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ホーム > 健康・医療 > 感染症・予防接種 > 予防接種 > 大人が受けられる予防接種 > 高齢者・重症化リスクの高い方のコロナワクチン定期接種

高齢者・重症化リスクの高い方のコロナワクチン定期接種

最終更新日:2025年12月4日

ページID:41489

ここから本文です。

2025年度の新型コロナワクチン定期接種のお知らせ

  • 個人の重症化予防を目的とした予防接種です。接種を希望する方は、ワクチンの効果や副反応を十分に理解した上で接種を受けてください。
    予防接種と併せて、基本的な感染対策(手洗い・咳エチケット・換気)も心がけましょう。

対象者

接種日時点で神戸市民で、以下のいずれかに該当する方

  • 65歳以上の方
  • 60~64歳で一部の内部障害を有する方(手帳1級相当)(※)
    ※心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方(身体障害者手帳1級に相当する方)。詳細は「障害の程度」(PDF:526KB)を参照。

対象期間

2025年10月1日から2026年1月31日まで
※上記期間に行った接種のみが対象です。

接種回数

1回

自己負担額

8,000円

 自己負担額が無料となる方

以下の1~4いずれかに該当する方

  1. 生活保護世帯
  2. 市民税非課税世帯
  3. 神戸市発行の「公害医療手帳」をお持ちの方
  4. 特定中国残留邦人等支援給付制度の受給者

1~4いずれかに該当する方は、接種時に「無料となる場合の証明書類」を医療機関にご提示ください。
※2の該当者のうち「無料となる場合の証明書類」をお持ちでない方は、無料対象確認証をご申請ください。

接種を受けられる医療機関

接種可能な日時は医療機関で異なります。必ず、事前に医療機関に直接確認してください。
※集団接種会場は開設しません。
※接種期間の開始直後は一時的に予約が取りにくくなることもあり一定期間を置いて予約してください。
※神戸市外で接種する場合は、接種前に別途手続きが必要です。手続き方法は、「神戸市外で接種を受ける場合の手続き」をご確認ください。なお、事前の手続きを行わずに神戸市外で接種した場合は、接種料金の補助はありませんので、あらかじめご了承ください。

各社のワクチンが接種可能な医療機関についての問い合わせ先(出典:厚生労働省)

第一三共社においては、医療機関情報の個別提供は行わない旨の報告を受けている。

神戸市内での接種方法

  1. 神戸市と契約している医療機関で接種が可能か確認し、必要時予約をしてください。
  2. 「予防接種申込書及び予診票」は医療機関にあります。接種前に「新型コロナワクチン予防接種を受ける前にお読みください(PDF:1,284KB)」をご確認のうえ、「予防接種申込書及び予診票」を記入し、予防接種を受けてください。
  3. 自己負担額8,000円を窓口でお支払いください。(無料となる対象の方は、窓口での自己負担はありません。)

※接種券の個別送付はいたしません。

無料となる対象の方

  1. 無料となる証明書類の確認をし、接種前にお手元に準備してください。※無料対象となる場合の証明書類をお持ちでない方は、無料対象確認証をご申請ください。
  2. 神戸市と契約している医療機関で予約をしてください。
  3. 接種前に医療機関へ「無料となる証明書類」を提示してください。※自己負担額をお支払い後に、証明書類を提示されても原則返金できません。
  4. 予診票は医療機関にあります。接種前に「新型コロナワクチン予防接種を受ける前にお読みください(PDF:1,284KB)」をご確認のうえ、予診票を記入し、予防接種を受けてください。
  5. 無料となる対象の方は、窓口での自己負担はありません。

持ち物

  • 氏名・住所・生年月日がわかる本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、資格確認書など)
  • (無料の対象となる方のみ)無料となる場合の証明書類
  • (60~64歳で障害の要件に該当する方のみ)身体障害者手帳※申請中等で所持されていない場合は、保健課へご相談ください(078-322-6788)

神戸市外での接種方法

効果・副反応

新型コロナウイルス感染症とは

効果

新型コロナワクチンについては、人や動物における国内外で実施された研究などにより、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の入院や死亡等の重症化等を予防する重症化予防効果が認められたと報告されています。

ワクチンの種類について

2025年度の使用ワクチン

企業名 ファイザー株式会社 モデルナ・ジャパン株式会社 第一三共株式会社 武田薬品工業株式会社 Meiji Seika ファルマ株式会社
販売名 コミナティ スパイクバックス ダイチロナ ヌバキソビッド コスタイベ
抗原組成 オミクロン株LP.8.1 オミクロン株LP.8.1 オミクロン株XEC オミクロン株LP.8.1 オミクロン株XEC
モダリティ mRNA 組換えタンパク mRNA(レプリコン)

2025/26シーズンの定期接種に用いるワクチンの抗原組成は、2025年5月の審議会(※)で『1価のJN.1、KP.2若しくはLP.8.1に対する抗原又は2025年5月現在流行しているJN.1系統変異株に対して、広汎かつ頑健な中和抗体応答又は有効性が示された抗原を含む』こととされました。
LP.8.1あるいはXEC対応ワクチンは、JN.1及びその下位系統(XEC、LP.8.1等)並びに近縁のNB.1.8.1(ニンバス)に対しても、効果が期待できると考えられています。
※厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会季節性インフルエンザワクチン及び新型コロナワクチンの製造株について検討する小委員会

参考資料

5社のワクチンの被接種者向けガイド、医療従事者向けRMP資材、被接種者向けRMP資材等の掲載ホームページ(出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)

