FAQ(よくある質問と回答)

最終更新日:2024年2月13日

ここから本文です。

済生会兵庫県病院と三田市民病院の再編統合事業のFAQ(よくある質問と回答)

Q1.病院の跡地はどうなりますか?

 三田市民病院の跡地には、回復期機能を有した民間医療機関等を誘致し、済生会兵庫県病院は何らかの医療機能を残す考えと聞いています。

Q2.なぜ神戸市は財政支援を行うのですか?

 済生会兵庫県病院は、ハイリスク妊婦やハイリスク新生児を24時間体制で受け入れる「地域周産期母子医療センター」として市内で唯一指定されている医療機関である。
 地域周産期母子医療センターは、ハイリスク妊婦やハイリスク新生児に対応し、救急患者を24時間体制で受け入れる機能を有しています。
 出生数が減少する一方、晩婚化の影響による高齢妊娠や各種合併症妊娠等リスクの高い出産が増加傾向にあり、ハイリスク妊産婦やハイリスク新生児に対する医療需要が高まっている中、済生会が運営する地域周産期母子医療センターは、周産期医療の要(かなめ)の役割を果たしています。
 本市では、市内で唯一の「地域周産期母子医療センター」機能を持つ済生会兵庫県病院に対し、令和3年度から支援制度を創設し、必要な支援を行っており、新統合病院についても、地域周産期母子医療センターを設置している済生会兵庫県病院が引き続き神戸市北神地域において運営する病院となることから、北神地域の急性期医療を将来にわたって確保するために、神戸市としても引き続き財政支援を行うべきと判断しました。

Q3.再編統合により強化される点は?

 病院を統合することで、病床の再編や診療科の再編・新設などにより、豊富な症例数を経験できる、若手医師にとって魅力ある病院となり、今まで以上にさらに優秀な専門医を確保することができ、医師数の増加が見込まれます。また、北神・三田地域での救急の地域完結率が向上するほか、災害時医療の充実や新興感染症対応の強化も図られる予定です。加えて、基本構想では、「がん」「脳卒中」「心疾患」の医療機能の強化についても取り組むこととしています。
※再編統合により強化される点(PDF:212KB)

お問い合わせ先

健康局地域医療課