最終更新日:2023年9月14日
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神戸市では、地球温暖化防止の切り札として期待されている水素に注目し、「水素スマートシティ神戸構想」を掲げています。
民間企業が進める技術開発への支援や、市民の皆さんの身近なところでの水素の利活用を促進するなど、産学官の連携のもと、様々な取組みを推進しています。
水素(元素記号「H」、化学式「H2」)は、元素の中で最も小さく、地球上で最も軽い気体です。常温常圧で、無色・無味・無臭であり、広い宇宙の質量の約70%を占めると言われています。地球上にある水素の多くは、水(H2O)のような物質の要素として存在しています。 |
近ごろ、CMなどで水素エネルギーについて耳にしませんか? |
神戸市では、将来的に水素を多くの人々が利用できるように、水素を「つくる」「はこぶ」「ためる」「つかう」といった水素のサプライチェーン構築に向けた、次の2つの世界初の実証事業が行われ、世界中から注目されています。
水素を「つくる」「ためる」「はこぶ」実証
(水素サプライチェーン構築実証事業)
※画像提供:HySTRA
水素を「つかう」実証
(水素エネルギー利用システム開発実証事業)
※画像提供:川崎重工業株式会社
自動車は、私たちが生活するなかで、多くの二酸化炭素を排出しています。
水素を燃料として電気をつくり、電気の力でモーターを動かし走行する燃料電池自動車(FCV)は、走行時に水しか排出せず、究極のエコカーと呼ばれています。
神戸市では、この究極のエコカーを、公用車として3台導入するとともに、市民の皆さんへの導入も促進しています。
2023年4月1日から、神戸市交通局で「水素バス」の運行が始まりました。
運行予定表はこちらからご確認ください。
【神戸市公式note 神戸市交通局が「水素バス」を導入したホントの理由】
【トヨタ自動車提供「MIRAI」】
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<関連サイト>
トヨタ新型ミライhttps://toyota.jp/mirai/
トヨタ水素ガイドhttps://toyota.jp/sp/fcv/h2guide/
燃料電池自動車を増やすためには、水素を充填する水素ステ ーションを増やし、日常生活のなかで便利に燃料電池自動車を利用できる環境を整備することが大切です。
神戸市内には、燃料電池自動車への水素充填ができるステーションが、2基整備されています。
神戸市では、水素ステーションの整備を更に促進するため、積極的な支援を行っています。
広い敷地の確保が難しい都市部では、水素ステーションの整備が進まないことがあります。 |
燃料電池自動車の走行台数が少ないため、水素ステーションは採算が取りにくいことがあります。 |
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企業・有識者・自治体など国内連携の取り組みを紹介しています。 |
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世界の先進都市との国際連携の取り組みを紹介しています。 |
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神戸市が実施する環境学習を紹介 |
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省エネ情報まとめ(経済産業省) |
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脱炭素社会へ向けた30のアクション(環境省) |