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ミュージアムロード アイデアコンペ

最終更新日:2026年3月25日

ページID:80934

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お知らせ

  • 最終審査結果を公表しました。(2026年3月25日(水曜)) 
  • 応募作品は、受賞作品以外も、今後、ホームページにおいて公表することを予定しています。

ミュージアムロードは、兵庫県立美術館から王子動物園までの南北約1.2kmの道路愛称であり、芸術・文化薫るまちとなるよう、2010年に命名されました。周辺では、多くの文化施設が集積し、たくさんのパブリックアートもまちの風景となっています。
また、近年、JR灘駅南駅前広場のリニューアルが行われ、王子公園においても再整備に着手するなど、周辺が大きく変わろうとしています。
この転換期を契機に、様々な施設を結ぶミュージアムロードをより魅力的な空間にしていくため、10~20年後の姿を見据えた空間づくりに関するアイデアを募集しました。

募集要項

募集要項(PDF:1,501KB)

審査委員会

委員氏名

所属等

石川 路子

甲南大学 経済学部 教授

伊藤 香織(会長代理)

東京理科大学 建築学科 教授

久保田 善明(会長)

富山大学 学術研究部(都市デザイン学系) 教授

武田 重昭

大阪公立大学大学院 農学研究科 准教授

山下 裕子

ひと・ネットワーククリエイター/眺めニスト

1次審査

概要

日時:2026年1月11日(日曜)9時から12時
会場:三宮国際ビル7階701会議室(神戸市中央区浜辺通2-1-30)
議題:1次審査通過者の選定等

結果

応募作品として、122作品の提出がありました。
提出された作品について、1次審査を行った結果、1次審査通過作品として、下記の7作品を選定しました。

選定作品

登録番号:13・53・59・64・69・112・218(登録番号順)
※1次審査通過作品については、6作品以内を選定することとしておりましたが、多くの応募を頂いたことから、審査委員会において7作品を選定することとしました。なお、入賞作品については、4作品以内を選定することとしました。

公開プレゼン

概要

日時:2026年3月8日(日曜)12時30分から16時30分
会場:兵庫県立美術館KOBELCOミュージアムホール(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
内容:1次審査通過者によるプレゼン

当日の様子

会場の様子登録番号112登録番号59登録番号53登録番号218登録番号64登録番号69登録番号13
※写真はプレゼン実施順

 

最終審査

概要

日時:2026年3月8日(日曜)17時00分から19時00分
会場:三宮国際ビル7階701会議室(神戸市中央区浜辺通2-1-30)
内容:各賞の選定

全体講評

まずは今回応募いただいた122作品すべての応募者の皆さまに感謝申し上げます。全国そして海外からも、魅力的かつ示唆に富む多くのご提案をいただき、今後、ミュージアムロードを含めた周辺のまちづくりを検討していくうえでの大変貴重なアイデアの数々を得ることができました。審査委員会としても、多くの提案に嬉しい悲鳴をあげながら、大変楽しく、かつ真剣に審査を行わせていただきました。

1次審査は、提出された応募作品にもとづき議論し、多くの提案の中から1次審査通過作品を選定しました。募集要項では6作品以内を選定するとしていましたが、予想を超える数の応募があったことに加えて、質の高い提案も多く特に上位はそれぞれに魅力が際立っており、甲乙つけがたかったことから、6作品以内に絞り込むことが難しく、また直接プレゼンを聴いてみたいとの思いもあり7作品を選定しました。

最終審査は、質疑応答を含む公開プレゼンの内容もふまえて議論しました。いずれの提案も、募集要項に示された前提条件や評価項目をしっかりと押さえながらそれぞれ独自の優れた着眼点が含まれており、大変説得力がありました。審査委員会でも、各提案の面白さや価値について、侃々諤々、長時間にわたる大変白熱した議論が行われました。最終的に、最も創造性の高い作品として最優秀賞に選定された作品は、独特のビジュアル表現が目を引きますが、むしろ、まちの生きた「音」を感じ、それに耳を傾ける、そのような生き生きとしたまちのあり方と、その空間像を同時に提案するというユニークな発想とまちづくりへの視座が、ミュージアムロード、ひいては神戸のまちの文化的な可能性を広げるとともに、新たな価値を生み出し得るものとして高く評価されました。公開プレゼンで初めて神戸を訪れたという海外のグループに賞を与えることの是非についても議論されましたが、事前の現地調査は対象地への深い理解と重要な気づきを与えてくれるものでありながらも、今回のアイデアコンペで現地調査の有無それ自体をもって提案の価値を評価すべきではないとの考えにより、純粋に提案内容で判断することとしました。全体として、大変僅差ではありましたが、優秀賞の2作品、入賞の4作品についてもそれぞれ高く評価すべき点があり、これらのアイデアも今後に活かされ得るものと思います。ぜひ各作品の講評もあわせてご覧いただければと思います。

