ホーム > 観光・文化・産業 > 農漁業を知る・楽しむ > 「こうべ旬菜」について

「こうべ旬菜」について

最終更新日:2022年12月27日

ここから本文です。

「こうべ旬菜」とは?

「こうべ旬菜」は人と環境に配慮して、神戸市内で栽培された野菜です。
種類は18品目あり、主に神戸市中央卸売市場を通じて市内の小売店や量販店等で販売されています。

こうべ旬菜ほうれん草写真
「こうべ旬菜」の特長
・化学肥料や化学合成農薬の使用を通常栽培よりも減らして栽培しています。
・生産工程を生産者自らがチェックする「こうべ版GAP」に取り組んでいます。
※GAP:Good Agricultural Practice(良い農業の実践)
「こうべ版GAP」とは?

こうべ旬菜のシンボルマーク『菜菜ちゃん』

こうべ旬菜シンボルマーク菜菜ちゃん
地元の野菜として、市民に親しまれ、末永く愛されるように、愛称を「こうべ旬菜」としました。
「こうべ旬菜」のシンボルマーク『菜菜ちゃん』は、農家の皆さんが心を込めて作る「新鮮」で「安心」して食べることができる神戸育ちの野菜と、消費者の満足な顔をイメージしてデザインしたものです。
『菜菜ちゃん』は野菜を包装するビニール袋や結束するテープに印刷されています。

