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谷崎潤一郎旧邸 倚松庵(いしょうあん)

最終更新日:2025年1月14日

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『細雪』の家へようこそ。
谷崎潤一郎はこの家に1936年11月から1943年11月まで住みました。
ここで過ごした夫人・松子とその妹たちや娘との出来事を等身大で書いたのが『細雪』なのです。
ですから、この家に入ると作品世界が目に浮かんできます。

倚松庵(いしょうあん)とは

「倚松庵」は、文豪・谷崎潤一郎が1936年から1943年まで居住し、松子夫人やその妹たちをモデルとした小説「細雪」の舞台となりました。庵内には著書や参考文献等を集めた「谷崎文庫」を併設しており、倚松庵は「文学の庵(いおり)」として、多くの市民や観光客に谷崎文学の世界を親しんでいただくことを目的として開館されています。また、2010年11月より、谷崎潤一郎の初版本等の作品を展示・閲覧できるよう書庫を設けていますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。また、谷崎直筆の手紙の影印もご覧いただけます。

施設概要

  • 名称:
    谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」
  • 所在地:
    神戸市東灘区住吉東町1丁目6番50号
  • 構造:
    木造瓦葺2階建
  • 開館日:
    土曜・日曜・祝日 10時~16時(ただし、年末年始12月29日~1月3日は休館)
  • 入館料:
    無料
  • アクセス:
    • JR住吉駅から南東900m(徒歩約12分)
    • 六甲ライナー魚崎駅から北へ約150m(徒歩約2分)
    • 阪神魚崎駅から北へ約450m(徒歩約6分)
    • 市バス東灘区役所前停留所から南へ約500m(徒歩約6分)
      ※倚松庵には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。
    • 地図(Googleマップ)(外部リンク)
  • お願い:
    倚松庵の中ではお静かにご覧ください。また、喫煙・飲食はご遠慮ください。

団体で入館される場合のお願い

施設の関係上、1度に20人以上入館できないため、入館を制限させていただく場合がございます。安全の確保のため、20人以上で来館される場合は1か月前までに日時と人数を倚松庵に連絡してください。その際、責任者の氏名と連絡先をお知らせください。

連絡先

谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」
土曜・日曜・祝日 10時~16時(ただし、年末年始12月29日~1月3日は休館)
電話:078-842-0730 FAX:078-391-0978

今後予定している説明会(※要予約制)

  • 2025年1月25日(土曜)13時30分~15時まで
  • 2025年2月15日(土曜)13時30分~15時まで
  • 2025年3月15日(土曜)13時30分~15時まで

予約先

谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」
神戸市東灘区住吉東町1丁目6番50号
土曜・日曜・祝日 10時~16時(ただし、年末年始12月29日~1月3日は休館)
電話:078-842-0730
※当日都合により急遽中止となる場合があります。あらかじめご了承ください。

納涼夕涼み(2024年度は終了)

2024年度の開催は終了しました。次回は2025年7月頃にお知らせします。
2024年度納涼夕涼みは、こちら(PDF:111KB)をご覧ください。)

秋の講演会(2024年度は終了)

2024年度の開催は終了しました。次回は2025年11月頃にお知らせします。
2024年度秋の講演会は、こちら(PDF:617KB)をご覧ください。)

【NEWS】短編映画「有馬に恋さん」の公開

谷崎潤一郎の小説「細雪」を題材にした阪神間モダニズムの一端を描いたショートフィルムが公開されています。自由奔放に恋する蒔岡家の四女・妙子「こいさん」がバーテンダーの三好との恋愛模様を描いた短編映画です。谷崎潤一郎旧邸である「倚松庵」や原作にも登場する「ホテル花小宿」などで撮影され、ナチュラルなタイムスリップ神戸と有馬温泉を舞台にしています。

短編映画「有馬に恋さん」(外部リンク)のページ

施設開設の経緯

1987年6月:所有者から神戸市へ倚松庵を寄贈。
1987年7月:倚松庵の解体開始。
1989年12月:移築復元工事に着工。
1990年7月:開館。谷崎に関する図書を集めた「谷崎文庫」を庵内に開設。

お問い合わせ先

都市局用地活用推進課