ホーム > 安全・安心 > 消防 > 神戸市の消防団 > 垂水消防署 垂水消防団 > 2024年度垂水消防団特別研修訓練
最終更新日:2025年4月20日
ページID:79193
ここから本文です。
阪神淡路大震災では、多くの水道管が破損し消火栓が使用できず、火災が延焼拡大し大きな被害となりました。
震災から30年目をむかえるにあたり、垂水消防団が震災対応力の維持・向上を図ることを目的として、垂水消防団特別研修訓練を2024年10月27日(日曜日)に名谷あじさい公園で実施しました。
この訓練には垂水消防団長以下132名が参加し、次の4つの訓練を実施しました。
震災時などの消火栓(水道管)が使用できないときでも放水・消火活動をスムーズに行えるよう、普段は行わない河川を使用した放水訓練を実施しました。今回は特に水深の浅い河川でも放水可能な資機材を活用し、放水が困難な状況となっても対応できる技術の維持・向上を図りました。
河川を使用した放水のポンプ設定状況
河川を使用した放水状況
河川の氾濫や道路が冠水した際には、適切に土のうを積むことで、災害発生や被害拡大を防ぎます。
今回の訓練では、杭が打てないアスファルト等の上に堤を作成する「改良積土のう工2」という積み方の習熟訓練を実施しました。
災害現場では、安全に活動するために声が届かない距離でも連携して活動を行う必要があります。声が届かない距離での連携を行うために、消防団には携帯型無線機が配布されています。
今回の訓練では、携帯型無線機の効果的な使用方法の習熟訓練を実施しました。
災害現場は、常に危険と隣り合わせです。その中で安全に活動するためには、常に集中しながら周囲に注意を払い、指揮者の指示を正確に理解し行動する必要があります。規律訓練は、指揮者の指示を正確に聴き取り、理解して行動する訓練です。
今回の訓練では、その中で集団での規律行動の習熟訓練を実施しました。