ホーム > 住まい・水道・下水道 > 住宅・建築 > すまいの情報 > 建築家の力で生まれ変わる空き家 > 建築家による空き家再生事例(2023年度)08
最終更新日:2025年4月1日
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ながらく、地域医療の拠点であった築100年の古民家。40年間空き家でしたが |
この度、人々の交流の拠点・新たな地域のシンボルとして再生しました。 |
診察室はキッチンを併設した地域交流施設に。 |
【改修前】玄関からつながる待合も、 |
応接室になっています。 |
【改修前】2階の和室は |
アーチストが滞在して創作活動を行える場所に。歴史的建物の為、昔の意匠を継承する形での改修になっています。 |
ながらく地域医療の拠点であった旧・松森医院は、昭和初期の病院建築の特徴をよく残している建物ですが、空き家となり以後40年間放置されていました。
この建物を修理し、地域の多世代交流拠点やアーチストインレジデンスとして再生させました。
かつての「地域のシンボル」であった建物が、できるだけ当時の意匠を尊重する形で改修され、さらに新しい役割が付与されたことで、「新しい地域のシンボル」 としてよみがえりました。
才本建築事務所 才本 謙二さん
丹波篠山に事務所を構え、兵庫県内の古民家再生に多くの実績を持つ。内閣府「歴史的資源を活用した観光まちづくり専門家会議」」の委員を務める。