最終更新日:2022年4月19日
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神戸市では、子どもの障害や発達の特性に応じた支援を行うため、市内3ヶ所に療育センターを設置し、障害児支援の充実に取り組んでいます。
3つの療育センターがそれぞれ関係機関とも連携しながら、子どもの障害の早期発見・早期療育の実現を目指します。
表紙(PDF:728KB)
総合療育センター(PDF:2,106KB)
東部療育センター(PDF:1,901KB)
西部療育センター(PDF:2,220KB)
令和3年度事業概要(令和2年度実績報告)(PDF:2,281KB)
◆各療育センターには、発達が気になるお子さんの診察や訓練(リハビリテーション)を行う「診療所」、通園による療育や親子教室等を行う「児童発達支援センター」、お子さんの障害に関する相談対応や障害児支援利用計画の作成を行う「相談支援事業所」の機能があります。
◆ご利用を希望される場合は、下表の対象区域をご確認のうえ、各療育センターへお電話でご相談ください。
〇診療所 |
TEL 078-646-5291 |
〇診療所 |
TEL 078-451-7550 |
〇診療所 |
TEL 078-708-0572 |
療育センター診療所では、主に小学校低学年までの知的・発達障害児、18歳未満の肢体不自由児及び小学校就学前の難聴児(*)を対象に、子どもの障害に応じた専門的な医療を提供します。
*難聴児の診療は総合療育センターのみ
診察・リハビリテーションを希望される方は、各療育センター診療所までご相談ください。
◆医療機関よりご紹介いただく場合は、診療情報提供書をご家族にお渡しください。
【診療科目】
【リハビリテーション】
理学療法士が、運動発達の促し、日常生活動作の改善・助言をします。また、装具や用具の相談・作成アドバイスなどを行っています。
作業療法士が、日常の活動や動作が行えるよう、援助・助言をします。また、遊具等を用いて必要な感覚刺激を与える感覚統合療法なども行います。
言語聴覚士が、聴こえや言葉の発達に必要な援助や、食べることへの援助などを行います。
自閉症スペクトラム等の特徴をもつ子どもやその保護者に対して、言語聴覚士等が専門的な支援を行います。
診療所をご利用の皆様には、以下の点についてご協力をお願いします。
●体温チェック
診療所へお越しになられる際は、事前に、お子さま及び付き添いの保護者様の体温を計測してください。
ご本人や同居のご家族の方が37.5度以上の発熱がある場合は、熱が下がり平熱になってから24時間が経過するとともに、体調が回復するまでは来院をお控えください。
発熱していない場合でも、症状(せき、息苦しさ、のどの痛み、倦怠感、味覚障害等)がある場合は、症状がなくなり体調が回復するまでは来院をお控えください。
自宅療養期間・健康観察期間が終了するまでは、来院をお控えください。この場合は、療育センターにご連絡ください。
●PCR等の検査を受けられた場合
陰性の検査結果が出るまで来院をお控えください。
●感染等により、ご本人の所属が学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖(幼稚園・保育所等含む)となった場合
ご本人が感染または濃厚接触者ではない場合も、閉鎖期間中は来院をお控えください。
●付き添いのご家族について
診療所内が密になるのを防ぐために、付き添いのご家族はできる限りお1人まででお願いします。
児童発達支援センターは、児童福祉法に基づき、障害のある子どもに「日常生活における基本的な動作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練(同法第6条の2の2第2項)」等を行う障害児通所支援事業所であり、同法第43条が規定する児童福祉施設です。
児童発達支援センターを利用するには、対象となる子どもの保護者が障害児通所支援の給付申請を行い、支給決定・受給者証の発行を受ける必要があり、その後、保護者と児童発達支援センターが利用契約を結びます。
各児童発達支援センターにおいては、障害児相談支援事業所等が作成した障害児支援利用計画に沿って、一人ひとりの子どものアセスメントを行い、個別支援計画を作成して、これに基づく支援を行います。
【まるやま学園・ひまわり学園・のばら学園(未就学児対象)】
まるやま学園(総合療育センター)、ひまわり学園(東部療育センター)、のばら学園(西部療育センター)では、小学校入学前の子どもを対象に、通園による集団生活を通じて、自主的に生活する力や基本的な生活習慣・社会性を身につけられるように支援しています。
また、各センターにおいて通園バスによる園児の送迎を行っています。
クラス | 対象年齢 | 通園 形式 | まるやま学園 | ひまわり学園 | のばら学園 |
---|---|---|---|---|---|
知的・発達障害児クラス |
概ね3歳児 ~5歳児 |
単独通園 | ○ | ○ | ○ |
肢体不自由児クラス | 0歳児~5歳児 | 親子通園 | ○ | ○ | ○ |
難聴児クラス | 0歳児~5歳児 | 親子通園 | ○ | - | - |
定員 | 92名 | 42名 | 72名 |
「まるやま学園・ひまわり学園・のばら学園での支援内容」のページ
【あけぼの学園】
あけぼの学園(定員40名)は、児童福祉法に基づく児童発達支援及び放課後等デイサービス(同法第6条の2の2第4項)を行う事業所であり、中学校を卒業した15歳~18歳の知的・発達障害児を対象に、主に作業訓練や生活訓練を通じて将来の自立や社会参加に向けた支援をしています。
各療育センターでは、児童福祉法に基づく指定障害児相談支援事業所として、主に療育センター内の児童発達支援センターを利用する子どもの障害児支援利用計画を作成するほか、身近な地域の相談窓口として、子どもの発達相談や子育て相談に応じています。
障害児等療育支援事業とは、障害児等の地域における生活を支えるために、自治体等が無償で療育指導や療育相談等を行うこととされているものであり、総合療育センターでは「グループ療育」を、まるやま学園・ひまわり学園・のばら学園では「親子教室」を実施しています。
総合療育センターにおいては、弱視や全盲その他視覚に障害のある小学校就学前の乳幼児と保護者に対して、専門の相談員等が、子どもの見えにくさに応じた発達相談や、視覚機能の発達を促すための支援を行うために、通所による支援教室を実施しています。
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