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建築家による空き家再生事例(2023年度)08

最終更新日:2025年4月1日

ページID:79279

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農村地域の振興と古民家の保全活用

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ながらく、地域医療の拠点であった築100年の古民家。40年間空き家でしたが

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この度、人々の交流の拠点・新たな地域のシンボルとして再生しました。

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診察室はキッチンを併設した地域交流施設に。

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【改修前】玄関からつながる待合も、

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応接室になっています。

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【改修前】2階の和室は

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アーチストが滞在して創作活動を行える場所に。歴史的建物の為、昔の意匠を継承する形での改修になっています。

どんな社会貢献をしますか?

ながらく地域医療の拠点であった旧・松森医院は、昭和初期の病院建築の特徴をよく残している建物ですが、空き家となり以後40年間放置されていました。

この建物を修理し、地域の多世代交流拠点やアーチストインレジデンスとして再生させました。

 

かつての「地域のシンボル」であった建物が、できるだけ当時の意匠を尊重する形で改修され、さらに新しい役割が付与されたことで、「新しい地域のシンボル」 としてよみがえりました。

建築家はこの人!

才本建築事務所 才本 謙二さん

丹波篠山に事務所を構え、兵庫県内の古民家再生に多くの実績を持つ。内閣府「歴史的資源を活用した観光まちづくり専門家会議」」の委員を務める。

建築家のおすすめポイントは?

  • 歴史的遺産保存の観点から大胆な変更は慎み、建物が最も輝いていた時代に戻すことを原則とした。
  • 構造補強金物と設備配管や配線は隠ぺいし、古建具も可能な限り修理して再使用、建材もできるだけ往時の材を使った。
  • 地域を代表する医院として創建当時の姿を後世に残す「保存」と、それを適正に維持していくための現役の建物としての「活用」、その両方の実現を目指した。

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建築住宅局政策課