ホーム > 環境 > 地球温暖化対策 > 水素の活用(水素スマートシティ神戸構想) > 水素エネルギー利用システム開発実証(水素でつくった電気と熱を供給する実証)
最終更新日:2026年6月10日
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私たちは、生活のなかでさまざまなエネルギーを利用しています。
特に「電気」は、欠かすことのできないエネルギーです。
日本で使われる電気の多くは、石油や石炭など化石燃料を使用する火力発電所でつくられており、地球温暖化の原因となる二酸化炭素が排出されています。
神戸市では、二酸化炭素を排出しない電気をつくる未来ををめざして、国の支援のもと、民間企業とともに、発電の燃料を水素に替える実証事業に取り組んでいます。
水素を燃やし、発生する熱風で発電機を動かして電気をつくる実証設備(ガスタービン)です。
燃料に水素、天然ガス(もしくはそれらの混合気体)を用いることができ、さまざまな実証事業を行っています。

実証事業が行われている現地(ポートアイランド)の写真
写真提供:川崎重工業株式会社
発生する熱風は、「熱源」としても利用することで、効率のよいエネルギー供給を可能にする、コージェネレーションシステム(CGS:電気と熱の2つのエネルギーをつくるシステム)となっています。
つくられた電気と熱は、近隣の公共施設へと供給しています。
2018年4月には、水素100%でのガスタービン発電により、電気と熱をつくり、市街地の近隣に立地する公共施設に供給する、世界初となる挑戦に成功しました。

従来は水素を一度気体にしてから圧縮していた方式に対し、現状の実証では液体のまま圧力を上げる手法を採用しています。これにより、消費電力の大幅削減に加え、液体水素の気化時に発生する冷熱の有効活用が可能となる仕組みを検証しています。

実証設備(神戸市ポートアイランド地区内神戸水素エネルギーセンター)
写真提供:川崎重工業株式会社
川崎重工業株式会社
株式会社神戸製鋼所
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)