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こうべキッズ百科:神戸の様子(灘区)

最終更新日:2023年11月15日

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灘区の花・マリーゴールド

灘区は、1929年(ねん)に神戸市(こうべし)に加(くわ)わりました。
南北(なんぼく)に長(なが)い形(かたち)が特徴(とくちょう)で、北(きた)には六甲山(ろっこうさん)と摩耶山(まやさん)、南(みなみ)には海(うみ)(大阪湾(おおさかわん))があります。
灘区には、東(ひがし)から順(じゅん)に石屋川(いしやがわ)・都賀川(とががわ)・西郷川(さいごうがわ)という大(おお)きな3つの川が流(なが)れています。
山(やま)と海、川など、自然(しぜん)に恵(めぐ)まれた地域(ちいき)です。

六甲山は、明治時代(めいじじだい)に、イギリス人(じん)のグルーム氏(し)らによって、開発(かいはつ)されました。
観光地(かんこうち)として知(し)られ、山上(さんじょう)には、六甲山牧場(ろっこうさんぼくじょう)・六甲山ガーデンテラス・六甲山カンツリーハウスなどがあります。
また摩耶山には、掬星台(きくせいだい)という、とてもきれいな夜景(やけい)を見(み)ることができる場所(ばしょ)があります。

灘区にあるJR六甲道(ろっこうみち)駅周辺(えきしゅうへん)は、阪神・淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい)で大(おお)きな被害(ひがい)を受(う)けました。
しかし、震災後(しんさいご)に再開発(さいかいはつ)が行(おこな)われ、商業施設(しょうぎょうしせつ)が入(はい)った大型(おおがた)のビルや、六甲道南公園(みなみこうえん)などが作(つく)られました。
六甲道南公園は、もし災害(さいがい)が起(お)こった場合(ばあい)には、一時避難(いちじひなん)場所になります。

王子(おうじ)公園周辺は、文化(ぶんか)・スポーツの中心的(ちゅうしんてき)な役目(やくめ)を果(は)たしています。
神戸文学館(ぶんがくかん)や王子動物園(どうぶつえん)・王子スタジアムがあります。

海の近(ちか)くの新在家(しんざいけ)・大石(おおいし)のあたりは、「西郷(にしごう)」とよばれる、日本酒(にほんしゅ)の生産地(せいさんち)として有名(ゆうめい)です。
この他(ほか)にも、神戸市と西宮(にしのみや)市には、5つの日本酒の生産地があり、それらをまとめて「灘五郷(なだごごう)」とよびます。

区の花(はな)はマリーゴールド、区の木(き)はさくらです。
また、区の歴史(れきし)の花として、菜(な)の花が選(えら)ばれています。

2023年10月1日現在(げんざい)の人口(じんこう)は136,029人(にん)です。