ホーム > ビジネス > 産業振興 > 神戸市の農漁業 > 農漁業や農村地域に関する施策 > 下水汚泥から原料を抽出|こうべSDGs肥料

下水汚泥から原料を抽出|こうべSDGs肥料

最終更新日:2022年11月21日

ここから本文です。


東灘下水処理場では、下水を処理するときにでる汚泥から肥料の原料になるリンを取り出しています。
これでつくられた肥料は、これまで農家向けに販売していましたが、できるだけ多くの方々に使ってもらえるように、一般の方向けに「こうべSDGs肥料」として販売することにしました。

市公式note 久元市長による「こうべ再生リン」の取り組みの紹介です(外部リンク)
市公式note 直売所の情報が公開されました!(外部リンク)

 

こうべSDGs肥料の販売

特徴

  • 野菜・花・果樹など全般に使える化成肥料です
  • 肥料成分は、窒素10%、リン6%、カリウム6%、マグネシウム2%です
使用方法

販売価格

一袋1kgで1,000円程度を予定(菜園や花壇であれば約15平方メートル分です)

発売時期

令和4年(2022年)12月中旬ごろ~

販売場所

JA直売所、市内ホームセンターの予定(詳細が決まればこのページでお知らせします)
 

肥料の原料[リン]を循環させる仕組み

リンの輸入、価格の乱高下

肥料の三大要素の一つである「リン」は農業に必要なのですが、その産出国が限られています。国際的にも枯渇があやぶまれているなかで、日本はその全量が輸入頼みで、その90%が中国からになっています。昨年秋に中国政府が輸出を制限したことから、肥料メーカーはリンの輸入価格の高騰に直面しています。

リン輸入状況

実際に日本へのリン輸入量は、年間約16万トンで、その多くが肥料となっています。農業に利用されたリンは、ヒトの食べ物となって、そのあとは生活排水として下水に流入しています。その量は年間約5.5万トンといわれています。

リンの輸入量と下水への流入量


2012年に、神戸市と水ing(株)による下水汚泥からリンを抽出する実証事業は、国の革新的技術に採択され、下水道から高い品質の「リン」の化合物を取り出すことに成功しました。実際に、野菜やお米の栽培に使ってみて、有効性と安全性が認められたことから、化成肥料として登録も行われています。

リンの回収


資源循環「こうべ再生リン」プロジェクトは、肥料の原料として「こうべ再生リン」を活用することで、貴重なリン資源の循環を目指しています。「こうべSDGs肥料」は、「こうべ再生リン」を利用し、有機質肥料などを配合した環境にやさしい肥料です。

資源循環の仕組み

出典:令和3年度食料・農業・農村白書
国土交通省「下水道におけるリン資源化の手引き」
(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構「鉱物資源マテリアルフロー」
「財務省貿易統計」を加工して使用


その他詳しくは下記をご覧ください。
建設局下水道部経営計画・プロジェクト等「KOBEハーベスト(大収穫)プロジェクト」

お問い合わせ先

経済観光局農政計画課