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最終更新日:2026年5月12日
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2026年3月7日(土曜日)、神戸ハーバーランドにあるスペースシアターにて、国際女性デーイベント「BE YOU in KOBE」を開催しました!
「BE YOU in KOBE」は、これから仕事やプライベートで選択を重ねていく世代の多様な生き方を応援し、自分らしい「これから」について気軽に楽しみながら考えてもらえるイベントです。
イベントは11時~17時で開催。トークセッションや出展ブースを通じて、来場者一人ひとりが「自分らしさ」や「これからの選択」について立ち止まり、考える時間を共有しました。
当日は、若い世代を中心に約1,500名の方にご来場いただき、会場では登壇者の言葉に耳を傾ける姿や、出展ブースで対話を楽しむ様子が多く見られました。
近年、ライフスタイルや働き方をめぐる選択肢は広がりつつある一方で、「女性は(男性は)こうあるべき」、「結婚や出産への圧を感じる」といった、周囲や自分自身の決めつけや思い込みにより、自分が本当にしたい選択ができていないという声も聞かれます。
「BE YOU in KOBE」は、そうした神戸の若い世代の方の声を踏まえ、キャリアやライフスタイル、女性の健康などさまざまなテーマを通して、誰かの価値観ではなく自分自身の価値観を起点に、「自分らしい生き方を選んでいい」と考えるきっかけや、明日からちょっと前向きになれる「気づき」につながる機会を提供するために開催しました。

開場時間の11時前から、多くの方がイベントスタート時間に合わせてお越しくださり、会場を囲む長い列ができました!
イベントスタートのアナウンスと共にみなさんに入場いただき、早速、洗顔料の製造体験等のワークショップの枠が埋まっていきました。

11時30分からはステージでのセッションがスタート。幅広い分野で活躍されているゲストを迎え、全5本のトークセッションを実施しました。
最初のセッションは「神戸発・リーダーに聞く!私らしいキャリアの育て方」。
地元経済界で活躍する女性トップランナーのお2人を迎え、キャリア形成のヒントについて伺いました。
セッションでは、キャリアチャートを使いながら、これまでの歩みや転機を振り返る形でトークが進行。
クロシェホールディングスの沼部美由紀社長は、「好きなことや、やりたいことを言葉にして周囲に伝えてきたことが、仕事の道を切り開いてきた」と、自身の経験を交えて話しました。
ネスレ日本の嘉納未來執行役員は、機会が広がりつつある女性のリーダーシップについて、「人それぞれの性格に合ったリーダーシップがあり、固定化されたリーダーのイメージにとらわれる必要はない」とコメント。「自分らしいリーダーシップを見つけてほしい」と、会場に向けて「Be Yourself!」のメッセージを送りました。

2つ目のセッションは「ゆらぎやすい日もご機嫌に、自分のカラダと向き合うヒント」。
女性特有の健康課題である、生理痛やPMSとの付き合い方をテーマにしたセッションです。
産婦人科医の池田裕美枝医師は、「生理痛があるのが当たり前ではない。しんどいと感じるなら受診の目安と考えてほしい」として、低用量ピルをはじめとした対策について紹介。「一人ひとりに合った選択肢を提案できるので、ぜひ産婦人科を受診してほしい」と呼びかけました。
「生理」を口に出しにくい現状についても話題に。つらさを我慢したり一人で抱え込んだりするのではなく、もっと気軽に話し合い理解を広げていくことで、より楽に過ごせる社会になれば、というメッセージが共有されました。

メインセッションに先立ち、主催者を代表して、久元喜造神戸市長から挨拶がありました。
このイベントの背景にあるジェンダーギャップを踏まえ、女性と男性が同じように活躍できるまちづくりの重要性と、共働き世帯への子育てと仕事の両立に向けた市の施策を紹介。さらなる女性活躍に向けて、幅広い議論の呼びかけを行いました。

続いて、イベントのメインゲストとして、神戸市須磨区出身の山之内すずさんが登壇。
普段の気持ちの切り替えや、心が沈む日のリフレッシュ方法として、昆布締めしたお刺身をアテに晩酌する時間を楽しみにしたり、部屋ごとに香りを変えたりして気分転換をしているといった等身大のエピソードが来場者の共感を集めました。
ジェンダーバイアスに対する意見を聞かれると、
「同世代からも『女の子なのに』という言い方を聞くこともあって戸惑うこともあるけれど、今は時代が変わっていく途中なのかなと思っている。」
「人と向かい合う時には、男女や年齢などの前提にとらわれずに、素直に『目の前のあなたを知りたい』という姿勢を持つようにしたいと思う」
女性「らしさ」などを気にしてしまう人に向けては、「誰かにどう思われるかよりも、自分がどうしたら自分のことをもっと好きになれるか、の軸で考えるといいのでは、」との考えを語り、会場では来場者が熱心に耳を傾けていました。

4つ目のセッションは「鏡に映る私を好きになる、自分軸で楽しむ美容」。
美容やルッキズムの専門家を迎え、メインゲストの山之内すずさんにも引き続き登壇いただき、誰かのためではなく、“ありたい自分”のために美容やメイクを楽しむには?というテーマでトークを展開。
メイクのトレンド紹介から、自分軸で楽しむコツ、ルッキズムへの気づきや SNS との付き合い方まで、流行や周りの評価に振り回されず、自分の気持ちに耳を傾ける大切さについて、それぞれの視点でお話いただきました。

最後のセッションは、「神戸のおいしいに出会う時間―食を支えるプロとして。その裏側にある想い」。
食産業に携わる女性の目線から、活動の背景や神戸の食の魅力を語っていただきました。

セッションの幕間には、協賛いただいた企業によるPRステージも。

来場者からは
「私らしいキャリア形成のヒントをもらいました!」
「健康について考えるきっかけになった」
「仕事がんばろうと勇気をもらいました!」といった様々な感想が、会場内のメッセージボードに寄せられました。

会場内には、飲食や美容、健康、フェムケア・フェムテックなどに関する商品やサービスのブースが並び、来場者がスタッフの説明を聞いたり、日常の悩みや関心ごとを相談したりする姿が多く見られました。
今回の目玉として、来場者が自分の身体と向き合う機会となるよう設置した「からだCheck!ステーション」。
体成分分析や貧血チェック、野菜の摂取量などを測定でき、終日大盛況となりました。参加者は測定結果を確認しながらアドバイスに熱心に耳を傾けていました。

話題のフェムケア・フェムテックを紹介するエリアでは、月経カップや吸水ショーツなどのフェムケア製品をはじめ、カウンセリングサービスや体調管理をサポートするアプリなどが並び、新しい商品・サービスに関心を持つ方でにぎわいました。

また、フレグランスや洗顔料づくりのワークショップ、ヘアアレンジ体験も人気を集め、親子で楽しむ参加者の姿もありました。

どのブースも来場者との会話が弾み、たくさんの笑顔や話し声で会場は大いに盛り上がりました。


参加者からは、
・自分のことについて立ち止まって考えるキッカケになった
・さまざまなテーマの展示があり、多くのことを知ることができた
・これまでに無い雰囲気の女性向けのイベントが、身近な場所で開催されてありがたかった
といった様々な感想が寄せられました。

神戸市では、誰もが自分らしく、多様な生き方・働き方を選択できるまちづくりに向けて、引き続き様々な取り組みを進めていきます。
本事業の実施にあたり、ご協賛ならびにご協力をいただいた企業・団体の皆さまに、心より感謝申し上げます。
BE YOU in KOBE で得られた気づきが、参加された方々の日常の中で変化へとつながっていくことを願っています。
「BE YOU in KOBE」イベントサイト