最終更新日:2022年4月1日
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B型肝炎は、B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。
B型肝炎ウイルスへの感染は、一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝がんなど命にかかわる病気を引き起こすこともあります。
ワクチンを接種することで、体の中にB型肝炎ウイルスへの抵抗力(免疫)ができます。免疫ができることで、一過性の肝炎を予防できるだけでなく、キャリアになることを予防でき、まわりの人への感染も防ぐことができます。
予防接種を受けてもお子さんの体質や体調によって免疫ができないことがあります。
以下の要件を全て満たしている方
※母子感染予防のために抗HBsヒト免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は健康保険が適用されるため、定期接種の対象外となります。
※任意接種としてすでにB型肝炎ワクチンの接種を受けたことがある方は、接種した回数分の接種を受けたものとみなします。
3回接種(ただし2回目は1回目から27日以上の間隔、3回目は1回目から139日以上の間隔をあけて接種)
(標準的には生後2か月から生後8か月までの間に接種)
可能な限り標準的なスケジュールに沿って接種を受けてください。
★予防接種の間隔やスケジュールの管理は、スマホアプリ「KOBE予防接種ナビ」をご活用ください。
1.あらかじめ電話等で、かかりつけ医等と接種日・接種時間等をよく相談してください。
2.検温は予防接種当日に必ず行い、お子さんの健康状態を確認してください。そして予防接種券に必要事項を記入し、母子健康手帳とともに医療機関にご持参ください。
3.接種を受けるお子さんの健康状態を十分に把握している保護者が必ず付き添ってください。
予防接種を受けることができる医療機関の確認は、子どもの予防接種契約医療機関一覧または、神戸市総合コールセンター(TEL:078-333-3330、FAX:078-333-3314)で確認いただけます。
接種前には、予防接種の注意をご確認ください。
予防接種券は、冊子「予防接種券綴り」に綴じられており、母子健康手帳とともにお渡ししています。
予防接種券の紛失、または転入等でお手元にない方は、母子健康手帳(予防接種歴のわかるもの)を持参のうえ、各区役所・支所の保健福祉課窓口で交付を受けることができます。
公費負担につき無料
(注1)接種時に予防接種券を持参されない場合は全額自己負担になります。
(注2)定期接種対象者以外は任意接種となり、有料です。