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熱中症は、例年梅雨明けから救急搬送数が急増しています。
熱中症を正しく理解し、予防に努めてください。
一人ひとりが、周囲の人に気を配り、熱中症の予防を呼びかけ合うことで、熱中症の発生を防ぐことができます。特に高齢者、障害児・障害者や子どもについては、周囲が協力して注意深く見守るようにしましょう。
<注意>水分及び電解質の補給を目的として調製された清涼飲料水を、健康な方が脱水予防等のためとして短時間に大量に摂取した場合、ナトリウム過剰摂取等による健康リスクが生じるおそれがありますので気をつけましょう。
高齢の方は暑さを感じにくくなり、体温調整機能が低下するため、室内にいても熱中症の危険があります。
子どもは体温調節機能が十分に発達していないため、熱中症のリスクが高まります。
リーフレット「熱中症を予防しよう」(PDF:2,247KB)
暑い環境の中で、体内の水分や塩分バランスが崩れたり、体温の調整機能がうまく働かないことにより発症します。
症状が重くなると生命へ危険が及ぶこともあります。
特に高齢者、乳幼児、高温下での労働、運動時に発症しやすく注意が必要です。
めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない
頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
意識がない、けいれん、体温が高い、まっすぐに歩けない、走れな
高温、高湿度、急に暑くなった日、日差しが強い、風がない
高齢者、乳幼児、肥満の人、体調の悪い人、暑さに慣れていない人
温度基準(WBGT) | 注意すべき生活活動の目安 | 注意事項 |
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危険(31度以上) | すべての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する |
厳重警戒(28-31度) | すべての生活活動でおこる危険性 | 外出時は炎天下を避け、室内では室内の上昇に注意する。 |
警戒(25-28度) | 中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に十分に休息をとりいれる。 |
厳重警戒(25度未満) | 強い生活活動でおこる危険性 | 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
同じ気温でも湿度などにより暑さ指数が高い日の方が熱中症の症状が出やすくなることがわかっています。
環境省「熱中症予防情報サイト」において暑さ指数の予測値・実況値を知ることができます。熱中症予防の参考としてください。
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