最終更新日:2024年5月15日
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神戸市垂水消防団は、明石海峡大橋のたもとに広がる風光明媚な街「神戸市垂水区」を管轄しています。
団員定数は170人、1本団9分団で構成されています。
スローガンは、地域とともに防災力の強化を目指して
国の重要文化財「移情閣」での訓練
分団名 | 管轄区域 |
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下畑分団 | 下畑町,桃山台,塩屋北町,朝谷町,松風台1丁目,清玄町 |
塩屋分団 | 塩屋町,塩屋台,松風台2丁目,東垂水町字高丸の一部 |
東高丸分団 | 青山台,美山台,東垂水町字高丸の一部,城が山,泉が丘,乙木,東垂水,王居殿 |
東垂水分団 | 山手,中道,坂上,川原,平磯 |
西垂水分団 |
潮見が丘1丁目,千鳥が丘,向陽,福田,大町,野田通,馬場通,日向,瑞穂通,清水通,御霊町,旭が丘,高丸,瑞が丘,上高丸,陸ノ町,神田町,千代が丘,天の下町,宮本町,星が丘,仲田,星陵台,霞ケ丘,五色山,歌敷山,海岸通 |
名谷分団 | 名谷町,神和台,つつじが丘,小束山 |
舞子分団 | 舞子陵,舞子坂,舞子台,東舞子町,西舞子,北舞子,狩口台 |
多聞分団 | 潮見が丘2丁目,南多聞台,清水が丘,多聞台,学が丘,西脇,本多聞 |
垂水北分団 | 神陵台,多聞町,小束山本町,小束台,舞多聞東,舞多聞西,小束山手,西脇,本多聞 |
下線の区域は、当分の間、垂水北分団から多聞分団への通常応援区域。
昭和3年 (1928年) |
「明石郡垂水町垂水消防組」発足 |
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昭和14年 (1939年) |
警防団令公布により「明石郡垂水町垂水警防団」に改名 |
昭和22年 (1947年) |
消防団令公布により「垂水消防団」に改名 |
昭和49年 (1974年) |
神戸市西神消防署の開設に伴い、組織改編 |
昭和57年 (1982年) |
神戸市垂水区が「垂水区」と「西区」に分区され、組織改編 |
平成27年 (2015年) |
「垂水北分団」を新設 |
昭和初期の明石郡垂水町垂水消防組
昭和42年(1967年)ごろの垂水消防団車両
昭和55年(1980年)ごろの垂水消防団車両
現在の垂水消防団車両
2024年5月11日(土曜日)、兵庫県立舞子公園でたるみっこまつりが開催され、垂水消防団は防災ブースを出展しました。ブースでは、紙芝居「地震がおきたら」、心肺蘇生法やAED取扱いを行い、大人や子供約200名が参加され、楽しく学んでいただきました。
紙芝居を聞いている様子
心肺蘇生法とAED取扱いを学んでいる子供
2023年9月17日(日曜日)、垂水消防団夏期特別研修訓練を名谷あじさい公園で実施しました。訓練には、垂水消防団長以下112名が参加し、訓練礼式や水防工法、河川取水中継放水訓練を行いました。
この訓練は、消防団員として規律を正し品位の向上を図るとともに、消防業務の基礎となる小型動力ポンプ取り扱い等を習得することを目的としています。垂水消防団はこれからも地域とともに防災力の向上を目指します。
2022年11月13日(日曜日)、第15回神戸市消防団小型ポンプ操法大会が神戸市民防災総合センターで開催されました。
結果、接戦を制し見事優勝しました。
台風の大雨で冠水した道路の水をポンプで排水する垂水消防団
紙芝居で子供たちに震災の教訓を伝える女性消防団員
住民にポンプの使い方を説明する垂水消防団員
消防団員になると、必ず基礎教育を受けなければなりません。
この教育では、消防団員としての倫理や規律、水防工法、消防ポンプの取り扱いや放水の仕方などを学びます。
この講習は、地域住民に消火器、消防ポンプ、チェーンソーの使い方を指導する際の指導技法を習得するために開催しています。
講習を修了し、認定試験に合格すれば、垂水消防団指導技能指導者に認定されます。
放水訓練
消火器講習では、消火器の構造、種類、能力のほか古い消火器の危険性などを学びます。
実技では、オイルパン上で灯油を燃やして消火器を使用します。
実際に炎を出すと、消火器の能力を体感でき訓練効果が上がります。
小型動力ポンプ講習では、阪神淡路大震災の教訓を伝え、住民がポンプを使う必要性を訴えます。
垂水区の一部の防災福祉コミュニティーにはチェーンソーが配置されています。
チェーンソーは使い方を誤ると、非常に危険です。適切な保護具と訓練の積み重ねが必要です。