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【北区竹活プロジェクト】とびタケっ!! ~北区の竹とんぼで日本一~

最終更新日:2026年7月31日

ページID:85135

ここから本文です。

プロジェクト概要

竹の需要が減少し活用されないままの竹が増え続け、近年、北区においても全国同様に放置竹林が課題となっています。竹の繁殖力はとても強く、広葉樹や針葉樹など他の植物を駆逐する可能性があります。また、放置竹林では筍(たけのこ)が生えたままの状態となり、筍を求めてイノシシが侵入し、竹林だけでなく周辺農地を荒らすこともあります。

一人でも多くの方に放置竹林の課題に関心を持っていただけるよう、竹林再生を目的として北区では「北区竹活プロジェクト」を立ち上げます。
本プロジェクトでは2027年の「きたきたまつり」当日に、北区内の竹を使った「竹とんぼ」を作ってみんなで飛ばし、“日本一”を目指す「とびタケっ!! ~北区の竹とんぼで日本一~」も行います。

日本記録認定協会によると、現在の「竹とんぼを同時に飛ばした日本最多人数」記録は2024年7月20日に広島県東広島市東西条地区住民自治協議会が達成した741人です。

放置竹林

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「とびタケっ!! ~北区の竹とんぼで日本一~」にプロジェクト名が決定

2026年5月30日(土曜)~6月14日(日曜)まで、「みんなできめよう『北区竹とんぼプロジェクト(仮称)』の名まえ」を開催し、1,268人の方に投票いただきました。
投票の結果、「北区竹とんぼプロジェクト(仮称)」の正式名称が「とびタケっ!! ~北区の竹とんぼで日本一~」に決定しました。今後も「とびタケっ!!~北区の竹とんぼで日本一~」では、北区内の竹を使った竹とんぼを作ってみんなで飛ばし、“日本一”を目指すプロジェクトとして様々な取り組みを行います。ぜひご参加ください。
各イベント及び北区役所公式Instagramでの投票企画にご協力いただき、ありがとうございました。

投票結果(総投票数:1,268票)

  1. とびタケっ!! ~北区の竹とんぼで日本一~:597票
  2. くるくる北区 ~竹とんぼをつくって、飛ばして、空へ!~:302票
  3. 北区里山竹とんぼ計画:215票
  4. 竹とんアクション ~北区で目指せ日本一~:154票

投票の様子

きたきたまつり
「第50回きたきたまつり」

みんなで夕涼み 投票
「みんなで夕涼みin中畑山南公園」

投票結果
みなさまからの投票結果

竹とんぼ作成ワークショップの様子

「みんなで夕涼みin中畑山南公園」では、竹とんぼ作成ワークショップも同時開催しました。

竹とんぼワークショップ

竹とんぼワークショップ

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「竹活インタビュー」連載中

竹の魅力や放置竹林対策など、様々な形で竹に関わる人へのインタビュー連載中です。7月は「淡河バンブープロジェクト」代表の武野さん、「KOBE川の音ベース」主催の安田さんにインタビューを行いました。インタビューについては、北区公式Instagramにも掲載しています。

7月

「美味しく楽しく」で竹林をもっと身近に― 淡河バンブープロジェクトに聞く(淡河バンブープロジェクト代表 武野 辰雄さん)

神戸市北区淡河町を拠点とする「淡河バンブープロジェクト」は、「美味しく楽しく」をモットーに、竹の新たな可能性を追求する活動を展開しています。放置竹林の問題解決を目的として始まった地域活動は、現在では竹細工の制作や食品開発、農業資材への活用など、幅広い分野にも広がっています。
2019年の設立以来、地域住民や都市部住民からの参加者と協力しながら、竹林整備を通じた環境保全と地域活性化に取り組む同プロジェクト。その活動内容や課題、そして竹の持つ無限の可能性について、お話を伺いました。

プロフィール

武野辰雄 氏

神戸市北区淡河町で活動する「淡河バンブープロジェクト」の代表。
生まれも育ちも淡河町という地元出身者として、幼少期から遊び親しんだ竹藪が放置された現状を何とかしたいという思いから、放置竹林の問題解決に向けた取り組みをスタート。現在は竹林整備をはじめ、メンマ製造、竹細工制作、農業資材開発など多岐にわたる活動を牽引するほか、地域の学校での出前授業なども積極的に参加するなど、竹の新たな活用方法の開発と普及に努めている。

淡河バンブー写真①

インタビュー

Q.現在の取り組みは?‎‎

A.「淡河バンブープロジェクト」は、いわゆる竹藪を何とか上手く管理できないかという思いから活動をスタートしたもので、竹林整備が常に活動の根幹にあります。
そこから派生して、現在は竹林整備に加えて、竹細工の制作やメンマの製造、メンマを使ったスイーツの開発、さらには農業資材としての活用などを展開しています。

Q.モットーである「美味しく楽しく」とは?

