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下町の人間関係

最終更新日:2024年2月27日

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長田の魅力を残していくために

長田の魅力は数え切れません。

高取山もあれば漁港もあり、便利な都市機能もあれば豊かな自然もあり、長い歴史もあれば先進的な芸術・文化も根付いており…。

中でも、長田を愛する区民のみなさんからよく伺うのが、「長田のいちばんの魅力は下町らしい人間関係があること」。

たとえば、こんな話があります。
 

子連れで喫茶店や銭湯にいくと、他の人が子どもを見ていてくれた。
商店街のお店で買ったら、「食べ盛りやろ」と言ってたくさんサービスしてくれた。
移り住んで間もなくの頃、地域の人からストーブをもらった。
新しいことを始めたいと自治会長に相談したら、「地域の人には言っとくから」と応援してくれた。


数値になかなか表れることはないけれどもかけがえのないこのような財産は、残す努力をしなければ失われてしまいます。長田ならではの濃い人間関係をこれからも受け継ぎ、そしてもっと豊かなものにしていくために、長田区が実施している事業をご紹介します。

長田区を見渡す

ナガタお好み焼きセッション

お好み焼きセッションの様子
長田名物の1つ、お好み焼き。具材の組み合わせによって多様な味を奏でるお好み焼きのように、長田では、ほどよく人間関係がミックスされ、ユニークな取り組みがたくさん生まれています。次世代につなぐ素晴らしい「お好み焼き」的コミュニティが生まれ、長田区最大の財産である人間関係の力がさらに活かされていくことを目指し、「ナガタお好み焼きセッション」を開催しています。

ナガタお好み焼きセッションとは
長田で何か始めた・始めたい。暮らしの情報を知りたい。特技を活かしたい。そんな人同士が出会いつながる交流の場です。すでに長田にどっぷりハマっている人もこれからハマりたいと思っている人も、様々な情報交換や知り合いづくりの場としてお過ごしいただけます。
注)実際にお好み焼きは出てきません。

こんな人におすすめ!
・長田でこれから何か始めた・始めたい人
・子育てやお店などの情報を知りたい人
・趣味や特技を長田のまちに活かしたい人
・長田で楽しいことをする仲間がほしい人
・いろんな長田の楽しみ方を聞いてみたい人

ナガタお好み焼きセッション3

2月24日に受付を締め切りました。定員を超えるお申込みがありましたが、お申込み者全員にご参加いただけます。2月27日(火曜)午前9時にメールで当日の詳細について連絡していますので、確認できない方はnagata-suishin@office.city.kobe.lg.jpまでご連絡ください。

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好評につき、第3回目の開催を決定!グループトークや、長田の「美味しい!」を集めたティーパーティをご用意してお待ちしています。学生による熱意あるピッチプレゼンも乞うご期待!

日時|2024年3月2日(土曜)14時00分~17時00分(開場13時30分)
場所|神戸野田高等学校 講堂・食堂(長田区海運町6丁目1−7)
参加|無料。申込フォームより2月24日(土曜)までに要予約(※締め切りました)
 お子様連れ歓迎(キッズスペースあり)

協力|神戸野田高等学校、神戸教育短期大学
コーディネート|SoooGood ながた

イベントチラシ(PDF:644KB)

当日の流れ

SESSION1|ゲストトーク 長田で活動している人を知る
活動も様々、長田への関わりも様々な4人のゲストによるプレゼンが楽しめます。
若者ピッチ
長田の学生たちがやっていること、やりたいことを1分間で語るコーナー。長田高校/夢野台高校/彩星工科高校/神戸教育短期大学の学生など。

SESSION2|お好みトーク 長田で色んな人と出会う
5~6人の小グループに分かれて、自己紹介やお好みなテーマについて話す全員参加型のグループ交流会。グループは何度か入れ替えます。

SESSION3|ティーパーティ 今日だけで終わらない繋がりをつくる
参加者同士のさらなる交流を図るフリータイム。長田にご縁のあるお店や団体が、フードやドリンクを提供してくれます。
協賛
酪と酵母(チーズ)、焼き菓子工房QQB(パウンドケーキ)、ルナイエナ(ドライフルーツ)、カフェマリアージュ(コーヒー)、ハピネス(ハーブティー)、ミラクルカフェ(ジュース)

ゲスト

木田 悠亮(西代寺)
木田悠亮
1995年長田生まれ。昨年10年ぶりに妻と子供3人で長田に帰郷。実家のお寺で僧侶をしながら、長田の街で育つ子どもたちに「この街で育ってよかったな」と思えるような経験や機会をつくる活動を開始。

矢内 まどか(ミラクルカフェ)
矢内まどか

加古川市生まれ。中学卒業後、音楽留学でジャマイカへ。5児の幸せなシングルマザーシンガー。2022年より長田神社前商店街で、“来るとミラクルが起こる憩いの場”としてカフェ経営。2023年12月には、中高生も来られる子ども食堂を開始。

山田 香淑(酪と酵母)
山田香淑

長田在住。2018年より長田区のセントラルキッチンにてチーズを使った焼き菓子やワインのショップをOPEN。地域の皆様が親しみやすいチーズのお店として、子どもたちに向けたワークショップも開催している。

OKKO(OKKO DESIGN)
OKKO

1988年長田生まれ。東京、上海、京都を経て5年前に帰郷し、デザインとマーケティングに携わる。開設したSNSの総フォロワー数5万人超。地域団体と連携しつつ、長田区内の公園にバスケットゴールを増やす活動を実行中。

