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最終更新日:2023年9月26日
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民生委員・児童委員とは、法律に基づき、厚生労働大臣より委嘱を受け、地域福祉の推進者としての活動をボランティアで担っていただく皆さまです。
地域住民の立場から、地域の方の生活や困りごとの相談に乗り、内容に応じて必要な支援が受けられるよう関係機関につなぐという「つなぎ役」として、また、ひとり暮らし高齢者の見守りや子育て支援の活動などでも大きな役割を担われます。
このたび9月1日付で新たに民生委員・児童委員となられる8名の方々に対し、厚生労働大臣からの委嘱状を、また東灘区を担当していただくことについて神戸市長からの委嘱状をお渡ししました。地域の身近な相談者・支援者として、新たな力を発揮していただけることを期待しております。
地域の中でもお互いの顔が見えづらくなる一方で、地域福祉のニーズは複雑化・多様化しています。「地域の絆づくり」に取り組む意義が今後もより高まっていく中、全国的にも委員の担い手不足が言われており、区としても民生委員・児童委員の皆さまと連携しつつ、活動内容の周知や、やりがいの発信等を行うことで、担い手の方が1人でも増えていってほしいと考えています。
9月4日、神戸市東灘区共同募金委員会
兵庫県共同募金会の傘下として東灘区で取り組む、共同募金の委員会に出席しました。地域の皆さんが役員メンバーであり、区社会福祉協議会が事務局、区長は顧問です。
この春から夏にかけては、共同募金とは別の、日本赤十字の募金活動に、東灘区連合婦人会を中心にご尽力いただきました。赤十字活動は、税金等の公的資金に寄らず、寄せられる活動資金により運営が行われています。
そして年度後半は、共同募金の活動として、10月からは赤い羽根共同募金、11月半ば頃からは歳末たすけあい募金が始まります。自治会、婦人会、民生委員・児童委員協議会を中心に、学校園や各企業・団体の協力も得て、住民の皆さん主体で取り組まれるものです。
これらの募金は、住民による福祉のまちづくりを進める貴重な財源として、ひとり暮らし高齢者対象の給食会や、高齢者見守り活動、車いすバンク事業、子どもの居場所づくりや外国籍の方の支援イベントなど、地域で行うさまざまな地域福祉事業に有効活用されています。また、一部は復興支援にも役立てられます。
地域貢献の仕組みとして、クラウドファンディングをはじめ多様なスタイルのものが増えてきているなかで、共同募金の着実な取り組みにもぜひ関心を持っていただければと思います。
夏祭り
新学期が始まりました。
夏休み期間中には、各地域で本当にたくさんの夏祭り、盆踊りなどの行事が、地域の主催で開催され、それぞれ多くの区民の皆さんが参加されました。
コロナの取り扱い変更を受け、今年の夏はようやく、お祭りを満喫できる雰囲気となりました。縮小実施を元の形に戻したところ、形を変えて新たなイベントにしたところ、それぞれの地域で工夫をされた催しに、子どもたちも、住んでいる地域だけでなく隣りの地域へもはしごをしたりもして、存分に楽しんでいたように思います。
身近な公園などで地域の方が運営され、お住まいの皆さんが、提灯や夜店、盆踊りなどの身近な非日常を楽しむ。地域の夏祭りは、地域のつながりを育む、素晴らしい日本の文化だと実感しました。
例年以上の猛暑・酷暑が続くなか、また天候の急激な変化などもありましたなか、ご準備・運営・事後処理までご尽力くださいました各地域の皆さま方へ、厚く感謝申しあげます。
参照:東灘区保護司会HP https://hogoshikai.site/
5月21日、区内一斉清掃の日
自治会や婦人会、学校等、団体やグループが集まり公園や道路などの清掃を行うもので、今回は約120の団体の参加がありました。普段から定期的に清掃活動をされているところ、催しも併せてイベント的に大規模に実施されるところ、それぞれの形で取り組まれます。
みんなのまちをみんなで一緒に綺麗にすることで、地域への愛着も深まることと思いました。
暑い中、お疲れさまでした!