A.竹林整備、竹林管理だけにフォーカスすると、どうしても汗をかきながらの活動など、しんどいイメージになってしまいます。そこで、「美味しい」と「楽しい」を常に意識して活動が出来るようみんなで考えました。こうした思いは、「美味しいものをみんなで作ろう」、「流しそうめんを竹のレールでやろう」など、普段の活動の中に遊び心として現れ、活動を豊かにしてくれます。

Q.放置竹林を問題視するようになった背景は?‎‎

A.私自身は生まれも育ちも淡河だったので、小さい頃から田んぼ、川、竹藪で遊ぶのが日常的でした。昔の竹藪の中は結構明るくて風通しも良かったのですが、そんな放課後や夏休み冬休みの遊び場だった竹藪が、いつしか蒸しっとしていて薄暗く、ちょっと怖いなと肌で感じるようになり、荒れていて危険だなと感じるようになったことがきっかけです。

‎‎Q.現在の活動を始めるきっかけは?‎‎

A.最初は、竹藪をきれいに整備しても、どのような価値や利益につながるのか想像がつきませんでした。そんな時に竹林対策に取り組む方のお話を聞いて、メンマづくりを知ったことが大きなきっかけでした。大きくなりすぎて出荷できない筍でもメンマとして活用できることや、日本で流通するメンマの99%以上が輸入品で、国産メンマは非常に希少であることを知り、まさに目から鱗でした。化学肥料も使わず、手間をかけずに育つ竹が商品価値を持つことに気づき、「これなら自分たちにもできる」と挑戦を決意しました。

Q.現在の活動場所は?‎‎

A.現在は、シェアスペース「結(ムスヒ)」が活動の拠点です。活動スタート当初の拠点であった淡河宿本陣のすぐ近くで空き家だったのですが、持ち主の方の何かに活用できたらいいなという話と、私たちが日常的に利用できる活動場所が欲しいという話がマッチして、改修して使わせていただくことになりました。ここに移ってからは、日常的に活動が行えるように使えるようになったほか、食品加工も自分たちでできるようになり、活動の幅が大きく広がりました。‎‎

Q.普段の活動メンバーは?

A.活動メンバーは、普段定職を持っておられる現役世代が中心で、9割ぐらいが女性です。中には、姫路や芦屋の方から来られる方もおり、淡河よりも都市部の方からの参加が多いです。皆さんお仕事が休みの時に参加されたりと、それぞれの生活スタイルに合わせて活動されています。‎‎

Q.活動していてよかったと感じる瞬間は?‎‎

A.地域の小学校や中学校、町外の学校からも出前授業でお声かけいただく機会があるのですが、その時に子供たちが「淡河バンブープロジェクト」のことを知ってくれていたりすると嬉しいです。以前、夏の課題で竹のことを調べている小学生に「なんで竹の研究をしているの?」と聞いたときに「淡河にバンブープロジェクトがあるから」と小学生が素直に答えてくれたことがあり、地域の中で本当に浸透しているのだなと実感しました。また、食材や竹細工の商品をマルシェや、スーパーなどで販売する機会をいただけて、手に取ってくれた方の中でちょっとずつリピーターが増えてきていることは、少しずつ淡河のメンマ、竹細工を知っていただけているのを実感でき、すごくありがたいです。

Q.竹林整備の現場で感じる課題や苦労は?

