長田ならではの人間関係を、もっと豊かに。ずっと豊かに。
長田区の魅力は数え切れません。
高取山もあれば漁港もあり、便利な都市機能もあれば豊かな自然もあり、長い歴史もあれば先進的な芸術・文化も根付いており…。
中でも、長田を愛する区民のみなさんからよく伺うのが、「長田のいちばんの魅力は下町らしい人間関係があること」。
たとえば、こんな話があります。
子連れで喫茶店や銭湯にいくと、他の人が子どもを見ていてくれた。
商店街のお店で買ったら、「食べ盛りやろ」と言ってたくさんサービスしてくれた。
移り住んで間もなくの頃、地域の人からストーブをもらった。
新しいことを始めたいと自治会長に相談したら、「地域の人には言っとくから」と応援してくれた。
数値になかなか表れることはないけれどもかけがえのないこのような財産は、残す努力をしなければ失われてしまいます。長田ならではの濃い人間関係をこれからも受け継ぎ、そしてもっと豊かなものにしていくために、長田区ではさまざまな事業を行っています。

2021年8月~9月に、全4回にわたり職員を対象にワークショップを開催しました。
人口減少の時代に長田がこれからも長く愛されるまちであるためには、長田に関わろうとする人をどう増やしていくかが生き残りの鍵になるのではないか、という思いから「長田区生き残り戦略ワークショップ」と名付けています。
メンバーは、長田区役所と、新長田合同庁舎から集まった10名+事務局。
ファシリテーションも市の職員が担い、全て自分たちの手で試行錯誤を繰り返して実施しました。
ワークショップを開くことにした過程や、実際のワークショップの様子は長田区公式noteに綴っています。
noteマガジン『神戸市長田区の生き残り戦略ワークショップ 2021夏~秋』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/mc636c186376c(外部リンク)
ワークショップについて、長田区在住のライター・前田彰さんに記事を執筆していただきました。こちらもぜひご覧ください。
noteマガジン『前田さんのワークショップレポート』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/m7c09d3fc0f4a(外部リンク)
神戸市の税務関係の部署が集まる新長田合同庁舎の中に、「庁舎の中の人-KOBE007-」という若手職員のワーキングチームがあります。
「いつもお世話になっている新長田のまちをもっと盛り上げたい」という熱い気持ちから、行政が地域に溶け込み、地域の方とふれあい・連携することで、まちの活性化に貢献することを目指しています。
新長田にいる面白い人たちが世間的にはまだまだ知られていない現状から、活動している「面白い人」の仕事観や人生観を取材し、記事として発信する「シン・長田を彩るプレイヤー」というシリーズをnoteで連載しています。
noteマガジン『新長田合同庁舎KOBE007』
https://note.com/kobe_nagata_ward/m/mb92f7873b082(外部リンク)
2022年2月19日、東京・有楽町のふるさと回帰支援センターや神戸市東京事務所、つなぐラボ、垂水区役所と共同で神戸市移住セミナー[こうべぐらし]~神戸の西"垂水・長田"で見つける自分らしいくらし~を開催しました。
長田でのリアルな暮らし方・働き方を、実際に関東から長田に移住してこられた小笠原舞さんにお話しいただきました。
全国から17組21名の方にご参加いただきました。
本セミナーについてのレポートも、近日中に公開予定です。
長田名物の1つ、お好み焼き。具材の組み合わせによって多様な味を奏でるお好み焼きのように、長田では、程よい人間関係がミックスされ、ユニークな取り組みがたくさん生まれています。次世代につなぐ素晴らしいお好み焼きコミュニティが生まれ、長田区最大の財産である“人間関係の力”がさらに活かされていくことを目指し、「ナガタお好み焼きセッション」を開催しています。
|ナガタお好み焼きセッションとは|
長田で何かやりたい・始めた、暮らしの情報を知りたい、特技を活かしたい人同士が
出会いつながる交流の場です。
