近年、「カラスが、クリーンステーションに出されたごみを散乱させ、困っている」という意見を多く頂いております。
カラスは学習能力が高く、決定的な対策が見つかっていないというのが現状です。
しかし、ごみの出し方を工夫することにより、被害を減少させることができます。
カラスによる被害を減少するには、皆さんの協力が必要です。
クリーンステーションを清潔に保つため、出し方を工夫するなどのご協力をお願いします。
ごみは確実にネットの中へ入れましょう。
カラスにごみをつつかせなくするためにきちんとネットの中へ入れましょう。
- ネットからはみ出ていたり、ネットに隙間ができていたりするとカラスがごみを引っ張り出して荒らします。
ごみ出しマナーを守りましょう。
収集日の午前5時00分から午前8時00分までの間に出しましょう。
- 前日や収集後にごみを出すと、ごみを放置する時間が長くなるため、カラスに荒らされる可能性が高くなります。
生ごみを減らしましょう。
料理を作りすぎない、食べ残しをしないようにしましょう。
- カラスのエサとなる生ごみや残飯を減らすことで被害は減少します。
- 生ごみを出す場合は、水切りネットで水分をよく切ることでごみの腐敗を抑制し、減量にもなります。
生ごみが見えないようにしましょう。
生ごみはごみ袋の真ん中に入れ、新聞紙や紙袋などで隠しましょう。
- カラスは主に視覚でエサを探しています。エサとなる生ごみを外から見えないように隠すと被害が減少します。
エサやりをやめましょう。
カラスはエサやりをすることで、人は食べ物をくれるものだと思い、人を恐れなくなります。
- ごみ出しマナーを守っても、エサやりをすれば、カラスの被害はなくなりません。
◆クリーンステーションでのカラス対策をまとめたカラス対策ガイドはこちらから
(PDF:651KB)
神戸市では、カラスの被害や、その恐れのあるクリーンステーションを管理される地域の方へ、「カラス対策ネット」を無償配布しています。
- ネットの規格は小サイズ(2メートル×3メートル)、大サイズ(3メートル×4メートル)です。
- 配布対象:神戸市が収集するクリーンステーションで、カラスによる散乱被害や、そのおそれのあるクリーンステーション。
- 配布枚数:1クリーンステーションあたり原則1枚の配布ですが、ごみ量が多く1枚ではごみを覆いきることが出来ない場合は、お申し込みの際にその旨をお伝えください。
予算で定める範囲内での配布となります。予めご了承ください。
お使いのクリーンステーションにカラス対策ネットがある場合は、既存のネットを引続きご使用ください。
【再配布について】
- 原則、前回の配布から3年が経過し、配布されたネットが経年劣化などにより破損し、使用できなくなった場合は、「カラス対策ネット」を再配布いたします。
申込から配布までの流れ
Web申込
※お申込みされる前に、あらかじめ以下のことをお調べください。
- 申し込まれるクリーンステーションの数、クリーンステーション番号(5けた)
- 申し込まれるネットのサイズ ※大きさの目安(小2メートル×3メートル・10から15袋程度 大3メートル×4メートル・20袋以上)
- 再配布の場合:前回申し込まれた日
お住まいの区の環境局事業所でステーションの状況を確認の上、概ね1週間から10日以内で折り返しお電話させていただきます。
- 年末年始等は閉庁しており、折り返しのお電話が遅くなりますので、ご了承ください。
日程調整の後、原則お住まいの区の環境局事業所でお渡しいたします。
ネットをお渡しする際、申請書の記入が必要です。
(環境局事業所の住所・連絡先)
カラスネットボックスの試行設置
カラス対策ネットではクリーンステーションの被害が防ぎきれない地域において、現在、ネットボックスの試行設置を行っています。
ネットボックスは、カラス対策ネットに比べて歩行者や車両の通行に支障が生じる可能性が高いため、次のような設置条件があります。
・道路上などに設置する場合は、ごみ収集後に利用者の皆さんで道路外に片付けるなどの管理が出来ること。
・歩行者や車両の通行の障害にならない安全な場所であること。
・ネットボックスに収まる量(おおむね20個程度)のクリーンステーションであること。
ネットボックスの設置を検討される場合は、各区の環境局事業所と設置に関する協議が必要となりますので、まずは利用者の皆さんで日々の管理などが可能かどうかを話し合っていただいた上で環境局事業所までご相談ください。
【各区の環境局事業所連絡先】
※カラス対策ネットのように市からの無償配布は行っていませんので、利用される皆さんで調達していただく必要があります。
クリーンステーションについて詳しくはこちらから