東灘の春を輝かせる「だんじり」
4月着任後、東灘のまちを歩いていますと、風に乗って遠くからのお囃子が聞こえてきて、「だんじり」本番への期待がおのずと高まっていきました。
そしてついにこのゴールデンウィークに、各地域で、だんじり祭り、パレードが開催されました。
お天気にも恵まれ、新型コロナウイルス感染症による制約も最小限となり、華やかに大いに盛り上がりながら大きな事故もない開催となりました。すべての関係者の方々のご尽力・ご協力が実を結ばれたことと思います。
日中は明るい陽差しのなか、芸術品と称されるだんじりの細部までと、一生懸命な子どもたちから、躍動する若手、貫禄あるベテランの方々までの熱気、活気、力強さが、目に焼きつきました。また日が暮れてからは、美しい提灯の明かりのもと、だんじりと人とお囃子がより一体となり、勇壮さ、華麗さが増していたようにも思います。たくさんの子どもたち、若手の皆さんが生き生きと真剣に取り組んでいる姿も非常に印象的でした。
多世代の多くの皆さんが関わり、長い期間をかけて準備、練習を行う、動く伝統文化「だんじり」。地域のまとまり、また世代や地域を超えたつながりと、「だんじり」がその核となっているということを実感いたしました。
区役所の役割・使命としまして、まずは、区民の皆さまの一番身近な行政窓口、行政サービスを提供する最前線であること。そして、地域での皆さまの活動、コミュニティづくりや活性化の取り組みを下支えする、またともに取り組むこと。さらには、新たな課題をキャッチし市や関係先と連携して解決にチャレンジしていくことと考えています。
このひと月、いろいろな場や行事にお伺いいたしました。年度始め、各団体の会合等の機会も多い時期です。
魚崎財産区の議会、東灘区子ども会連合会、東灘区民生委員児童委員協議会、東灘地区青少年育成協議会、東灘区保護司会の会合等へ、事務局や関連機関として参加しました。
また、東灘区医師会、行政関係機関との連絡会にての情報交換や、東灘区の大きな魅力の一つである清流・住吉川の「住吉川清流の会」の会合にも参加しました。
さらに、六甲アイランドの春のお祭り「六甲アイランドウェルカムフェスティバル」を楽しませていただいたほか、地域福祉センターで毎週実施されているデイサービスのふれあい給食事業にもお邪魔をさせていただきました。
いずれの事業においても、皆さまがしっかりと思いを持ち、持続的に具体的に行動を重ねて来られていることが非常に印象的でした。改めて深く敬意を表します。
5月はいよいよ東灘の春の風物詩、伝統文化のだんじりの季節です。うはらまつりも開催されます。まだお会いできていない方々もたくさんおられます。これからもどんどん皆さまの活動へご一緒できますことに、わくわくしています。どうぞよろしくお願いいたします。
はじめまして。4月1日に東灘区長に着任しました中田 裕子(なかた ゆうこ)です。
東灘区は、海と山に囲まれた自然あふれる環境であり住宅地として発展してきました。伝統文化として地域の方々が守り続けているだんじりや、全国的にも有名な酒どころがあります。また、魅力的なスイーツ店や個性的なコレクションを揃えた美術館、教育機関なども数多く立地し、歴史・食・芸術文化の薫り高いまちです。
今後も、だんじり文化を伝える会館のオープン、六甲アイランドのグランピング施設の建設などが予定されており、魅力アップが期待されます。
昨年は区制70周年記念だんじり巡行が開催されるなど、手探りながら、日常生活を取り戻してきていると言えます。今後はさらに賑わいが戻り地域に笑顔が増えることと思っております。
令和5年4月
東灘区長 中田 裕子
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