どこで購入できますか?・・・「こうべ地産地消推進店」

「こうべ旬菜」を積極的に取り扱い、販売する店舗を「こうべ地産地消推進店」として、登録・紹介しています。
 
こうべ地産地消推進店(こうべ旬菜取扱店)一覧(令和4年10月13日現在)
店名 住所 定休日 電話番号
やさいの こいみず 神戸市中央区旭通3-1-12
MAP(外部リンク)
日曜日 078-221-2309
(有)アカシヤストアー 神戸市中央区日暮通4-2-15(大安亭市場)
MAP(外部リンク)
木曜日 078-221-3249
(有)福田商店 神戸市中央区八雲通5-1-16(大安亭市場)
MAP(外部リンク)
月曜日 078-221-2551
フルーツ&やさいのながお 神戸市中央区八雲通4-3-12(大安亭市場)
MAP(外部リンク)
なし 078-271-0007
前川フーズ 神戸市中央区八雲通5-1-15(大安亭市場)
MAP(外部リンク)
日曜日 078-221-6339
(有)延原青果 神戸市中央区神若通1-3-12
MAP(外部リンク)
なし 078-231-3460
天亀 神戸市中央区割塚通7-2-11(中西市場)
MAP(外部リンク)
日曜日 078-221-5228
福島屋食料品店 神戸市中央区花隈町28-15
MAP(外部リンク)
日曜日 078-341-6391
福原商店 神戸市中央区花隈町14-10-102
MAP(外部リンク)
日曜日
祝日
078-341-5993
宮野青果店 神戸市灘区倉石通1-1-6(畑原市場)
MAP(外部リンク)
火曜日 078-861-1667
中野商店 神戸市灘区水道筋1-24
MAP(外部リンク)
日曜日
水曜日
078-801-9562
蒔野商店 神戸市灘区水道筋3-2(灘中央市場)
MAP(外部リンク)
水曜日 078-801-7806
藤原商店 神戸市灘区水道筋3-2(灘中央市場)
MAP(外部リンク)
水曜日 078-861-3615
松見商店 神戸市東灘区岡本2丁目13-16
MAP(外部リンク)
日曜日
月曜日
078-431-5405
宝地商店 神戸市東灘区本山中町4-1-28
MAP(外部リンク)
日曜日
水曜日
078-431-7266
フルーツの福田 神戸市東灘区深江北町4-11-6
MAP(外部リンク)
なし 078-411-0582
小島商店 神戸市兵庫区湊町1-4-21
MAP(外部リンク)
日曜日
祝日
078-575-9059
青果のほりえ 神戸市兵庫区東山町1-1-3(新鮮市場)
MAP(外部リンク)
水曜日 078-511-5988
(株)山本商店 神戸市兵庫区東山町1-1-10(新鮮市場)
MAP(外部リンク)
日曜日 078-511-2614
神戸湊川 丹波屋 神戸市兵庫区東山町1-1-21(新鮮市場)
MAP(外部リンク)
日曜日
不定休
078-511-1081
角谷商店 神戸市兵庫区東山町2-1-10(新鮮市場)
MAP(外部リンク)
日曜日
祝日
078-511-5675
野菜のミヤツジ 神戸市兵庫区荒田町4-29-24
(ハートフルみなとがわ1階)
MAP(外部リンク)
木曜日 078-521-8318
上田青物店 神戸市兵庫区東山町2-8-61
(新鮮市場マルシン)
MAP(外部リンク)
水曜日 078-511-9291
やさいのウエダ 神戸市兵庫区東山町1-10-3(新鮮市場)
MAP(外部リンク)
日曜日 078-511-4377
ヤマヤ (峯松) 神戸市兵庫区下衹園町19-3(平野市場)
MAP(外部リンク)
日曜日 078-361-2033
(有)大西食料品店 神戸市兵庫区小松通2-3-12(笠松商店街)
MAP(外部リンク)
日曜日 078-681-0476
島本商店 神戸市兵庫区金平町2-1-43
MAP(外部リンク)
日曜日 078-671-6331
(有)にいみ 神戸市長田区腕塚町5(食の棚フーケット)
MAP(外部リンク)
水曜日 078-611-3985
たかはし食料品店 神戸市長田区川西通4-10-3
MAP(外部リンク)
日曜日 078-691-1991
藤丸商店 神戸市長田区駒ケ林町1-17-15
​​​​​MAP(外部リンク)
日曜日
水曜日
078-611-5264
丸正 神戸市長田区二葉町3-2-11
MAP(外部リンク)
土曜日
日曜日
078-611-5735
田中青果店 神戸市長田区久保町5-1-1(アスタ3番館)
MAP(外部リンク)
水曜日 078-611-2861
生活協同組合コープこうべ
コープデイズ神戸西店
神戸市西区池上3-3-1
MAP(外部リンク)
年間数日あり 078-974-3939
マルハチ名谷駅前店 神戸市須磨区西落合1丁目1-11
MAP(外部リンク)
1月1日 078-795-8808
マルハチ舞子店 神戸市垂水区東舞子町10-1-100
Tio舞子内
MAP(外部リンク)
1月1日 078-787-7807
瀬川商店 芦屋市若宮町5-12(打出商店街)
​​​​MAP(外部リンク)
日曜日
月曜日
0797-22-5632
みとう商店 西宮市上ヶ原8-10-50-110
MAP(外部リンク)
日曜日
水曜日
祝日
0798-52-3096
蔬菜果物 田中屋 西宮市西田町5-6(阪急夙川サン・らいふ)
MAP(外部リンク)
日曜日 0798-33-6566
苦楽園センター青果食品部 西宮市豊楽町1-18(苦楽園センター)
MAP(外部リンク)
日曜日 0798-72-0376
新鮮青果 村上商店 大阪府池田市栄本町6-29(栄本町二番街)
MAP(外部リンク)
日曜日 072-753-0197

こうべ地産地消推進店一覧(PDF:72KB)

こうべ旬菜の種類(18品目)

旬に応じて、18品目が生産、出荷されています。
こうべ旬菜の出荷時期

主な品目紹介

「こうべ旬菜」の主な品目をご紹介します。 <参考・出典>ひょうごの野菜(発行:兵庫県)

小松菜

西区平野町、伊川谷町、櫨谷町を中心にハウス栽培され、1年を通して出荷されています。
昭和50年頃から露地栽培が始まり、その後、品種改良とともに、平成12年頃から生産量が増加してきました。
小松菜はカロテン、ビタミンC、鉄分、カリウムなどを含み、野菜の中では特にカルシウムが豊富に含まれているので、育ちざかりの子供たちにもオススメです。
根付きのままの束や鮮度保持包装袋で出荷されており、鮮度が高く、葉が生き生きと艶やかです。

こうべ旬菜小松菜写真

小松菜栽培風景写真

キャベツ

西区岩岡町を中心に昭和10年頃から栽培が開始され、昭和35年~40年には飛躍的に栽培面積が拡大しました。
10月~翌年6月頃まで、夏場以外は出荷できるよう、品種と作型を組み合わせてリレー栽培を行っています。冬の間はよく締まった重量感のある冬キャベツ、春はやわらかな春キャベツが栽培されています。
地元で生産された完熟堆肥による土づくりや有機質肥料を中心とした施肥など、環境や人にやさしい栽培に取り組んでいます。