副反応

新型コロナワクチンの主な副反応として、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生します。現時点で重大な懸念は認められないとされています。
各社のワクチンについて、以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、重大な副反応としてmRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、組換えタンパクワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

【参考】厚生労働省ホームページ各社の添付文書より厚労省において作成 ※1)ワクチンを接種した部位の症状 ※2)接種後7日以降のワクチンを接種した部位の症状

発現割合 症状
ファイザー社 モデルナ社 第一三共社 Meiji Seika ファルマ社 武田薬品社
50%以上 痛み(※1)、疲労、頭痛 痛み(※1)、疲労、頭痛 痛み(※1)、倦怠感 痛み(※1) 痛み(※1)、疲労、筋肉痛、頭痛
10%以上
50%未満
筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、下痢、腫れ(※1) 筋肉痛、悪寒、関節痛、吐き気・嘔吐、リンパ節の腫れや痛み、発熱、腫れ(※1)、しこり(※1)、赤み(※1) 熱感(※1)、腫れ(※1)、赤み(※1)、かゆみ(※1)、しこり(※1)、頭痛、発熱、筋肉痛 倦怠感、頭痛、悪寒、筋肉痛、関節痛、発熱、めまい、腫れ(※1)、しこり(※1)、赤み(※1) 倦怠感、関節痛、吐き気・嘔吐
1%以上
10%未満
赤み(※1)、リンパ節の腫れや痛み、嘔吐、疼痛 痛み(※2)、腫れ(※2)、痛み等(※2) 痛み(※2)、腫れ(※2)、かゆみ(※2)、熱感(※2)、しこり(※2)、痛み(※2)、リンパ節の腫れや痛み、発疹、腕の痛み かゆみ(※1)、下痢、吐き気、嘔吐 腫れ(※1)、しこり(※1)、赤み(※1)、発熱、四肢痛

医師の治療を受けた場合の費用は、原則、自己負担です。重い副反応の場合、予防接種健康被害救済制度の対象になることもあります。副反応や予防接種健康被害救済制度について、詳しくは、「健康被害救済制度」をご確認ください。

厚生労働省のホームページ

副反応疑い報告

予防接種等を受けた方がそれが原因によると疑われる症状を呈していると医療機関等が知ったときに、予防接種法に基づいて報告するものです。
この報告で、予防接種後に生じる種々の身体的反応や副反応疑いについて情報を収集することができ、ワクチンの安全性の評価・管理や、医療従事者・国民への情報提供に役立てられています。
詳しくは厚生労働省ホームページ(予防接種法に基づく医師等の報告のお願い)をご覧ください。

この報告は因果関係の有無を問わず、予防接種後に起きた症状について報告するためのものです。
そのため、予防接種との因果関係が示されたり、健康被害救済制度に直結するものではありません。
また、症状の程度については報告者の判断に基づいて報告されます。同様の症状の方でも報告者によって症状の程度が異なる場合があります。

新型コロナワクチンに関するもののみ(臨時接種・定期接種)(2025年11月28日現在)
総数 618件
1.症状の程度が重くないもの 476件
2.症状の程度が重いもの 127件
(1)死亡 8件
(2)障害 14件
(3)死亡につながる恐れ 9件
(4)障害につながる恐れ 24件
(5)入院 48件
(6)その他 24件
3.記載なし 15件

健康被害救済制度

予防接種を受けたことで、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起きた場合に、医療費や障害年金等の給付が受けられるものです。
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害が起こることがあります。健康被害は極めて稀ではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。(健康被害救済制度の詳細)

申請種別の内訳(新型コロナワクチン)(2025年11月28日現在)
  医療費
・医療手当
障害年金
・障害児養育
死亡一時金 葬祭料
受理件数 166件 14件 23件 25件
認定された件数 97件 4件 11件 11件

「副反応疑い報告」と「健康被害救済制度」の数字の違いについて

「副反応疑い報告」は因果関係の有無を問わず医師等から提出される報告であり、「健康被害救済制度」は予防接種により健康被害が生じたと考える患者(遺族)自らが申請するもので、申請後、国の審査により認定されます。
このため「副反応疑い報告」と「健康被害救済制度」全く別のものであり、各数値についても相関があるわけではありません。

よくある質問と回答

問い合わせ先

  • シニア予防接種コールセンター
    【電話番号】078-777-4349(FAX:078-291-5953)
    【対応時間】平日 8時45分~17時30分 ※土日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)は除く

耳や言葉の不自由な方の相談はFAX(総合コールセンター:078-333-3314)または下記お問い合わせフォームからお願いします。
(FAXやお問い合わせフォームでの申請は受付けておりません)

副反応を疑う症状等に対する医療体制について

兵庫県では、新型コロナワクチン接種後の副反応に対する医療体制として、身近な医療機関が接種後の副反応を疑う症状を認めた場合で、遅延性の副反応や遷延する症状など、より専門的な助言対応が必要な場合、診察した医療機関が専門的な医療機関に相談できる体制を確保しています。

なお、専門的な医療機関への相談は、副反応を疑う症状等を診察した県内の医療機関からのみとしています。専門的な医療機関では、個人からの相談には対応できませんので、副反応等の気になる症状があれば、まずは接種医やかかりつけ医等の身近な医療機関に相談受診してください。

専門的な医療機関の具体名については、兵庫県のホームページで紹介されています。

2024年3月までの接種

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