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最終更新日:2022年4月5日
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北区・西区には豊かな農業地域が広がり、温暖で晴天の日が多い気候によって、花の栽培に適しています。花は「美しさ」、「華やかさ」、「癒し」など暮らしに潤いを与えます。日々の暮らしの中にお花を取り入れて、「花のある暮らし」を楽しみませんか?
(神戸花物語2022春:市内10か所にて)
神戸市の花 ~神戸が誇る美しい花~ パンフレット(PDF:1,052KB)
「神戸リリィ」の愛称で呼ばれる淡河町独自の新鉄砲ユリは、テッポウユリにタカサゴユリを交配し、戻し交配させて作出されたもので、実生から1年以内に開花する特長を持っています。「神戸リリィ」には、定番の「オリジナルオーゴ」、花が上向きの「ミスオーゴ」、大輪の「プリンセスオーゴ」などの3品種があり、関西だけでなく東京、名古屋、仙台、広島などに出荷されています。その品質は、全国的にも非常に高い評価を得ています。
(写真の品種名:ミスオーゴ)
北区淡河町では昭和20年代よりチューリップ生産がスタートし、ブランド産地として有名です。同じ色のチューリップでも浴びている光の量で色が違います。淡河のチューリップは豊富な光を浴びて花色が美しく、その品質は高い評価を得ており、関西の花屋さんを中心に販売されています。
(写真の品種名:ピンクダイアモンド)
神戸市の花壇苗生産は、昭和40年頃、西区伊川谷町上脇地区でスタートしました。大阪万博、大阪花博、淡路花博などに参加し、その品質はとても有名になりました。神戸市の花時計に、この“伊川の花壇苗”が植栽されています。街の花屋さんで見つけるには、モスグリーン色のポットが目印です。
(写真の品種名:プリムラ)
トルコギキョウは豊富な花色と一重から八重咲きなど様々な花形があり、近年、全国的に高い人気があります。
神戸が誇る美しい花 vol.4 ~伊川の切花~ パンフレット(PDF:852KB)
春らしい甘い香りがあり、とても長く花が楽しめるストックです。伊川谷の切花栽培は100年近い歴史があります。伊川谷の土質は砂質で、水が切れやすい圃場が特徴です。
神戸が誇る美しい花 vol.4 ~伊川の切花~ パンフレット(PDF:852KB)
神戸市の菊の栽培は明治40年頃、山田町から始まりました。昭和になると需要が増え、戦争で一時減少しましたが,その後復活し,昭和30年にピークを迎えました。山田町では、全国的に珍しい二輪菊をはじめ、一輪菊、小菊など色彩豊富で様々な菊が栽培されており、その品質は市場で高い評価を得ています。
押部谷町の菊は大正末期頃から栽培が始められました。小菊を中心に一輪菊の栽培も行っています。
(品種名:秋芳)
神戸市のダリア栽培は,昭和45年頃に北区八多町における転作作物としてダリアが導入されたことをきっかけに,昭和48年頃から本格的に栽培が始まりました。生産の規模は小さいが切花の品質は高く,赤・黄・ピンクなど色鮮やかな品種が栽培されています。その中でも『八多ほまれ』という品種は八多町附物の猪元平幸氏が平成14年に品種登録したオリジナル品種です。
(品種名:八多ほまれ)
神戸市のカーネーション栽培は、昭和初期に北区の有野町で夏切りの中輪系を中心に始まりました。西区では、昭和28年頃から温室栽培が始まり、今では平野町と岩岡町で栽培されています。第2次オイルショックまでは大輪系品種が栽培の主体でしたが、それ以降はスプレー系を中心に多種多様な品種を栽培しています。
神戸が誇る美しい花 vol.5 ~岩岡町・平野町のカーネーション~ パンフレット(PDF:695KB)
これまで紹介してきた神戸のお花は市内の直売所や小売店にて販売しています。
大型直売所六甲のめぐみ・各直売所:JA兵庫六甲(外部リンク)
神戸市花き協会は、花きの生産技術向上と経営の合理化及び消費啓発を行うとともに、生産者相互の連絡を緊密にして花きの振興を図ることを目的として設立された神戸市内の花き生産者で組織された団体です。
(神戸花物語2021秋:メリケンパークでの巨大花絵展示)
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