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建築家による空き家再生事例(2023年度)23

最終更新日:2025年4月1日

ページID:79294

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駅前と農村が交わる、世代を繋ぐ地域の居場所

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【改修前】伊川谷の農村地域と開発地域の境界に建つ、母屋と離れで構成された築40年の空き家に

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地域の交流スペースができました。

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【改修前】天井や床が取り払われ、

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開放感あふれる大空間に。

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昔の建物の風情も残しながら、広い土間を作ることで庭との連続性を意識しつつ

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その庭を介して風通しよく、母屋と離れがつながる様な関係を再構築。人々が集まりやすい環境を整備しました。

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食事ができるスペースも併設しています。

どんな社会貢献をしますか?

事業者自身が建築家です。

田園風景が広がる古くからの農村地帯が広がる地域と、近年開発が進んだ駅周辺の新しい街が併存する伊川谷、その境界近くに位置する当物件に、交流スペースを開設しました。

農村地帯である市街化調整区域では、高齢化や後継者不足から、農業を引退した孤独なお年寄がおり、その一方で、開発された駅前には人口が流入し、若い世帯の子ども達が増加しています。

ただ、現在これら新旧の住民を結びつける仕組みが無く、地域の子どもやお年寄りが気軽に集えるフリースペースとして当物件を改修し、地域に開放しました。

世代間の交流をテーマに、老若男女問わず気軽に参加できるイベントも開催しています。

建築家はこの人!

YKArchitect 河上善彦さん

神戸市西区を拠点に活動し、住宅や店舗、民家の改修等も手掛ける。様々な国や地域を旅してきた経験を生かし、その場所ごとの背景を読み解き生かしつつ建築に落とし込む。

建築家のおすすめポイントは?

  • この物件の離れ二辺が庭に接していることを活かし、地域の方々が集いやすくなるよう、一室を広い土間とし、内部と外部が連続する空間を実現しました。
  • 床を畳から厚みのある杉板張りとし、柔らかな木のぬくもりが感じられる様にしながら、天井を解体し土壁や小屋裏を見せることで、昔も感じられる広々とした開放的な空間としました。
  • 農村地域人口の高齢化から、今後同様の空き家が周辺に発生すると考えられます。その再生のモデルケースとなることを目指します。

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お問い合わせ先

建築住宅局政策課