A.一番大変なのは、伐採した竹を山から運び出す作業です。竹を切ること自体は一人でもできますが、斜面の多い北区では、倒した竹を安全に搬出するには人手が必要です。足場が悪い中で刃物を扱うため、作業の安全には常に気を配っています。チェーンソーではなく電気ノコギリを使用するなど、効率と安全性のバランスを考えながら活動しています。
また、季節ならではの苦労もあります。夏場はヘビやヤブ蚊が多く、防護のためにレインコートを着ると熱中症の危険も高まるため、作業時間を短く区切るなどの工夫が欠かせません。
さらに、竹林整備が進むほど、新たな課題として伐採した竹の活用方法があります。竹細工などに利用できるのは一部で、多くの竹は活用先を見つける必要があります。現在は、竹チップや土壌改良材、舗装材など、さまざまな用途を実証実験しながら可能性を探っています。
竹林を適切に管理することは、イノシシやアライグマなどの獣害対策にもつながります。竹林に光や風が入る環境を維持し、人が管理するエリアをつくることで、野生動物が近づきにくい環境づくりにもつながると考えています。

Q.竹の魅力や可能性について教えてください。

A.竹は日本全国の身近な場所に自生し、昔から物干し竿や箸、竹馬など、暮らしに欠かせない道具として活用されてきました。現在はプラスチックやアルミ製品に置き換わったものも多いですが、竹には「しなやかさ」と「強度」を兼ね備えた素材ならではの魅力があります。インテリアや日用品として気軽に生活へ取り入れられるなど、今でもさまざまな可能性を秘めています。
その中でも、淡河バンブープロジェクトが特に力を入れているのがメンマづくりです。食は子どもから大人まで誰もが関わる身近なテーマであり、竹に興味を持ってもらう入口として大きな役割を果たしています。実際、日本で流通するメンマの99%以上は輸入品であるため、国産メンマには大きな可能性があります。
この他にも、竹馬や団扇、竹ほうき、竹とんぼなど、身近な竹製品にも国産化の余地があると考えています。海外製が多い製品を地域産・国産へと置き換えていくことは、放置竹林という課題の解決につながるだけでなく、新たな地域資源の可能性にもつながると期待しています。

Q.最後に、「とびタケっ!! 北区の竹とんぼで日本一」への期待をお願いします!

A.今回のプロジェクトを通じて、久しぶりに竹とんぼに触れる方や、逆に初めて体験する子どもたちもいると思います。ドラえもんの竹コプターを思い浮かべるように、竹とんぼは誰もが知っている身近な竹細工ですので、まずはみんなで竹とんぼを飛ばし、楽しい時間や体験を共有してほしいです。
そして、そうした体験をきっかけに、「この竹とんぼは北区の竹からできているんだ」「竹にはこんな活用方法があるんだ」と、地域の竹のこと、ひいては放置竹林の問題に興味を持ってもらえたらと思います。

淡河バンブープロジェクト写真②

淡河バンブープロジェクト写真③

淡河バンブープロジェクト写真④

淡河バンブープロジェクト写真⑤

自然体験を通じて、生き抜く力と防災意識を育てたい(KOBE川の音ベース主催 安田 典充さん)

竹活インタビューVol.2では、「KOBE川の音ベース」を運営する安田典充さんにお話を伺いました。キャンプ場の運営をはじめ、伐採した竹や木を活用したアクセサリーづくり、アウトドア体験、防災ワークショップなど、地域資源を生かした多彩な活動を展開されています。活動を始めたきっかけや、里山・竹資源への思いについてお聞きしました。

川の音ベース写真①

インタビュー

Q.現在の活動を始めたきっかけを教えてください。
A.私の活動の原点は、長年親しんできたキャンプにあります。私は「キャンプは不便を楽しむもの」だと思っています。火起こしや道具づくりなど、自然の中での体験を通じて、自ら考え、行動し、困難を乗り越える力を身につけてほしいという思いがあり
ました。
目指しているのは、自分で考えて、「火を起こせる人間」を育てることです。ここでいう「火を起こせる」とは、火をつける技術だけでなく、困難な状況でも自ら考え、行動できる力を身につけるという意味でもあります。さらに、防災にも関心があり、アウトドア体験を通じて子どもたちに楽しみながら防災を身近に感じてもらいたいと考えてきました。
2006年からキャンプに関する活動を、2015年からは防災に関する取り組みを続け、2022年11月に山田町で「KOBE川の音ベース」をプレオープンしました。
Q.活動のやりがいや、続けていて良かったと感じる瞬間を教えてください。

最もやりがいを感じるのは、子どもたちの成長を間近で見られることです。ワークショップの前後で表情や行動が変わる瞬間があり、その瞬間を目にしたときにやりがいを感じます。
防災イベントでは、子どもたち自身が防災トイレを設置し、地域の方々に携帯トイレの使い方を説明する実践的なプログラムも行っています。地域の方から「すごいね」「ありがとう」と声をかけられたときに見せる子どもたちの誇らしげな笑顔を見ると、この活動を続けてきて本当に良かったと感じます。

