最終更新日:2023年10月20日
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『細雪』の家へようこそ。
谷崎潤一郎はこの家に昭和11年11月から18年11月まで住みました。
ここで過ごした夫人・松子とその妹たちや娘との出来事を等身大で書いたのが『細雪』なのです。
ですから、この家に入ると作品世界が目に浮かんできます。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、以下についてご理解、ご協力をお願いします。
◆発熱、せき、くしゃみなど風邪の症状のある方は、ご来館をお控えください。
◆入館時に手・指の消毒、検温をお願いします。
◆他の入館者との十分な間隔の確保をお願いします。
◆館内が過密になった場合、一時的に入館を制限する場合があります。
◆マスクの着用は求めません。
なお、新型コロナウイルス感染症の流行時に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行くときについては、感染から自身を守る対策としてマスクの着用が効果的とされています。
また、症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査陽性 の方、同居家族に陽性者がいる方は、周囲の方に感染を広げな いため、外出を控え、通院等やむを得ず外出をする時には人混みは避けマスクを着用することが推奨されています。
☆NEWS☆
短編映画「有馬に恋さん」の公開
谷崎潤一郎の小説「細雪」を題材にした阪神間モダニズムの一端を描いたショートフィルムが公開されています。自由奔放に恋する蒔岡家の四女・妙子「こいさん」がバーテンダーの三好との恋愛模様を描いた短編映画です。谷崎潤一郎旧邸である「倚松庵」や原作にも登場する「ホテル花小宿」などで撮影され、ナチュラルなタイムスリップ神戸と有馬温泉を舞台にしています。
下記より、ぜひご覧ください!
短編映画「有馬に恋さん」(外部リンク)
【令和5年11月予定】
・令和5年11月5日(日曜)午後1時30分から午後3時まで
【令和5年12月予定】
・令和5年12月10日(日曜)午後1時30分から午後3時まで
電話:078-842-0730<原則土曜・日曜日のみ(年末年始除く)午前10時~午後4時>
谷崎潤一郎旧邸「倚松庵」
神戸市東灘区住吉東町1丁目6番50号
当日都合により急遽中止となる場合があります。あらかじめご了承ください。
テーマ ~関東大震災100年・震災で関西に移り住んだ谷崎潤一郎~について語ります。
開催日時:2023年(令和5年)11月25日(土曜)午後2時~午後4時
講演者:たつみ都志(武庫川女子大学名誉教授)
料金:無料
募集人数:50人(申込多数の場合は抽選)
申込方法:往復はがきに住所、氏名、連絡先、参加人数(1組2人まで)を記入し、倚松庵(〒658-0052神戸市東灘区住吉東町1丁目6-50)あてに郵送
受付終了日:2023年(令和5年)11月13日(月曜) 当日消印有効
問い合わせ:神戸市総合コールセンター(電話番号0570-083330・078-333-3330)年中無休午前8時~午後9時
(詳しくは、こちらをご覧ください。)
「倚松庵」は、文豪・谷崎潤一郎が1936年から1943年まで居住し、松子夫人やその妹たちをモデルとした小説「細雪」の舞台となりました。庵内には著書や参考文献等を集めた「谷崎文庫」を併設しており、倚松庵は「文学の庵(いおり)」として、多くの市民や観光客に谷崎文学の世界を親しんでいただくことを目的として開館されています。また、平成22年11月より、谷崎潤一郎の初版本等の作品を展示・閲覧できるよう書庫を設けておりますので、お立ち寄りの際はぜひご覧ください。また、谷崎直筆の手紙の影印もご覧いただけます。
昭和62年06月所有者から神戸市へ倚松庵を寄贈。
昭和62年07月倚松庵の解体開始。
平成元年12月移築復元工事着工。
平成02年07月開館。谷崎に関する図書を集めた「谷崎文庫」を庵内に開設。