ご自身の活動や関心事を伝えあったり、子育てなど暮らしに役立つ情報・近々やってみたいことを語り合ったり、すでに長田にどっぷりハマっている人もこれからハマりたいと思っている人も、様々な情報交換や知り合いづくりの場としてお過ごしいただけます。
注)お好み焼きを囲んで話すような気分で、お好み焼きのように程よくミックスされた人間関係ができればいいなという思いをタイトルに込めていますが、実際にお好み焼きは出てきません。
|こんな人におすすめ!|
・長田でこれから何かやりたい
・始めた人子育てやお店などの情報を知りたい人
・趣味や特技を長田のまちに活かしたい人
・長田で楽しいことをする仲間がほしい人
・色んな長田の楽しみ方を聞いてみたい人
イベントチラシ(2022年3月開催)(PDF:6,682KB)
開催概要
日時 |令和4年3月26日(土曜)13時30分~16時30分
場所 |県立神戸生活創造センター フリースペース(新長田合同庁舎1階)
参加費|無料
定員 |25名程度(申込多数の場合は抽選)
対象 |長田で、何かしたい・情報を知りたい・特技を活かしたい人。お子様連れ歓迎(一緒に楽しめるキッズブースあり)
進行・コーディネーター|角野史和(合同会社こと・デザイン)
グラフィックレコーディング |有廣悠乃(グラフィックファシリテーター)
主催 |長田区まちづくり課
共催 |兵庫県立神戸生活創造センター(指定管理者:大阪ガスビジネスクリエイト株式会社)
当日の流れ
SESSION1|ゲストトーク
介護・医療・教育・IT等、活動も様々、居住・移住・通勤・Uターン等、長田への関わりも様々な5人のゲストにより「お互いに何やってるの?」「なぜ長田?」「長田使いの知恵」等探り合いトークをします。
SESSION2|みんなでフリー交流会
かんたん自己紹介の後、ご自身の活動や関心事、暮らしのお得情報を伝え合ったり、近々やってみたいことを互いに相談し合ったりといった、みんなが交わるフリーの交流タイム。
ゲスト(トーク順)
小笠原 舞(保育士起業家・こどもみらい探求社)
1984年生。埼玉育ち。4年前に長田区に移住。大学時代にボランティアでこどもたちと出会い、大人を変えられる力をこどもこそが持っていると感じ、存在そのものに魅了される。子育ての現場と社会を結びながら、こどもに関わる課題解決を目指し、常に新しいチャレンジを続けている。
廣田 恭佑(理学療法士・株式会社PLAST)
1987年生。理学療法士として回復期リハビリテーション病院に勤務後、株式会社PLASTを新長田に設立。リハビリ特化型デイサービス、保育園、訪問看護ステーション、福祉用具、チョコレート店、カフェ、おやこふらっとひろば、など社会に必要な“マチ支え”をテーマに9拠点を運営。大正筋商店街の理事も務める。
栗本 裕基(フリーランス システムエンジニア)
1992年生。長田区出身。大企業にシステムエンジニアとして従事した後、25歳で独立。東京を中心に活動を行っていたが、2020年10月にリモートになったことをきっかけにUターン。現在はフリーランスエンジニアとして活動しつつ、コワーキングスペースのコミュニティを促進するための事業を計画中。
今田 泰裕(作業療法士)
1990年生。仙台市出身、長田在住4年。大学進学を機に神戸へ移住。卒業後千葉県で就職し、大学院進学を機に2018年神戸にUターン。学生時代の経験から神戸の魅力は海や山よりも下町と思い長田を新居に選ぶ。一児の父として下町生活を楽しむ(長田でコテの使い方を学ぶ)。趣味は銭湯巡り、釣りとランニング。
首藤 義敬(株式会社Happy)
1985年生。地元長田区にて週に200人が集う多世代型介護付きシェアハウスはっぴーの家を運営。ダイバーシティなコミュニティデザインを自分の暮らしで実践中。多世代の日常を創る不動産屋。暮らしの中にあるアタリマエをリノベーションする会社代表。将棋、サウナ、珈琲を愛する脱力系起業家。
2022年3月26日開催時のレポート
長田区公式noteにイベントレポートを掲載しています!臨場感あふれる記事になっていますので、ぜひご覧ください。
長田の最大の魅力”人間関係の力”を次世代へ「ナガタお好み焼きセッション」初開催!イベントレポート(外部リンク)
当日のゲストトークの内容や、会場の様子は動画でもご覧いただけます。