最終更新日:2025年12月4日
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神戸市垂水消防団は、明石海峡大橋のたもとに広がる風光明媚な街「神戸市垂水区」を管轄しています。
団員定数は170人、1本団9分団で構成されています。
スローガンは、地域とともに防災力の強化を目指して。

国の重要文化財「移情閣」での訓練
大会テーマ:来んね!平和の街ヘ島々ヘ未来ヘ長崎でつながる女性消防団へ
2025年11月13日に長崎県長崎市で開催された「第30回全国女性団員活性化長崎大会」に東高丸分団から山下団員が参加しました。
山下団員は、親族の方を戦争でなくされているようで、戦後80年に長崎で朝を迎え、長崎平和記念像・平和の泉を前にして、感慨無量だったそうです
今後、上記大会に参加した内容から消防団内で研修を実施予定です。


10月16日(木曜)、神戸市立多聞の丘小学校5年生、約60名対象に、防災教室を行いました。
私達が最もやりたかった活動でもあり、平日であるにも関わらず、6名の団員が参加しました。
先生方との打ち合わせを何度か行い、子ども達が興味を持ち、たくさん参加できる内容を取り入れてみました。
まずは、【消防団とは?】パワーポイントを用いて説明。

その後は、担任の先生を巻き込んで寸劇を実施。今回は、英語での会話も取り入れてみました。
劇が終わった後は、しっかりと振り返りの時間を取り、駄目だった事、良かった事、大事なことは何か、みんなで発表し合いました。
そして、119番通報の練習。
たくさんの手が上がり、積極的に参加してくれる姿がとても嬉しく思いました。
「緊張したー。」
と言う声を聞くと、いざという時の為に、知っておく事、練習しておく事って大事だなぁと凄く感じました。
後半は、グループに分かれて、資機材や装備品など、実際に消防団で使用している物を見たり触ったりしてもらったり、胸骨圧迫やAEDの使い方を練習してもらったりしました。



時間はあっという間。
最後は、質疑応答。
途切れる事なく、次々と出てくる質問、そして生き生きしている子ども達を見ると、とても有意義な時間を過ごせたなぁと思いました。
防災学習はまだ続くとのこと。学び多き時間となったのではないでしょうか。
災害が起きても困らないよう、いざという時の為にしっかり備えてもらえたらと思います。
(垂水消防団垂水北分団)
10月12日(日曜)神陵台6丁目自治会の方々を対象に防災訓練を行いました。
内容は、以下の3つの訓練です。



高年齢の方々が多かったので、敬遠されがちな体験ですが、1人でも多くの方に手に取って体験してもらえるよう、側に寄り添って指導したり、身近なことを取り入れながら役立つお話をしたり、色々工夫してみました。
また、「もっと多くの方が訓練に参加し、近隣の方々とのコミュニケーションが取れるようになれたらいいなぁ。」
「次は、今後の災害に備えて避難訓練がしたい。」
など、役員の方の熱い想いを聞かせていただきました。
今後、役員の方々が中心となり、一歩、二歩前進した地域活動ができますよう、温かく見守っていきたいと思います。
(垂水消防団垂水北分団)
「夏休み、子供たちに救急救命について体験させてあげたい。」
「子供たちに命の大切さを伝えたい。」
「夏休みの自由研究にでも使ってもらえたら。」
そんな話をブランチ学園都市内にある、まちづくりスポット神戸のスタッフの方々と話をし、実現したのは7年前。
今では、毎年恒例、人気イベントになっています。
子供たち向けではありますが、同伴してくださっている保護者の方々、小さいお子様にも救命救急について知ってもらえるなんて、最高です。
今回も、
と盛りだくさん!
心臓マッサージは、人形一体ずつ使い、実際に胸骨圧迫をします。ただ押すだけでは難しいので、今回は分かりやすく、浮き輪やビーチボールなどの空気入れに使う、エアポンプを使用。
まず体制を整えしっかり押します。
それを繰り返し練習。
すると、どうでしょう!
その後、人形でやってみると、上手にできるんですよね。
AEDも一人ひとり触って体験。

そして、119番通報の模擬体験。
「119番消防です。火事ですか?救急ですか?」
私たち消防団員が指令員となり、1人ずつマイクを持って指令員とやり取りしてもらいました。
ドキドキの体験です!
そして、お待ちかね、好きな消防服を着て変身タイム
救急隊、レスキュー隊、消防隊、消防団、いろんな服を着ている子供たちの姿は
イキイキと輝いていました。(保護者の皆様も嬉しそうでした)

最後は、私たち手作りの表彰状を渡して終了。
子供たちの緊張した顔、一生懸命な姿、楽しそうな顔、色々な表情が見れた2時間はあっという間でした。
これで、ちびっこお助け隊がまた増えましたね。
(垂水消防団垂水北分団)
ラジオ体操は、多くの地域の子供たちが集まる夏休み恒例の行事。
「せっかく沢山の人が集まるのだから、何か防災について伝えたいですね!」
と舞多聞ふれまちの役員さんと私たち垂水北分団で考え、ラジオ体操の後、15分程度の時間を使って、寸劇を入れながら防災講話を行って、3年目。
最初の2年は、「花火の安全なやり方」。
今年は、「熱中症に気をつけよう」「火の取り扱いについて」を行いました。


共働きも多く、子供たちだけで夏休みを過ごすご家庭も多いのではないでしょうか。
子供たち自身が知ってるのと知らないのとでは大違い。
安全に楽しい夏休みを過ごしてもらえたら、と私たち消防団の思いを込めて、早朝ではありましたが、お伝えさせていただきました。
今後、幼稚園や小学校などでも、このような活動が広まればいいなぁ、そのような思いでいっぱいです。
消防団員は、他に本業を持つ方々が、災害時や地域の防災訓練に消防団員として活動する非常勤の特別職地方公務員です。
この度、本業で大工職人をされている団員が保有する技術を救助隊に伝授しました。
救助隊は、地震が発生した際など、救助活動のため倒壊した建物内部に入り活動することがあります。
そのような建物では、余震などでさらに倒壊し救助活動中の隊員が危険にさらされる可能性があります。
神戸市の救助隊は安全に活動するため、木材やパイプを用いた倒壊建物の安定化(ショアリング)を行っています。
ショアリングに必要な技術として木材切断と組み立てがあります。
そこで、木材切断と組み立てを仕事として普段から行っている大工職人の団員3名が消防団と救助隊との連携の一環として、使用する道具の効率的な使い方やコツなどの技術を伝授しました。
使用する道具例:丸のこ、手のこ、チェーンソー、エアネイラー、金づち、差し金





大工職人としても、消防団員としても、仕事にかける思い(職人魂)と技術(匠の技)を救助隊と共有できたのは有意義でした。
今回は木材切断という技術でしたが、今後も多様な技術を持つ団員と救助隊との連携を図り、ともに災害対応力の向上に努めたいと思います。

2024年11月16日(土曜日)、秋の全国火災予防運動の一環として垂水区小束山手の「ブランチ神戸学園都市」で垂水消防署主催の広報イベントが実施されました。
このイベントで垂水消防団は消防車の展示ブースを担当し、来場した子供たちに防火服を着てもらい消防車や神戸市消防局のマスコットキャラクター「ウーカン」と一緒に記念撮影をしてもらいました。
消防団への入団要件については、神戸市の消防団の概要ページを確認してください。
垂水消防団への入団を希望する場合は、入団に関する問い合わせページから問い合わせをお願いします。