今回のコンペが、今後のミュージアムロード、そして神戸のまちをより一層面白く魅力的にしていくことに寄与すること、そして、さらにここから、未来に向けた豊かな議論が広がっていくことを期待します。

ミュージアムロード アイデアコンペ 審査委員会 会長 久保田 善明

結果

下記の通り、各賞が決まりましたのでお知らせ致します。

最優秀賞(1作品)

登録番号13

作品タイトル

SOUNDSCAPE

氏名(所属)

クセニア・エゴロワ(カザン国立建築大学/TIARCH STUDIO)<代表者>

ダリア・シェル(カザン国立建築大学/TIARCH STUDIO)

エレナ・ソルニシコワ(カザン国立建築大学/TIARCH STUDIO)

講評

自然の音・生活の音・交流の音といった日常の多様な音を手がかりに、みちの価値や体験、人々が関わる場を構成するという視点が極めて独創的でした。自然ゾーンや都市ゾーンなど、エリアごとの音の特性を丁寧に定義づけし、音を中心に組み立てられた空間のデザイン性も高く評価されました。王子動物園から県立美術館までの1.2kmの道のりを「SOUNDSCAPE」という一貫したテーマで表現しようとする挑戦的な提案は、ミュージアムロードの新たな可能性を開くものであり、本コンペが重視する“創造性”の点で群を抜いていました。音への気づきをどのように仕掛けるかといった点に、今後検討の余地がありますが、みちを「音で体験する」というこれまでにない発想が生み出すワクワク感と、これからのミュージアムロードの姿が十分に感じられた提案であり、最優秀賞として高く評価されました。

①応募作品【登録番号13】(PDF:17,774KB)
①プレゼン資料【登録番号13】(PDF:49,731KB)

 

優秀賞(2作品)※登録番号順

登録番号112

作品タイトル

「箱」がある道

氏名(所属)

辰巳 信平(原田青年会 会長)<代表者>

小川 和也(原田青年会)

藤井 淳史(原田青年会)

押谷 衣里(原田青年会)

高見 昭寛(原田青年会)

萩原 英治(原田青年会)

阿曽 芙実(阿曽芙実建築設計事務所)

馬場 沙也(阿曽芙実建築設計事務所)

前田 侑香(京都工芸繊維大学大学院)

講評

住民が主体的にまちに関わるプロセスを重視し、まちに関わる手法として「箱」を象徴的なツールとした点が特徴的な提案でした。住民が自ら試行錯誤しながら、関わりしろを生み出そうとする姿勢には、他にはない素朴さとリアリティがあり、リスクやトラブルを想定範囲内に収めた上で「試してみること」を肯定する視点はこれからのまちづくりに対して重要な価値を提示しました。「箱」に発想が固定されない、「箱」以外のツールの活用について検討の余地があるものの、住民主体という思想を明確に示した提案であり、優秀賞として高く評価されました。


②応募作品【登録番号112】(PDF:32,267KB)
②プレゼン資料【登録番号112】(PDF:9,918KB)

 

登録番号218

作品タイトル

美知の道 -感性を交感し、灘固有の文脈へつながる未来のインフラ-

氏名(所属)

津川 恵理(建築家・ALTEMY株式会社 代表取締役 /東京理科大学・法政大学・日本女子大学・東京電機大学院 非常勤講師)<代表者>

丁 周磨(ALTEMY株式会社)

小西 隆仁(ALTEMY株式会社)

戸村 陽(ALTEMY株式会社/京都工芸繊維大学特任研究員)

長谷川 碧(ALTEMY株式会社)

