ホーム > 健康・医療 > 感染症・予防接種 > 予防接種 > 大人が受けられる予防接種 > 帯状疱疹ワクチンの定期接種(4月1日より開始)
最終更新日:2025年8月25日
ページID:77707
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接種日時点で神戸市民であり、以下のいずれかに該当する方
【予防接種法に基づく定期接種の対象者】
上記【2】に該当する方は、予防接種券の発行申請が必要です。
〈詳しくは、以下の資料をご覧ください〉
2025年度定期接種・市独自補助の対象者(PDF:419KB)
経過措置として定期接種の対象となる方・対象年度(PDF:142KB)
2025年度の対象者へは、接種券を2025年4月28日に発送しています。
※対象年齢に達しても届かない場合や、対象年齢で神戸市へ転入された方は、予防接種券の発行申請を行ってください。
再接種の有効性・安全性については、明確なエビデンスが確立されていません。
原則、過去に帯状疱疹ワクチンを接種された方は、定期接種の対象外です。
※ワクチンの効果や既往歴等などから医師が必要と判断した場合は、定期接種の対象となることもあります。接種をご希望の方は、事前に接種医とご相談ください。
2025年4月1日から2026年3月31日まで
接種回数は、ワクチンの種類により異なります。
ただし、以下のいずれかに該当する場合、接種費用は無料です。
接種前に「無料となる場合の証明書類」を医療機関の窓口でご提示ください。
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の2種類あります。
乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) | |
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接種回数(接種方法) | 1回(皮下に接種) | 2回(筋肉内に接種) |
接種スケジュール | ー | 通常、2か月以上の間隔をあけて2回接種 ※ただし、病気や治療などにより免疫機能が低下している方、または低下する可能性がある方など、医師が「早期接種が必要」と判断した場合、接種間隔を最短1か月まで短縮可能 |
接種できない方 | 病気や治療で免疫が低下している方 | 免疫の状態に関わらず接種可能 |
接種に注意が必要な方 |
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他のワクチンとの同時接種・接種間隔 |
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医師が特に必要と認めた場合、他のワクチン(インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチンなど)と同時接種が可能 |
ワクチンには、帯状疱疹の発症や重症化を予防する効果があります。
【帯状疱疹に対するワクチンの効果(報告)】※厚生労働省の資料より
接種後の年数 | 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) |
---|---|---|
1年後 | 約60%の予防効果 | 90%以上の予防効果 |
5年後 | 約40%の予防効果 | 約90%の予防効果 |
10年後 | ー | 約70%の予防効果 |
合併症の一つである、「帯状疱疹後神経痛」に対しては、接種後3年時点で、以下のような予防効果が報告されています。
ワクチンの接種後に以下のような副反応がみられることがあります。
また、頻度は不明ですが、生ワクチンでは、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンでは、ショック、アナフィラキシーが報告されています。
※接種後に体調の異変を感じた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
【帯状疱疹ワクチンの予防効果(接種後の経過年数ごとの報告)】
主な副反応の発現割合 | 乾燥弱毒生水痘ワクチン(ビケン) | 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(シングリックス) |
---|---|---|
70%以上 | ー | 注射部位の疼痛 |
30%以上 | 注射部位の発赤 | 注射部位の発赤、筋肉痛、疲労 |
10%以上 | 注射部位のそう痒感、熱感、腫 脹、疼痛、硬結 |
注射部位の腫れ、頭痛、胃腸症状、悪寒、発熱 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | 痒み、倦怠感、全身疼痛 |
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