最終更新日:2022年4月1日
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乳幼児に死亡又は重篤な後遺症を残すことのある小児細菌性髄膜炎の原因は、インフルエンザ菌b型(Hib・ヒブ)の感染が約60%、肺炎球菌の感染が約30%を占めているといわれています。これらの細菌は、髄膜炎以外にも肺炎や敗血症といった重症感染症を起こす事があります。
Hibと肺炎球菌には、それぞれ発病および重症化を予防するワクチンがあり、細菌性髄膜炎等の予防にはワクチン接種が最良の手段です。
以下の要件を全て満たしている方
接種回数は、お子さんの1回目の接種を行う月齢によって異なります。
お子さんの1回目の接種を開始する月齢 | Hibワクチン (インフルエンザ菌b型) |
小児肺炎球菌ワクチン |
---|---|---|
生後2か月~7か月未満 |
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生後7か月~1歳未満 |
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1歳~2歳未満 | 1回のみの接種 | 60日以上の間隔をおいて2回接種 |
2歳~5歳未満 | 1回のみの接種 | 1回のみの接種 |
詳細な接種間隔については、下記の接種スケジュール表を参考として、医療機関にご相談ください。
★予防接種の間隔やスケジュールの管理は、スマホアプリ「KOBE予防接種ナビ」をご活用ください。予防接種契約医療機関にて個別接種
予防接種を受けることができる医療機関の確認は、[子どもの予防接種契約医療機関一覧]または、神戸市総合コールセンター(TEL:078-333-3330、FAX:078-333-3314)で確認いただけます。
接種前には、予防接種の注意をご確認ください。
予防接種券綴りの紛失、または転入等でお手元にない方は、母子健康手帳(予防接種歴のわかるもの)を持参のうえ、各区役所・支所の保健福祉課窓口で交付を受けることが可能です。
公費負担につき無料
(注1)定期接種の対象者以外は任意接種となり、有料です。
(注2)小児の定期接種の対象となる肺炎球菌ワクチンは、プレべナー13(13価)ワクチンです。ニューモバックスNP(23価)ワクチンは任意の予防接種となり、有料です。
平成25年11月1日より、小児肺炎球菌ワクチンが7価(7種類の肺炎球菌に対応する成分が含まれるワクチン)から13価(13種類の肺炎球菌に対応する成分が含まれるワクチン)に変更となりました。