地域医療の確保

最終更新日:2022年11月9日

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北神地域における急性期医療について

済生会兵庫県病院と三田市民病院の再編統合の経緯

 済生会兵庫県病院は、「①医師不足、②施設の老朽化、③経営収支の悪化」等により、済生会兵庫県病院単独で、将来的に地域の基幹病院として急性期医療を維持・継続していくことは困難との報告がありました。
 一方、三田市民病院は、「①医師不足、②施設の老朽化、③医師の働き方改革」等により、このままでは、24時間365日体制の救急医療をはじめとする急性期医療を維持し続けることは困難であるとしています。
 このままでは、北神・三田地域で急性期医療の対応ができなくなることから、令和3年6月に神戸市と三田市で「北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会」を共同設置し、5回にわたって北神・三田地域の急性期医療を将来的にも維持・充実するための方策を検討し、「三田市民病院と済生会兵庫県病院との再編統合が最も望ましい。」、「その際には、現在の利用者にとって交通アクセスの利便性に変化が生じるため、両病院の中間地点が望ましい。」との報告書が令和4年3月25日に出されました。

 本報告書の内容等を踏まえて、神戸市、三田市及び済生会兵庫県病院の三者で協議を行った結果、三田市民病院と済生会兵庫県病院が再編統合して新病院を整備することにより、三田・北神地域の急性期医療の充実を目指すこととし、6月2日に三者の合同記者会見で発表しました。

<三者の役割>

  • 三田市      再編統合新病院の設置者
  • 済生会兵庫県病院 再編統合新病院の運営者
  • 神戸市      北神地域の急性期医療を確保するための財政支援、用地の確保

北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会

 

本市は、北神・三田地域の急性期医療の確保に関する検討委員会を令和3年度に三田市と共同設置し、北神・三田地域の将来的な医療需要及び医療提供体制や、現状の課題等を踏まえ、済生会兵庫県病院と三田市民病院との再編統合も視野に入れ、当該地域の急性期医療を将来にわたって維持・充実させるための方策を検討しました。

北神・三田地域の急性期医療確保方策

令和4年3月25日に神戸市長及び三田市長に提出された北神・三田地域の急性期医療確保に関する検討委員会の報告書を踏まえ、神戸市・三田市・済生会兵庫県病院の三者で協議を行った結果、三田市民病院と済生会兵庫県病院が再編統合して新病院を整備することにより、北神・三田地域の急性期医療の充実を目指すこととしました。
令和4年6月2日にザ・セレクトンプレミア神戸三田ホテルにて神戸市・三田市・済生会兵庫県病院の三者でその内容についての「北神・三田地域の急性期医療確保方策」を発表いたしました。

1.神戸市の役割
 北神地域の急性期医療を確保するための財政支援
2.神戸市の整備費、運営費の負担
(1)用地取得費
三田市の企業債の元利償還に合わせ、地方交付税措置額を除く三田市の実質負担額を負担 
(2)整備費
三田市の企業債の元利償還に合わせ、救急医療、周産期医療に係る病床分を対象に、両病院の入院患者総数に占める神戸市民の入院患者の割合で負担
(3)運営費 
救急医療、周産期医療に係る収支不足相当額を対象に、前年の入院患者数に占める神戸市民の入院患者の割合で負担
 

済生会兵庫県病院と三田市民病院との統合に向けた取り組みに関する住民説明会の開催について(※終了しました)


開催日:1回目 令和4年10月30日(日曜日)/2回目 令和4年11月 3日(木曜・祝日)
開催時間:各回14時00分~15時30分
 ・同じ内容の説明会を2回開催しますので、ご都合の良い日を選んでお越しください。
 ・事前予約の必要はありません。
 ・会場の収容定員により先着順になりますことをご容赦願います。
 ・当日、発熱等体調の悪い方は申し訳ありませんが、参加をご遠慮願います。
場所:北神区文化センター(北区藤原台中町1-3-1 神戸電鉄「岡場駅」下車徒歩5分)
 1回目:10月30日/2階多目的ホール(定員200名)
 2回目:11月 3日/1階大ホール(定員400名)

説明会次第:
 (1)院長あいさつ
 (2)病院統合に向けての取り組み内容
 (3)新統合病院整備候補地(案)の概要
 (4)質疑応答
 (5)済生会紹介ビデオの放映

問い合わせ先:済生会兵庫県病院 Tel571-3301 
 

垂水区における中核的医療機関整備事業について

垂水区内に産科・小児科病床を持つ病院がないことから、垂水養護学校・垂水体育館用地において、産科・小児科救急を含む急性期医療を担う中核的医療機関の整備事業者を募集し、令和2年10月16日に整備事業者を決定しました。詳細は、下記ページを参照ください。

地域医療構想

概要

団塊の世代がすべて後期高齢者となる令和7年(2025年)に向け、地域医療の提供体制(地域完結型医療)が必要とされており、医療機能の分化・連携、在宅医療の充実など、地域完結型医療の構築を目的として、兵庫県地域医療構想が平成28年10月28日に策定されました。
地域医療構想は、医療計画の一部であり、構想区域(医療圏域)ごとに、将来の医療需要と必要病床数を推計し、あるべき医療提供体制を実現するための施策を検討することとなっています。
令和7年(2025年)の必要病床数等の推計結果によると、神戸圏域においては、高度急性期は177床過剰、急性期は1,481床過剰、回復期は2,649床不足、慢性期は337床の過剰とされており、病床の機能分化・連携を推進していく必要があります。

病床の機能分化・連携の主な取り組み

  • 将来の医療需要を見据えながら、医療提供内容の実態に見合った医療機関の自主的な取り組みを促進します。
  • 新たな病床配分を行う際は、神戸圏域で不足する病床機能や、地域偏在を解消することを主眼に置いた配分を実施します。
  • 医療機関が改築、移転等を行う際には、兵庫県病床機能転換推進事業補助金の活用を促し、不足している病床機能への転換の取り組みを促進します。

神戸圏域地域医療構想調整会議

地域医療構想の実現に向けては、各圏域に地域医療構想調整会議(医療法第30条の14において各構想区域に協議の場を設けることとされている)を設置し、当該圏域の地域医療構想に基づく医療提供体制の調整(医療機関相互間の機能分担、在宅医療提供体制の充実)などを検討していくことになっています。
神戸圏域においては、「神戸圏域地域医療構想調整会議」、及びその部会として、病床の機能分化・連携を重点的に協議する「病床機能検討部会」や、在宅医療の充実について協議する「地域包括ケア推進部会」を設置しています。
兵庫県地域医療構想調整会議(神戸圏域)HP(外部リンク)

また、「病床機能検討部会」で協議された病床機能再編支援事業等については、兵庫県に報告し、兵庫県医療審議会保健医療計画部会においても審議が行われています。
兵庫県医療審議会保健医療計画部会HP(外部リンク)

お問い合わせ先

健康局地域医療課