最終更新日:2022年5月19日
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麻しんに感染すると1,000人に1人の割合で脳炎が起きるといわれ、死亡率も高く、肺炎その他の合併症もあり、小児の神経系に対する影響も無視できない怖い病気です。麻しんにかかった場合に特異的な治療方法はなく、ワクチンで感染を予防することが唯一の対策です。
風しんは、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎等の重い合併症を併発することがあり、軽視できない疾患です。また、妊娠前半期にかかるとおなかの赤ちゃんにも感染が及び、生まれつき心臓病、聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
麻しんの感染を予防することや先天性風しん症候群を予防するには、予防接種2回接種により、集団としての免疫度を上げることが重要です。
対象者 | 接種期間 | |
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第1期 | 生後12か月から23か月まで | 2歳の誕生日の前日までに接種 |
第2期 | 5歳から6歳で小学校就学前の1年間にある方 令和4年度は令和5年4月小学校入学予定者 (平成28年4月2日~平成29年4月1日生まれの方) |
令和5年3月31日までに接種 |
予防接種契約医療機関にて個別接種
予防接種を受けることができる医療機関の確認は、[子どもの予防接種契約医療機関一覧]または、神戸市総合コールセンター(TEL:078-333-3330、FAX:078-333-3314)で確認いただけます。
接種前には、予防接種の注意をご確認ください。
予防接種券は、冊子「予防接種券綴り」に綴じられており、母子健康手帳とともにお渡ししています。
予防接種券の紛失、または転入等でお手元にない方は、母子健康手帳(予防接種歴のわかるもの)を持参のうえ、各区役所・支所の保健福祉課窓口で交付を受けることができます。
公費負担につき無料
(注1)接種時に予防接種券を持参されない場合は全額自己負担(およそ1万円)になります。
(注2)定期接種の対象者以外は任意接種となり、有料です。