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神戸市立医療センター西市民病院の再整備事業

最終更新日:2023年9月14日

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1.背景

現西市民病院の写真
西市民病院は1970年(昭和45年)1月に現在の位置に開院し、施設の増改築等を繰り返しながら地域の医療需要を踏まえた対応を実施今後の医療機能の進歩等への対応においては施設が狭隘化していることに加え、一部の建物では竣工から約30年が経過するなど施設の老朽化も課題となっています。
今後、人口減少や高齢化の進展及び外国人数の増加等が予測される中で、西市民病院が市街地西部(兵庫区・長田区・須磨区本区)の中核病院として、どのような役割を担っていくべきか方向性を示していく必要があります。

2.西市民病院(市街地西部の中核病院)のあり方検討に係る有識者会議

本市の将来的な医療需要及び医療提供体制や、西市民病院が抱える課題等を踏まえ、今後の市街地西部の中核病院としてのあり方について検討を行うため、2020年(令和2年)6月に「西市民病院(市街地西部の中核病院)のあり方検討に係る有識者会議」を設置しました。
会議は2020年(令和2年)8月から2021年(令和3年)4月にかけて5回開催し、2021年(令和3年)5月11日に有識者会議より市長へ報告書が提出されました。

有識者会議の詳細は下記ページをご覧ください。

西市民病院(市街地西部の中核病院)のあり方検討に係る有識者会議について

3.新西市民病院整備基本方針(案)(2021年6月4日公表)

有識者会議の報告書の内容及び市民の皆様からご回答いただいたネットモニターアンケートの結果を踏まえ、「新西市民病院整備基本方針(案)」を策定し、2021年(令和3年)6月4日に公表しました。
また基本方針(案)に対して、2021年(令和3年)6月22日から7月21日の期間でパブリックコメントを実施し、市民の皆様から様々なご意見を提出頂きました。

4.新西市民病院整備基本方針(2021年9月3日公表)

基本方針(案)に対するパブリックコメントの結果を踏まえ、「新西市民病院整備基本方針」を策定し、2021年(令和3年)9月3日に公表しました。

基本方針(案)からの主な変更点

  • 「4.建設予定地」に若松公園のリニューアルについて記載。
  • 「6.スケジュール(予定)」について、新病院の開院予定時期を2029(令和11)年度頃から2028(令和10)年度に変更。


新西市民病院パース

5.新西市民病院整備基本構想(2021年12月1日公表)

「新西市民病院整備基本方針」を基に、新病院の担うべき役割や診療機能の方向性を新たに記載した「新西市民病院整備基本構想」を策定し、2021年(令和3年)12月1日に公表しました。

6.新西市民病院整備基本計画(案)(2022年11月30日公表)

「新西市民病院整備基本方針」及び「新西市民病院整備基本構想」の内容を基に、神戸市民病院機構において新病院に必要な機能や施設並びに最適な整備手法などについて検討を行い、「新西市民病院整備基本計画(案)」を策定し、2022(令和4)年11月30日に公表しました。

また基本計画(案)に対して、2022年(令和4年)12月1日から2023年(令和5年)1月10日の期間でパブリックコメントを実施し、市民の皆様から様々なご意見を提出頂きました。

新西市民病院整備基本計画(案)に対するパブリックコメントの結果(意見募集期間:2022年12月1日から2023年1月10日)(PDF:308KB)

7.新西市民病院整備基本計画(2023年2月15日公表)

基本計画(案)に対するパブリックコメントの結果を踏まえ、「新西市民病院整備基本計画」を策定し、2023年(令和5年)2月15日に公表しました。

8.基本設計

新西市民病院基本設計業務に関する公募型プロポーザルを実施した結果、下記のとおり最優秀事業者及び優秀事業者を決定しました。

(1)審査結果
  • 最優秀事業者:日建・山本設計共同体
  • 優秀事業者:久米設計・エーアンドディー設計企画設計共同体
(2)審査の経過・二次審査参加者に対する講評

新西市民病院基本設計業務企画競争方式(公募型プロポーザル)審査結果報告書(PDF:531KB)

9.今後の想定スケジュール

2023(令和5)~2024(令和6)年度:基本設計・実施設計
2024(令和6)年度~:建設工事
2028(令和10)年度中:新病院開院(開院まで現病院の運営は継続)

お問い合わせ先

健康局地域医療課