | 令和7年3月31日まで(*) |
高校1年生(16歳)相当 | 平成18年4月2日~平成19年4月1日 | 令和7年3月31日まで(*) |
(*)平成18・19年度生まれの方は、接種期間が延長され、令和7年3月末まで接種できます。
無料
【注意】予防接種券は、接種日現在、神戸市に住民登録がなければ使用できません。また、定期接種として規定している接種間隔を満たさない場合や接種期間を過ぎた場合は使用できません。場合によっては、接種料金を返還していただくことがありますのでご注意ください。
満16歳未満の方の接種には、原則は保護者が同伴してください。
ただし、接種を受ける者が13歳以上16歳未満の場合で、あらかじめ、接種することの保護者の同意を予診票上の保護者自署欄にて確認できた者については、保護者の同伴なしに接種を受けることができます。その場合、事前に、下記の予診票を印刷し、予診票質問項目の記入及び、保護者自署欄2か所に保護者が署名したものを医療機関にご持参ください。
なお、接種の実施に当たっては、接種を受ける者が予防接種不適当者または予防接種要注意者か否かを確認するために、必要に応じて医療機関から保護者に連絡し、予診項目や接種への不適当要件の事実関係等を確認する場合があります。
HPVワクチンは、一部のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぎます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。HPVワクチンで、がんになる手前の状態(前がん病変)を予防する効果が示されています。また、がんそのものを予防する効果があることも分かってきています。
HPV(ヒトパピローマウイルス)は、ヒトにとって特殊なウイルスではなく、多くのヒトが感染し、そしてその一部のウイルスが原因で子宮頸がん等を発症します。100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの約50~70%は、HPV16、18型感染が原因とされています。HPVに感染しても、多くの場合ウイルスは自然に検出されなくなりますが、一部が数年から十数年間にかけて前がん病変の状態を経て子宮頸がんを発症します。子宮頸がんは国内では年間約11,000人が発症し、年間約2,900人が死亡すると推定されています。
HPVワクチン接種後は、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。まれですが、重い症状(重いアレルギー症状、神経系の症状)が起こることがあります。
接種後は、厚生労働省作成のリーフレット「HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ」をお読みください。
発生頻度 | サーバリックス(2価) | ガーダシル(4価) |
50%以上 | 疼痛・発赤・腫脹、疲労感 | 疼痛 |
10~50%未満 | 搔痒(かゆみ)、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛など | 腫脹、紅斑 |
1~10%未満 | じんましん、めまい、発熱など | 搔痒(かゆみ)・出血・不快感、頭痛、発熱 |
1%未満 | 注射部位の知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力 | 硬結、四肢痛、筋骨格硬直、腹痛・下痢 |
頻度不明 | 四肢痛、失神、リンパ節症など | 疲労、倦怠感、失神、筋痛・関節痛、嘔吐など |
●まれに起こる重い副反応
接種後、気になる症状が出たときは、速やかに接種医の診察を受けましょう。
副反応に関する看護師等による健康相談は、下記までご連絡ください。
TEL:078-322-5506
月~日曜(土日祝含む)11時00分~19時00分
お問い合わせ先
市政、くらし、各種申請手続でわからないことは神戸市総合コールセンターにお電話ください
電話 0570-083330 または 078-333-3330