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更新日:2021年8月3日

毒キノコによる食中毒に注意しましょう

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キノコ狩りがシーズンを迎える秋季を中心に,全国的に有毒な野生キノコによる食中毒が発生しています。
キノコはおいしく食べられる種類がある一方で,食中毒を起こすような毒を含む種類もあり,中には死に至る猛毒を含む種類があることも知られています。
有毒な野生キノコの食中毒は,野外で採ったキノコを家庭で調理して発生する事例が大半です。

【ご注意ください!】有毒な野生キノコによる食中毒が全国的に発生しています

例年,夏の終わりから秋にかけて,有毒な野生キノコを食用キノコと誤認して採取,喫食したことによる食中毒が多く発生していますが,令和2年は以下のとおり6月から既に発生し,死亡事例も報告されています。特に本年は,自ら採取や調理をして喫食した野生のキノコを原因とする食中毒の発生が増加しています。

食用のキノコと確実に判断できない場合は,絶対に採らない,絶対に食べない,絶対にあげない,絶対に売らない,絶対にもらわないのポイントを守って食中毒を防止しましょう。

万一,キノコを食べて体調が悪くなった場合は,すぐに医師の診察を受けてください。

令和2年に発生した有毒な野生キノコによる食中毒事例

(令和2年10月31日現在 全国で発生した24事例から一部抜粋)

発生月日 都道府県 発生施設 原因食品 概要 患者 主な症状
6月30日 北海道 飲食店 当該施設が6月30日に提供した「キノコパスタ」 自生していたキノコ(種類不明)を調理し,提供した。 3名 手足の痺れ,視覚の異常,散瞳,嘔気等
8月2日 栃木県 家庭 キノコの油炒め 患者の家族が山林で採取した野生のキノコ(種類不明)を,自宅で調理して患者2名が喫食したところ,2名ともに食中毒症状を呈した。2名のうち,1名は翌日に容態が急変し死亡した。 2名 嘔吐,下痢,死亡者については多臓器不全

10月4日

秋田県 家庭 クサウラベニタケ 直売所において,ハタケシメジと表示された商品にクサウラベニタケが混入しており,それを購入,喫食し,食中毒様症状を呈した。 3名 嘔吐,下痢,頭痛,倦怠感

厚生労働省のホームページでは,「自然毒のリスクプロファイル」として毒キノコに関する情報を提供が提供されており,毒キノコに関するリーフレット等も掲載されています。
また,厚生労働省のTwitterにおいても,秋季が終了するまでの間は,毎週,毒キノコの情報提供が行われています。

毒キノコによる食中毒を防止するためのポイント

  • 食用のキノコと確実に判断できない場合は,絶対に採らない
 カエンタケに気をつけて!(外部リンク厚生労働省ホームページ)
 ※カエンタケは食中毒だけでなく、触れるだけで皮膚の炎症をひき起こす場合がありますので絶対にさわらないでください。
  • 食用のキノコと確実に判断できない場合は,絶対に食べない
  • 食用のキノコと確実に判断できない場合は,絶対に人にあげない・売らない,もらわない

毒キノコによる食中毒発生状況(全国)

9月,10月に多く発生しています。

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
2019(令和元)年 0 0 0 0 0 0 0 1 4 13 8 0 26
2018(平成30)年 0 0 0 0 0 0 0 2 12 5 2 0 21
2017(平成29)年 0 0 0 0 0 0 0 3 4 9 0 0 16
2016(平成28)年 0 0 0 0 0 0 0 1 8 27 6 0 42
2015(平成27)年 0 0 0 0 0 2 0 0 23 12 1 0 38
2014(平成26)年 0 0 0 0 0 0 0 2 8 12 1 1 24
2013(平成25)年 0 0 0 0 0 0 0 0 13 19 3 2 37
2012(平成24)年 0 0 0 0 0 0 1 0 1 51 4 0 57

(厚生労働省資料)

食用のキノコと毒キノコにはよく似た種類があります

素人が種類を見分けることは困難です

食用のキノコと間違えて毒キノコを食べ,食中毒が発生し,死者が発生する事例も起こっています。
キノコの種類の鑑定は専門家に見てもらうようにし,少しでも迷ったら食べないようにしましょう。

毒キノコによる被害数(全国)
きのこの種類 間違えやすい食用キノコの例
(「自然毒のリスクプロファイル」より)
平成22~令和元年 令和元年
事件数 患者数 死者数 事件数 患者数 死者数
ツキヨタケ ヒラタケ,ムキタケ,シイタケ 171 555 0 14 31 0
クサウラベニタケ ウラベニホテイシメジ,ホンシメジ,ハタケシメジ 75 218 0 1 2 0
テングダケ 20 35 0 2 2 0
ドクササコ ナラタケ,ホテイシメジ,アカハツ,チチタケ 12 21 0 0 0 0
イボテングタケ 10 14 0 0 0 0
カキシメジ ニセアブラシメジ,チャナメツムタケ,シイタケ 10 24 0 3 8 0
イッポンシメジ 8 27 0 0 0 0
オオシロカラカサタケ 9 15 0 2 2 0
ニガクリタケ ナメコ,クリタケ,ナラタケ,ナラタケモドキ 3 3 0 0 0 0
オオワライタケ 3 4 0 0 0 0
ニセショウロ 3 6 0 0 0 0
ハイイロシメジ 2 4 0 0 0 0
ヒカゲシビレタケ シロマツタケモドキ,ハラタケ,ツクリタケ 2 3 0 0 0 0
タマゴダケモドキ キタマゴタケ 3 3 0 0 0 0
ドクツルタケ シロマツタケモドキ,ハラタケ,ツクリタケ 1 1 0 0 0 0
ニセクロハツ クロハツ,クロハツモドキ 1 1 1 0 0 0
オオシビレタケ 0 0 0 0 0 0
カブラアセタケ 1 1 0 0 0 0
その他 22 47 0 4 7 0
不明 34 84 1 0 0 0
合計   390 1,066 2 26 52 0

(厚生労働省資料)

キノコの毒について

加熱調理により,キノコの毒が分解することはありません。
食べないこと以外に毒キノコによる食中毒を防止する方法はありません。

キノコの鑑定に関する俗説を信じないようにしましょう

食べられるキノコと食べられないキノコ(有毒なキノコ)とを簡単に見分ける方法はありません。
「軸が縦に裂けるものは食べられる」,「虫が食べていれば人間も食べられる」などの俗説は迷信ですので信じないようにしましょう。

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