こうべ旬菜キャベツ写真 キャベツ栽培風景写真

水菜

西区伊川谷町を中心に、西区のほぼ全域で1年を通して栽培されています。
昭和50年代頃から冬場の品目として大株水菜の栽培が開始され、その後、サラダなどの生食需要に対応した小株で葉のやわらかい品種なども増加、少しずつ生産を伸ばしてきました。
食物繊維が多く、しゃきしゃきとして食感がよいので、鍋物はもちろんサラダやパスタのトッピングなど幅広く利用できます。
都市近郊の強みを生かし、鮮度と食味にこだわった水菜を生産、出荷しています。

こうべ旬菜水菜写真 水菜栽培風景写真

ほうれん草

西区伊川谷町、玉津町、平野町を中心にハウス栽培され、夏場を除き、ほぼ年間を通して出荷されています。
昭和30年代後半から栽培がはじまり、当時は露地栽培がメインで、夏のすいか、冬の白菜、その間にほうれん草という栽培サイクルでしたが、ハウスによる施設栽培が普及し、生産量が増加しました。
ほうれん草は鉄分が多く、栄養価の高い野菜で、おひたしやバター炒めなど幅広く利用できます。
根付きのままの束や鮮度保持包装袋で出荷されており、鮮度が高く、葉が生き生きと艶やかです。

こうべ旬菜ほうれん草写真2 ほうれん草栽培風景写真

チンゲンサイ

今では中国野菜でお馴染みですが、西区で栽培を開始した昭和52年頃は全国的に見ても産地が少なく、あまり世間に知られていない野菜でした。当初は食べ方も知られていなかったので、生産者自らが店頭に立ち、試食会やレシピ紹介など、PRを重ねて需要を伸ばしてきました。
現在は主に、西区岩岡町、伊川谷町で栽培されています。
農薬や化学肥料を減らし、有機質肥料や完熟堆肥を使用して栽培するので、株張りがしっかりして艶があり、葉色も鮮やかです。しゃきしゃきとした食感が特徴で、短時間での炒め物がオススメです。

こうべ旬菜チンゲンサイ写真 チンゲンサイ栽培風景写真

ブロッコリー

西区岩岡町、神出町を中心に、西区のほぼ全域で栽培され、主に11月~3月と5月に出荷されています。
かつてカリフラワーが主流だった昭和50年頃に新規作物として緑のブロッコリーを栽培し、広まったと言われています。
主に花の蕾部分を食べるので、収穫適期が短く、天候により出荷時期が左右されやすい野菜ですが、ブロッコリーが凍ってしまう真冬以外は朝どりをして、新鮮なものを出荷されています。
ビタミンCや葉酸を豊富に含み、彩りが良いため、サラダや添え野菜にも活躍します。

こうべ旬菜ブロッコリー写真 ブロッコリー栽培風景写真

スイートコーン

西区岩岡町を中心に栽培されています。平成元年頃に、キャベツの前作に、土壌改良などのために栽培していたソルゴーをスイートコーンに転換しました。
現在では、6~7月に収穫する春夏作だけでなく、その後再度播種して10月頃収穫する作型にも取り組んでいます。
スイートコーンは収穫してから時間の経過とともに糖度が低下してしまいますが、都市近郊の立地を生かして、朝早くに収穫したものの大半がその日のうちに店舗に並ぶため、獲れたての高い糖度のまま消費者に届けられています。
穫れたては特に甘くてジューシーなので生でも食べることができ、お菓子やパンの材料にも適しています。

こうべ旬菜スイートコーン写真 スイートコーン栽培風景写真

こうべ再生リンによる資源循環

こうべハーベストイメージ
リンは、窒素、カリウムとともに農作物の栽培に不可欠な栄養素ですが、現状、日本ではほぼ全量を外国からの輸入に頼っています。神戸市の東灘下水処理場では、下水からこの貴重なリンを回収し「こうべ再生リン」と名付けて、資源の有効利用を行っています。
この「こうべ再生リン」を配合した肥料「こうべハーベスト10-6-6-2」は、「こうべ旬菜」のスイートコーン、キャベツ、ブロッコリー等の栽培暦に取り入れられ、使用されています。
神戸で生まれた地産地消肥料を神戸産農産物に活用することで、地域内資源循環の取組みを行っています。
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
建設局下水道部経営計画・プロジェクト等「KOBEハーベスト(大収穫)プロジェクト」

お問い合わせ先

経済観光局農水産課