ファシリテーター

今井 直人(ユースセンターはなれ)
今井直人
1994年長田区生まれ。元芸人のユースワーカ―。中高生を中心とした若者のやりたいことの実現をサポートしています。現在は、マジックイベントや結婚式のパーティーでのMCとしても活躍中。

よくある質問と回答

よくある質問と回答(PDF:759KB)

過去開催の様子

  • 第1回目(2022年3月26日 於:兵庫県立神戸生活創造センター)

イベントチラシ(2022年3月開催)(PDF:6,682KB)
長田区公式noteにも第1回目のイベントレポートを掲載しています。
長田の最大の魅力”人間関係の力”を次世代へ「ナガタお好み焼きセッション」初開催!イベントレポート(外部リンク)

当日のゲストトークの内容や、会場の様子は動画でもご覧いただけます。

  • 第2回目「ナガタお好み焼きセッション2」(2023年2月11日 於:長田高校同窓会館)
イベントチラシ(2023年2月開催)(PDF:2,686KB)

アーバニスト・イン・レジデンス

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近年、単に住むだけでなく都市を主体的に楽しみながら生活している人(=アーバニスト)たちが注目を集めています。専門家と生活者の両側面を持ちながらまちに主体的に介入し、その地の魅力を向上させていく存在として、既に長田区にも多くの「アーバニスト」たちが関わっていると言うことができます。

この度、招聘したアーバニストたちが長田区に滞在しながら調査・交流・発信活動を行う「アーバニスト・イン・レジデンス」事業を全国の自治体で初めて実施。長田区での好事例を広く知ってもらうとともに、創造性を発揮しながら住み・関わる方を長田区にさらに増やしていくための活動を行ってもらいました。

実施概要
日程|2022年9月16日(金曜)~10月8日(土曜)
場所|ヒガシシリイケバレー(神戸市長田区東尻池町4-11-8)
滞在者|石川 由佳子(一般社団法人for Cities)
 杉田 真理子(一般社団法人for Cities)
 大谷 省悟(株式会社301)
 Harry Lee(ランドスケープ・アーキテクト、茶人)
 Juliette Pénélope Pépin(ビジュアルアーティスト)
 William Zack Wood
 ※一般社団法人for Cities以外の滞在者は一部期間のみ。
協力|合同会社廃屋、NPO法人DANCE BOX
内容|アーバニストたちが、各自の専門分野を活かし、地域の方々や内外のアーティスト・クリエイターとの交流を繰り広げながら長田の特性・魅力のリサーチを行います。リサーチ内容を踏まえて、長田区の中長期的な施策の提案も実施します。
2022年度に実施した事業の詳細ページ

「アーバニスト」とは?
都市を主体的に楽しみながら生活している人のこと。『アーバニスト ―魅力ある都市の創生者たち』という書籍が2021年11月に出版されるなど、都市の負債を資産に変える担い手として近年注目を集めつつある。

移住セミナー「こうべぐらし」

こうべぐらし
2022年2月19日、東京・有楽町のふるさと回帰支援センターや神戸市東京事務所、つなぐラボ、垂水区役所と共同で神戸市移住セミナー[こうべぐらし]~神戸の西"垂水・長田"で見つける自分らしいくらし~を開催しました。
長田でのリアルな暮らし方・働き方を、実際に関東から長田に移住してこられた小笠原舞さんにお話しいただきました。

全国から17組21名の方にご参加いただきました。
本セミナーで小笠原さんにお話しいただいた内容は、長田区公式noteから読むことができます。
保育士起業家が、神戸・長田を子育ての地に選んだ理由。|神戸市長田区公式note(外部リンク)

シン・長田を彩るプレイヤー

合同庁舎
神戸市の税務関係の部署が集まる新長田合同庁舎の中に、「庁舎の中の人-KOBE007-」という若手職員のワーキングチームがあります。
「いつもお世話になっている新長田のまちをもっと盛り上げたい」という熱い気持ちから、行政が地域に溶け込み、地域の方とふれあい・連携することで、まちの活性化に貢献することを目指しています。

新長田にいる面白い人たちが世間的にはまだまだ知られていない現状から、活動している「面白い人」の仕事観や人生観を取材し、記事として発信する「シン・長田を彩るプレイヤー」というシリーズをnoteで連載しています。

noteマガジン『新長田合同庁舎KOBE007』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/mb92f7873b082(外部リンク)

長田区生き残り戦略ワークショップ

ワークショップ
2021年8月~9月に、全4回にわたり職員を対象にワークショップを開催しました。
人口減少の時代に長田がこれからも長く愛されるまちであるためには、長田に関わろうとする人をどう増やしていくかが生き残りの鍵になるのではないか、という思いから「長田区生き残り戦略ワークショップ」と名付けています。

メンバーは、長田区役所と、新長田合同庁舎から集まった10名+事務局。
会議運営や進行も市の職員が担い、全て自分たちの手で試行錯誤を繰り返して実施しました。

ワークショップを開くことにした過程や、実際のワークショップの様子は長田区公式noteでご紹介しています。
noteマガジン『神戸市長田区の生き残り戦略ワークショップ 2021夏~秋』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/mc636c186376c(外部リンク)

ワークショップについて、長田区在住のライター・前田彰さんに記事を執筆していただきました。
noteマガジン『前田さんのワークショップレポート』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/m7c09d3fc0f4a(外部リンク)

お問い合わせ先

長田区総務部地域協働課