白川防災福祉コミュニティ・須磨区総合防災訓練（2023年12月3日）

白川小学校で、白川防災福祉コミュニティの皆さんと合同で、須磨区総合防災訓練を実施しました。阪神・淡路大震災から28年が経過しましたが、この間にも、日本各地で大きな地震が発生しています。南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に70～80％の確率で発生すると予測されています。また、地球沸騰化とも呼ばれる気候変動の影響で、毎年のように、台風や集中豪雨による大きな被害が発生しています。いつ起こるかわからない大規模災害に備えるためには、防災意識を高く持ち、繰り返し訓練を行うことが重要です。

この日は、小学校への避難訓練、須磨消防署による天ぷら火災の消火訓練に加え、市内で初めて、地域の皆さんに、避難者・要援護者の受け入れ、段ボールベッド・テントの組み立て、非常食の配給など避難所開設の初動対応を実際に行っていただく訓練を実施しました。また、ペットと一緒の避難についても、心構えや日頃の準備などを説明しました。実際の災害に即した、実践的な訓練ができたのではないかと思います。

朝早くから訓練に参加された地域の皆さん、ご協力いただいた白川防災福祉コミュニティの皆さん、ありがとうございました。
＜天ぷら油による火災の消火＞

＜避難所開設訓練の様子＞

＜ペット同行避難＞