最終更新日:2025年12月5日
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石峯寺の三重塔

淡河町に広がる黄金色の田んぼ

力強く咲く「新鉄砲ユリ」
淡河町は、南に丹生・帝釈山系を望み、町の中央を淡河川が東西に流れ、その流域に平地が広がっている地域です。江戸時代には湯乃山街道の宿場町として栄え、奈良・京都との文化交流もあったと伝えられています。その歴史を感じられる場所として、参勤交代の大名や公家を迎えた「淡河宿本陣跡(おうごじゅくほんじんあと)」が残り、往時の宿場町の面影を今に伝えています。また、町内には「石峯寺(しゃくぶじ)の薬師堂や三重塔」、「北僧尾(きたそうお)農村歌舞伎舞台」、「南僧尾(みなみそうお)観音堂」、「淡河八幡神社の御弓神事(おゆみしんじ)」などの貴重な文化財や伝統行事が数多く残されています。
なかでも石峯寺の三重塔を囲む紅葉は圧巻。例年11月下旬に見頃を迎えますので、行かれた方はぜひお写真を共有してください!
農業においては、米・酒米が中心ですが、花の栽培も盛んに行われ、特に淡河町で生産される新鉄砲ゆりは「神戸リリィ」として広く県外にも知られています。
また、2003年(平成15年)4月には市内では最初となる「道の駅」がオープンし、竹細工の工芸品やそば粉100%で製造した「十割そば」が人気。「淡河城址」とともに淡河町の観光名所として賑わっています。
そんな魅力たっぷりの淡河町、近年は移住・定住を希望する方々からも注目されています。豊かな自然と歴史的景観に囲まれながら神戸市中心部へのアクセスも良好で、古民家を活用した暮らしや農業体験を希望する人々に門戸を開いています。地域の方々が主体となって移住・定住に向けた様々な取り組みを推進しており、明治期からある建物をリノベーションした施設「ヌフ松森医院」では「お試し移住」ができます。詳細は、淡河町へのお試し移住インタビューや、里山移住の専用サイトをご覧ください。
文化と伝統に触れ、四季折々の自然とともに暮らせる淡河町は、訪れる人にも住む人にも魅力あふれるまちです。
丹生山山頂からの眺望

丹生神社

箱木千年家


雄大なつくはら湖

神出山田自転車道の「自転車」ガードポスト







花山・大池エリアは、有馬街道や神戸電鉄などのアクセスの良さも感じられながら、落ち着いた雰囲気の団地や街並みが広がっている地域です。
また、花山は、ALT(外国語指導助手)の方々の住まいも多く、国際色豊かで文化交流の進んだまちでもあります。
神鉄花山駅に降り立つと、まずは2022年にリニューアルされた駅舎の美しさが目を引きます!
花山駅前では、夏祭りなどさまざまなイベントも開催されており、地域交流も盛んです。
その駅から伸びる歩道橋を渡ると、山の斜面に巨大な建造物が…!
いろんな角度から見ると、まるで「SF」の建物。
じつはこれ、上下に移動するエレベーターではなく、斜めに移動する「斜行エレベーター」なのです。
1984年(昭和59年)、花山東団地と駅を往来する住民のために作られました。なんと「日本初」の斜行エレベーターで、いまなお現役で活躍中です。
まちの中に見える独特のデザインの建物は、まちの人々の生活もしっかり支える、まさに「縁の下の力持ち」。




昭和3年に神有鉄道(現在の神戸電鉄)が開通して以降、急速に人の往来が増え、都市文化が浸透した町、有野町。
大規模な住宅地が隣接する中、神鉄沿線には伝統ある神社仏閣が現存しています。
そのひとつが、摂津国有馬郡の一の宮でもある「有間神社」です。
有間神社には、線路を挟んだところに鳥居(御旅所)があります。
有間神社側から眺めると、その鳥居が背後の木々や住宅地と重なり合う風景を見ることができます。
日常と歴史が交差する風景を目の前に、写真をパシャリ。
(立派な本殿にも、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。)
車窓から眺めるだけでは気付かなかった風景かもしれません。
たまには電車を降りて沿線を歩き、まちの新たな魅力発見をしてみませんか。

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有馬街道沿いまで歩いてみました。
すると、小さなお堂と祠(ほこら)がありました。
赤い旗には「やきもち地蔵尊」と書かれています!
やきもち…地蔵?
看板の説明を見ると、なんと「焼き餅」が由来のお地蔵さんとのこと!
昔むかし、村に現れたお地蔵さまに焼き餅を供えたところ、
お地蔵さまがたいそう喜ばれたとか。
それから焼き餅を供えると「願い事がひとつ叶う」という伝説が残ったようです。
あたたかな地域のみなさんの気持ちに想いを馳せながら、
昔から大切にされてきたお地蔵さんに「これからもステキな町でありますように」とお願いして帰りました。
(焼き餅は美味しくいただきました。)



いったいどんなまちなのでしょうか…?
突然、街中に現れたオレンジ色の屋根。
遠くから見ても目立つ、その不思議なフォルム。
勇気を出して近くに寄ってみましょう。
思い切って近づいてみました。
なんとこの建物、「広陵町集会所」(!)だったのです。
地域のみなさんの憩いの場として、ダンス・演奏のレッスンやイベント会場として、いつも楽しい声が聞こえてきます。
実は、1970年の大阪万博のときに建てられたパビリオン「カンボジア館」が、このまちに移設されてきました。
この集会所のなかには、広陵町とカンボジアのつながりが感じられる写真や装飾なども展示されています。
大阪・関西万博が開催中ですが、北区でいつでも見ることのできるパビリオンにも来てみませんか。

上高地といえば河童橋や立ち枯れた木がある大正池が有名ですが、北区にも「河童橋」があります。
なんと、そのそばには、まさに上高地を彷彿させる風景が広がっています。
秋には水面に映る紅葉の景色を見に行ってみたい場所です。
日常から離れて、北区の「上高地」でリラックスしてみませんか。


八多町にある「八多ふれあいセンター」の茅葺屋根の葺き替え工事の様子です(令和6年度)。
職人の皆さんが茅の葺き替えを行う様子を見られるのは、とても貴重です。
古い茅と新しい茅の色のコントラストを楽しめ、新しい茅の香りが感じられるのも、葺き替え工事中の特別な体験です。


神戸の都心から30分も車でかからない場所に、
ありのままの自然を残したキャンプ場「川の音ベース」があります。
こちらの写真は、BBQを行ったときの一瞬を収めた一枚です。

木々が生い茂り、川のせせらぎが聞こえる中、マイナスイオンに包まれながら楽しい時間を過ごすことができました。
帰り際には暗闇の中に輝くホタルの姿も。
テントサウナでは、キャンプ場の中央に流れる川を生かし、
水風呂代わりに川へダイブするもよし、その名のとおり川の音を聞きながら整うもよし。

北区には、日常に疲れた現代人を癒す非日常空間が数多く残っています。

鈴蘭台駅からコープに向かう道を進むと、右手に見えるのがこの末広稲荷神社の鳥居。
歩いて進むのがしんどいほどの急斜面に鳥居が立てられています。
実は本殿はさらに坂の先で、本殿からは鈴蘭台のまちなみがきれいに見えるとか……。