講評

地域の歴史・地形・文化を踏まえた魅力的な空間構成を提示した提案でした。曲線を用いた空間デザインや複数のスケールを横断する構成からは、歩く・佇む・眺めるなどの人々の様々な体験が想起され、周辺エリアの価値向上にも寄与し得るという点に高い評価が集まりました。地域のリサーチと提案された「境界アーク」との関係性には繋がりがやや弱く感じられるものの、丁寧なリサーチと空間としての完成度が際立った、総合的なデザイン力に優れた提案であり、優秀賞として高く評価されました。

③応募作品【登録番号218】(PDF:9,061KB)
③プレゼン資料【登録番号218】(PDF:53,183KB)

 

入賞(4作品)※登録番号順

登録番号53

作品タイトル

つながる、つくる

氏名(所属)

山崎 七美(大阪公立大学生活科学部居住環境学科)<代表者>

加藤 千鶴(大阪公立大学生活科学部居住環境学科)

講評

「みちをつくる」という根源的な問いを掲げ、市民参加型のアートを媒介に新たな活動の場を生み出そうとした姿勢が評価されました。来訪者がここに来ればミュージアムロードが感じられる波及力を備えており、ミュージアムロードの理念に正面から向き合う意思が明確に示されていました。アーティストと市民の関係性や、活動を後押しするハード整備との連動性の弱さなどに検討の余地がありましたが、みちを文化的な装置として捉え直す提案であり、入賞として評価されました。


④応募作品【登録番号53】(PDF:48,537KB)
④プレゼン資料【登録番号53】(PDF:98,812KB)

 

登録番号59

作品タイトル

まちを縫い合わせる緑のミュージアムロード

氏名(所属)

下岡 未歩(フリーランス)<代表者>

長尾 謙登(フリーランス)

講評

ウォーカブルな道路空間の将来像を段階的に描き、空間構成やフェーズ設定を丁寧に整理した提案でした。世界の事例調査や実現までの道筋が明確に示されており、来訪者の心地よい歩行体験を積み重ねていく姿勢が評価されました。ミュージアムロードならではの独自性が見えにくい点には検討の余地がありましたが、ウォーカブルな道路空間に向けた方向性をわかりやすく提示した提案であり、入賞として評価されました。


⑤応募作品【登録番号59】(PDF:8,648KB)
⑤プレゼン資料【登録番号59】(PDF:22,129KB)

 

登録番号64

作品タイトル

「山と海をつなぐ三知」-美を知る / 魅を知る / 未を知る-

氏名(所属)

石崎 佑樹(FISH+ARCHITECTS一級建築士事務所)<代表者>

盛 勝宣(FISH+ARCHITECTS一級建築士事務所)

中山 薫(FISH+ARCHITECTS一級建築士事務所)

森 公亮(株式会社 N2設計)

辰巳 清一(株式会社 N2設計)

講評

六甲山系からまちへと自然を引き込む視点と、俯瞰と地上という二つの異なる目線でミュージアムロードを捉える発想が特徴的でした。ロープウェイやイベントとの連携により、都市を立体的に体験する仕掛けが示され、新しい楽しみ方の可能性が感じられました。象徴的要素と捉えられたロープウェイについて十分に踏み込めていない点には検討の余地がありましたが、多様な視点を重ね合わせて都市の魅力を再編集しようとする姿勢が評価され、入賞として選定されました。

⑥応募作品【登録番号64】(PDF:4,461KB)
⑥プレゼン資料【登録番号64】(PDF:5,786KB)
 

登録番号69

作品タイトル

ロード・マッピング

氏名(所属)

藤井 洸輔(フリーランス)<代表者>

多田 和香南(フリーランス)

講評

まちの中に潜む小さな特徴や気づきを丁寧に拾い上げ、それらを可視化、見える化してみちの魅力を再発見しようとした点が印象に残る提案でした。3つのエリアで起きている現象を「衝突」としてとらえ、それをデフォルメするという発想も評価されました。可視化の先にある理想像や時間軸の提示には検討の余地がありましたが、面白いアイデアがちりばめられており、神戸ならではの坂のあるみちに配慮した提案もみられたことから、入賞として評価されました。


⑦応募作品【登録番号69】(PDF:10,689KB)
⑦プレゼン資料【登録番号69】(PDF:34,407KB)

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