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建築家による空き家再生事例(2023年度)19

最終更新日:2025年4月1日

ページID:79292

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長田ラヴァーズが考えた、今、長田のまちに必要な交流のカタチ

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大正時代から続く長田の丸五市場に、大きなカウンターのお店が出現。

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【改修前】 15年間空き家だった店内に、

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設置された長いカウンターが、人々を奥へといざないます。

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【改修前】 2階の住戸の床を撤去し、

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カウンターの上は、吹き抜けで開放感を演出。

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ギャラリーも併設され、長田で活動するアーティストの作品を展示。

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地元長田で調達した食材や飲料をスパイスでアレンジしたメニューが特徴。地元食料品のPRにも一役買っています。

どんな社会貢献をしますか?

長年、長田の街で福祉の仕事に取り組んでいる事業主と、長田にゆかりのあるクリエイターが考えた、今の長田に必要な交流施設のカタチ。

昨今長田には、震災前の下町風情が残るエリアの住民、震災後に出来たマンションに越してきた住民、更に最近新たに増加している外国人や若手クリエイター・アーティストといった異なる経歴を持つ人々同士が集まっているが、その間に交流がなかなか生まれていません。

阪神・淡路⼤震災を乗り越え100年超の歴史を数える丸五市場に位置する、空き家期間15年の店舗を再生。地元で採れた魚の料理、近隣のお店で作られたお料理にスパイスやハーブでオリジナル・アレンジを加えて提供するなど、長田のまちの産品にこだわったメニューを提供する「⻑⽥の多⽂化共⽣」を体感することができる飲食スペースです。また、地域のクリエイターや障害者アーティストの作品を展示するギャラリーも併設しています。

観光の振興、文化芸術の振興、障害者福祉の推進の三つの活動で、地域の交流拠点を目指します。

建築家はこの人!

福永大樹さん・福永裕美さん

建築設計のみならず、内装選びや工事施工に施主や地域を巻き込むものづくりを行う。建物の住人に限らず、内外の人も含めた地域社会がごきげんに過ごせる建築の実現をテーマに創作活動を展開している。

建築家のおすすめポイントは?

  • 市場という小さくせせこましい中に現れる大きな吹き抜け空間。
  • 新旧が左右でパッキリと分かれるデザインが道行く人の目引き、奥へといざなう。
  • 車椅子の人も利用しやすいよう、車椅子の高さに合わせたカウンターやバリアフリートイレを設置。誰でも自由に出入り出来ることで、新たな交流の場を生み出す。
  • 内装は古いものをできるだけ活かしつつ、違和感のない仕上げを採用。

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お問い合わせ先

建築住宅局政策課