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地域で行われている取り組みを、ご紹介します。
中央消防署管内では、令和6年度現在3つの防災ジュニアチームが活動をしています。中央ジュニア消防チーム・渚中学校防災ジュニアリーダー・東川崎防災ジュニアチームです。東川崎以外のチームは令和6年結成の新しいチームです。
阪神淡路大震災翌年の平成8年に東川崎防災福祉コミュニティの下部組織として結成された市内で最も歴史のある防災ジュニアチームです。湊翔楠中学校の生徒が入隊しており、現在までに272名、延471名の修了者がいます。
毎年、20名前後の入隊者がいましたが、コロナ禍による4年の活動休止期間後、令和5年度から再活動のため応募をしたところ2名の応募しかなくチームとしてではなく“ジュニアリーダー”として活動しました。しかし、6年度には7名でのチーム活動を再開することができました。
6年度の東川崎防災ジュニアチームは、新たに結成された中央ジュニア消防チームと合同で訓練等を行っており、東川崎防災福祉コミュニティが消防団員や消防署員ともに指導しています。
前期には神戸市で開催された全国少年消防クラブ交流大会に向けた訓練を行い、後期には普段見られないヘリの見学や市民救命士講習受講、震災対応訓練や震災講話などの他、南京町での特別査察、春の火災予防運動、地域の防災訓練などにも参加し幅広い活動を行っています。
初参加の中央ジュニア消防チームと6年ぶりに参加した東川崎防災ジュニアチームで切磋琢磨しながら全国少年消防クラブ交流大会に参加できたことは、今後のジュニア活動においても励みになるものと思います。
活動は1年単位で行っていますが、継続して活動してもらえる隊員もいると思います。継続するメンバーがまだ経験していない訓練を新規隊員とどのように行っていくかの不安はありますが、今後の課題として取り組みながら、防コミ・消防団・消防署が一体となってジュニアの成長を見守っていきたいと思います。
また、将来起きるであろう南海トラフ地震などの災害においても防コミと共に活動してもらえるものと期待します。
(中央消防署 地域防災調整)