救急資器材一覧

最終更新日:2023年9月17日

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救急バッグ及び収容資器材の紹介

●救急バッグ
バッグ
航空救助隊員が携行する救急バッグには、救急隊が携行する資器材と同等の物品をコンパクトに収納しています。
●初期観察セット
初期
初期観察セットを使用し、傷病者の状態を素早く観察し必要な処置を判断します。
●外傷セット
外傷
外出血や骨折のある傷病者に対して、止血処置や固定を行い、負傷部位の安定化を図ります。
●呼吸管理セット

呼吸管理
呼吸困難を伴う傷病者をはじめ、重傷外傷や心肺停止の傷病者に対して、酸素投与や人工呼吸等の処置を行い呼吸状態の改善を図ります。

●特定行為器具(気道確保器具、静脈路確保、薬剤投与等)
特定行為
航空救助隊員には救急救命士が在籍しています。
救急救命士による特定行為(器具を用いた気道確保や静脈路確保、薬剤投与等)も傷病者の状況に応じて実施することが可能です。
●患者監視装置
監視
患者監視装置(プロパック)を使用し傷病者のバイタルサインを測定して状態管理を行います。
●全身固定具
脊柱

脊椎などを損傷している可能性がある事案には、折りたたみ式のロングボードを現場に携行します。全身固定により傷病者の状態の安定化と後遺症の軽減を図ります。

ヘリコプター機内での救急活動

機内の様子(救助事案)
しんま

事故現場からホイスト装置により吊り上げ、救助した傷病者は迅速に医療機関へ搬送します。搬送中の機内でもクルーが一丸となって、継続的に処置を実施します。

機内の様子(救急事案)
かんさつ

救急事案へ出動する場合は、ストレッチャー等の救急資器材をヘリコプターに積載します。ヘリコプターへの収容や医療機関への引継ぎをスムーズに行い、傷病者の状態を観察しながら、より安定した状態で傷病者を搬送します。

お問い合わせ先

消防局警防部航空機動隊