Q.里山を次世代に引き継ぎ、竹を資源として活用していくために必要なことは何だと思いますか。

里山を守っていくためには、竹だけでなく木も含めて地域資源として活用していくことが大切だと思います。
これまで、竹や木を使ったアクセサリーづくり体験をはじめ、門松づくりや竹馬体験など、さまざまなイベントを開催してきました。実際に触れ、使い、楽しむ体験を通して、地域の皆さんが竹や木を「身近で価値のある資源」と感じてもらうことが、里山を未来へつないでいく第一歩だと考えています。そうした体験を通じて、地域の皆さんが竹を身近な資源として感じるきっかけになればと考えています。
また、竹には多くの活用可能性があると思っています。例えばキャンプ分野では竹炭としての活用、防災分野では消臭効果を生かした災害用トイレへの活用などが考えられます。私自身も活用方法を模索している段階ですが、竹は地域資源として大きな可能性を秘めていると感じています。

編集後記

「地域の自然を守ること」と「地域の人を育むこと」。安田さんのお話からは、その二つが深く結びついていることが伝わってきました。
キャンプや防災体験を通じて子どもたちの生きる力を育みながら、竹や木といった地域資源の活用にも取り組む安田さん。活動の中で見られる子どもたちの成長が、次の挑戦への原動力になっていると言います。
北区の豊かな自然や里山の魅力に多くの人が気づき、竹や木をはじめとする地域資源を生かした取組が広がることで、地域の魅力はさらに高まっていくことでしょう。「KOBE川の音ベース」を拠点に、自然体験や防災学習、地域資源の活用を通じた安田さんの挑戦に、今後も注目していきたいと思います。

川の音ベース写真②

川の音ベース写真③

川の音ベース写真④

川の音ベース写真⑤

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今後の予定

「とびタケっ!! ~北区の竹とんぼで日本一~」の今後の予定については、本ホームページ及び北区公式instagramにてお知らせいたします。各種イベントにて、キタールさんシールの配布を予定しています。ぜひ参加してゲットしてください。

2026年

  • 7月~8月:夏休み期間に、竹に関するクイズイベント、竹とんぼ作成ワークショップを開催
  • 9月~10月:100人で飛ばす竹とんぼ企画
  • 10月~12月:北区内の各種イベントにて竹とんぼ作成ワークショップを開催

2027年

  • 2月~3月:竹伐採ワークショップを開催、200人で飛ばす竹とんぼ企画
  • 5月~6月:「竹とんぼを同時に飛ばした日本最多人数記録」に挑戦

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開催済みのイベント

2026年度

「みんなできめよう『北区竹とんぼプロジェクト(仮称)』の名まえ」の開催(5月30日~6月14日)

開催内容

『北区竹とんぼプロジェクト(仮称)』のプロジェクト名称をみなさんの投票で決定する企画を開催。投票企画にご参加いただいた方に、キタールさんのキラキラシールを先着順でプレゼントしました。

名称候補
  • 北区里山竹とんぼ計画
  • とびタケっ!! ~北区の竹とんぼで日本一~
  • 竹とんアクション ~北区で目指せ日本一~
  • くるくる北区 ~竹とんぼをつくって、飛ばして、空へ~

開催日時・場所

第50回きたきたまつり
  • 日時:5月30日(土曜)11時30分~17時00分
  • 場所:ありまホール入口横 屋外スペース(神戸市北区藤原台中町1年3月1日)
  • アクセス:神戸電鉄「岡場駅」から徒歩5分
北区役所・北神区役所
  • 期間:6月1日(月曜)~6月12日(金曜)
  • 場所:
    • 北区役所7階(神戸市北区鈴蘭台北町1年9月1日、神戸電鉄「鈴蘭台駅」直結)
    • 北神区役所6階(神戸市北区藤原台中町1年2月1日、神戸電鉄「岡場駅」から徒歩2分)
みんなで夕涼みin中畑山南公園
  • 日時:6月13日(土曜)17時00分~19時30分
  • 場所:中畑山南公園(神戸市北区鈴蘭台西町1-26)
  • アクセス:神戸電鉄「鈴蘭台駅」より、徒歩5分

竹とんぼ作成ワークショップも同時開催。

北区公式Instagram(キラキラシール配布対象外)
  • 期間:6月1日(月曜)~6月14日(日曜)

キタールさん

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お問い合わせ先

北区総務部地域協働課 

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