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5月27日の「神戸市熱中症警戒宣言」に伴い、新型コロナウイル感染症対策下での『新しい生活様式』とともに過ごす夏の「神戸市熱中症予防対応指針」を策定しました。
今年の夏は、新型コロナウイルス感染症の対策が必要となり、感染防止の3つの基本である①身体的距離の確保、②マスクの着用、③手洗いや「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の『新しい生活様式』を取り入れながら、熱中症予防に努めましょう。
参考)神戸市熱中症予防対応指針の策定について(記者資料提供)
9月30日まで、市民の皆様がいつでも気軽に水分補給ができるよう、協力店・事業所を募集し、水の無償提供や熱中症予防の啓発にご協力いただきました。
また、のどが渇いたと感じる前にこまめな水分補給を心掛けていただけるよう、市内の公共施設等約100カ所にウォーターサーバーを設置しました。
熱中症予防対策のためのウォーターサーバー設置施設等一覧(PDF:790KB)
「熱中症予防PR協力店・事業所」一覧(水の無償提供協力店)(PDF:1,067KB)
「熱中症予防PR協力店・事業所」一覧(熱中症予防啓発協力店)(PDF:587KB)
来年度以降の事業実施の参考とさせていただくため、アンケートにご協力ください。よろしくお願いします。
暑さ指数(WBGT)とは、人間の熱バランスに影響の大きい「気温、湿度、輻射熱」の3つの要素を取り入れた温度の指標です。
温度基準(WBGT) | 注意すべき生活活動の目安 | 注意事項 |
---|---|---|
危険(31度以上) | すべての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する |
厳重警戒(28-31度) | すべての生活活動でおこる危険性 | 外出時は炎天下を避け、室内では室内の上昇に注意する。 |
警戒(25-28度) | 中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に十分に休息をとりいれる。 |
注意(25度未満) | 強い生活活動でおこる危険性 | 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
ほぼ安全(21度未満) | 適宜水分補給 | 通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。 |
同じ気温でも湿度などにより暑さ指数が高い日の方が熱中症の症状が出やすくなることがわかっています。
環境省「熱中症予防情報サイト」において暑さ指数の予測値・実況値を知ることができます。熱中症予防の参考としてください。
暑さ指数啓発用掲示物のデータをご用意しました。厚紙等に印刷し、切り抜いて組み立てていただくと、三角錐状の掲示物になります。店頭等に設置し、啓発にご活用ください。
<注意>水分及び電解質の補給を目的として調製された清涼飲料水を、健康な方が脱水予防等のためとして短時間に大量に摂取した場合、ナトリウム過剰摂取等による健康リスクが生じるおそれがありますので気をつけましょう。
<注意>炭酸飲料や乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料等の酸性の飲み物を、水筒・やかんなどの金属製の容器に長時間保管することにより、金属が液体中に溶出し、食中毒の原因となる場合がありますので気をつけましょう。
【参考】金属製容器からの金属の溶出に伴う食中毒に注意しましょう(生活衛生課ページ)
高齢の方は暑さを感じにくくなり体温調整機能が低下するため、
室内にいても熱中症の危険があります。
子どもは体温調節機能が十分に発達していないため、
熱中症のリスクが高まります。
ポスター「部屋の中でも気を付けて!熱中症になるかも](PDF:875KB)
リーフレット「熱中症のことしっていますか?(高齢者向け)」(PDF:850KB)
リーフレット「熱中症のことをしていますか?(こども向け)」(PDF:830KB)
暑い環境の中で、体内の水分や塩分バランスが崩れたり、体温の調整機能がうまく働かないことにより発症します。
症状が重くなると生命へ危険が及ぶこともあります。
特に高齢者、乳幼児、高温下での労働、運動時に発症しやすく注意が必要です。
めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない
頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
意識がない、けいれん、体温が高い、まっすぐに歩けない、走れな
高温、高湿度、急に暑くなった日、日差しが強い、風がない
高齢者、乳幼児、肥満の人、体調の悪い人、暑さに慣れていない人
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電話 078-333-3330 Fax 078-333-3314