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最終更新日:2023年4月21日
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令和3年2月25日に氷ノ山において、毎年恒例の冬山救助研修会を実施しました。
今年は新型コロナウイルス感染に伴う緊急事態宣言中であったため、例年は2日間の研修を1日に短縮し日帰り研修を行いました。
この研修は、雪山での活動に必要な知識・技術の習得を目的としており、基本的な歩行要領から応用的な要救助者救出要領を実施しました。今回、研修に参加した隊員の中には、プライベートでも雪山へ行ったことのない隊員もおり、専用器具(アイゼン・ピッケル)を使用した歩行訓練は良い経験となりました。また、専門家4名の指導により雪山での危険個所の見分け方、雪崩回避のための雪質チェックの方法等をご指導頂くことで充実した研修となりました。
我々航空隊は様々な研修を受講し、より安全な活動ができるよう日々訓練や研修に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症の影響で登山など、屋外でのリフレッシュを求める方々が増えています。また、雪山では春になると気温が上昇し雪崩の危険もあります。登山をするときはルートなど事前の情報収集と適切な装備で、万全の体制で登山を楽しんでください。